サントリーの「こだわり酒場のレモンサワーの素」を飲んだのでレビューします。
サントリーと言えばストロングゼロで有名ですが、このレモンサワーの素もスーパーでは最近よく見かけるので、売れているのでしょう。
買って飲んでみると、
…
悪くはない。
けど、ストロングゼロの方が味は上。
コスパも微妙。
でも、量や濃度を自由にカスタマイズできるのはいいですね。
詳しくは後ほど。
＜概要＞
レモンサワーの素はサントリーが製造しているリキュールです。2018年2月に全国発売開始の商品です。
スペックは以下のとおりです。
内容量：500ml
アルコール分：25%
原材料：酸味料、香料、甘味料
果汁の記載はありません。
じゃあ無果汁かというとそうではなく、レモンをまること漬け込んだ浸漬酒を使用しているので、果汁のみならず果皮の成分もお酒に溶け込んでいます。
これをソーダで割ってサワー(チューハイ)にします。
加えるソーダ水の量によってお酒の濃さを変えられるのが、缶チューハイとの大きな違いであり、この商品の最大のセールスポイントだと思われます。
おすすめの割合は1:3だそうです。
そうするとアルコール分は6.25%なので標準的な缶チューハイと同じぐらいの強さになります。
では、実際に飲んでみましょう。
＜実際に飲んでみました＞
まずはストレートで飲んでみました。
アルコール分25%ぐらいなら、普段焼酎を飲んでいる私からすればストレートでもOKのはずですが、これはレモン味が濃すぎてあまり美味くないです。なんか、甘苦酸っぱいです。
ということで、やはりソーダ水で割って飲みます。
スーパーで売ってるソーダ水の数もバカにならないほど多いですが、私は以前レビューした「ストロング・ザ・タンサン」をセレクトしました。
強炭酸で美味い炭酸水です。
www.sakeganomitai.com
概ね1:3で割ったつもりですが、適当です。
飲んでみると、確かに味のバランスが良いです。
レモンの香りはあまり強くない代わりに、味わいはしっかりです。
果皮のエキスも入っているので、若干ビターで深みのある味わいになっています。
甘味料が入っていますが、甘さは控えめな方です。また、酸味もそれほど強くはありません。
全体的に言うと、美味いことは美味いですが、ストロングゼロには及ばないかな、という評価です。ストロングゼロはレモンの香りが良いのでその差です。
ところで、この日は冷蔵庫に適当なおつまみがなかったので、それだけで飲んでます。
しかし、このお酒は甘さ控えめですし、香りもあまり強くないので、食事には合うと思います。
というか、ラベル裏に「食事にもよく合う逸品です」と書かれています。
＜価格は？入手難度は？＞
希望小売価格は650円(税抜き)です。
私は近所のスーパーで628円(税抜き)で購入しました。
スーパーで普通に売っている商品なので入手難度は易とします。
＜コスパは？＞
この商品でアルコール分9%、500mlのサワーを作ると234円＋炭酸水価格となります(希望小売価格650円で計算)。
ストロングゼロは500ml缶が150円ぐらいで売っているので、コスパを考えると普通にストロングゼロを買ったほうがいいですね。味もストロングゼロの方が上ですし。
しかし、この商品のメリットは他にあります。
まず、ストロングゼロのような缶チューハイだと基本一回開栓すると飲みきらなければなりません。
まあ、すぐ腐るようなものでもないので、翌日飲んでもいいですが、炭酸が抜けて味が落ちます。
しかし、レモンサワーの素だと飲みたい量だけ作れるので無駄がありません。
先にも書きましたが、ソーダ水の量によって濃度を変えられるのも大きなメリットです。
缶チューハイのアルコール分は3%から9%程度ですが、もっと薄いのが飲みたいとか、逆に9%じゃ足らない、という人にはおすすめできる商品ですね。
＜レモンサワーの素の特徴のまとめ＞
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