米焼酎 豊永蔵を飲んだのでレビューします。
豊永蔵は、「一九道(米焼酎)」「麦汁(麦焼酎)」の3本セットのふるさと納税(熊本県湯前町)で入手しました。 すべて酒類コンクールで一位だか金賞を受賞した銘酒らしいです。
米焼酎はあまり飲む機会がないので、今回はとりわけ最高レベルの米焼酎を飲めるのは大変嬉しいです。
<概要>
豊永蔵は熊本県にある豊永酒造が製造している米焼酎です。減圧蒸留の焼酎です。 公式サイトを見る限り、この豊永蔵がスタンダードな商品のようですが、豊永酒造では他にも「常圧豊永蔵」「有機麦豊永蔵」「麦汁」「一九道」などの焼酎を製造しています。 麦焼酎・芋焼酎も製造していますが、やはり熊本県と言えば米焼酎、豊永酒造でも米焼酎が主力のようです。
豊永蔵はロサンゼルスインターナショナルスピリッツコンペティションで2年連続金賞、2016年秋季全国酒類コンクール米焼酎部門第一位特賞受賞の商品です。 どれぐらい権威のある賞なのかは分かりませんが、なんか凄そうな響きです。少なくともモンドセレクション金賞よりはグレードが高そうです。
豊永蔵は地元の有機米を100%使用していることが特徴というかセールスポイントです。自社田や契約農家はすべてオーガニック認証を受けているそうです。米焼酎でここまで原料にこだわっている商品はほとんどないと思います。
公式サイトに記載されている豊永蔵の風味は、以下のとおりです。
まろやかさ:4
香り:3
コク:4
キレ:5
香りが控えめで、コクやキレがあるということは、クリアで味わい重視の焼酎なのかなと思わせます。
<実際に飲んでみました>
ロックがおすすめの飲み方らしいですが、まずはストレートで飲んでみました。
口に含んでまず、ほのかな甘さと香ばしさを感じました。 その後、それに米焼酎独特のスーッとした香りが鼻腔に広がります。 それに加え、若干吟醸香も感じます。
芋焼酎・麦焼酎も香りに比べるとかなり控えめで、余韻も短いです。 確かにかなりキレのいい焼酎と言えます。
全体的にざっくり言うと淡白でクリアな焼酎ですね。芋や麦より飲みやすいです。
次はロックで。 ストレートでも飲みやすいですが、ロックだと更に飲みやすいですね。 ただ、風味が少し弱くなりますし、個人的にはストレートの方が好きです。
次はお湯割り。 風味がUPしました。 上品さはなくなったかもしれませんが、そのかわり力強さが出てきました。 個人的には冷やすより温めたほうが好きですね。
<食事との相性は?>
私の好物であるカツオのたたきを肴に飲んでみました。 スッキリした焼酎ですが、さすがにストレートだと酒の風味が勝りすぎます。 ロックか水割りだとバランスが良くなります。 売れ残りの割引カツオで少々生臭かったですが、焼酎のお陰でサッパリ食べれてよかったです。
<価格は?入手難度は?>
希望小売価格は720mlで1,566円、1800mlで3,132円(税込)です。 焼酎としてはやや高めの価格ですが、質を考えると相応の価格ではないでしょうか。
一般のスーパー・リカーショップでは見たことがない商品です。 しかし、ネット通販なら普通に購入できます。 なお、ネット通販では定価で売っているところもあればそれ以上の価格をつけている店もあります。
<どんな時に飲むお酒か?>
食中酒としてもよし、食後にゆっくりとお酒だけで楽しむもよしです。 個人的には上質で淡白なお酒ですし、誰かと一緒に飲むより一人で静かに向かい合いたいお酒だと思います。
<豊永蔵の特徴のまとめ>
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