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麦焼酎壱岐のレビュー

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麦焼酎壱岐を飲んだのでレビューします。
ほとんどの麦焼酎では原料は全部麦ですが、壱岐焼酎は1/3が米で2/3が麦という特徴があります。

そのため、麦焼酎のわりに米焼酎っぽくスッキリしているのかな、と思って飲んでみると

うーん、意外に麦のパンチが強いですね。しかし、ほのかな甘味は米由来か?

続きは後ほど。

<概要>

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麦焼酎壱岐は長崎県壱岐市にある玄海酒造が製造している麦焼酎です。

壱岐焼酎を製造している蔵は7つあり、玄海酒造もその一つです。

壱岐は麦焼酎発祥の地とされており、そのブランド価値は高く、国税庁から球磨焼酎、琉球泡盛とならんで産地表示を認められています。

壱岐焼酎を名乗るには条件があります。
●原料は米と麦を1:2の割合で使用する
●水は島内のものを使用する
●ビン詰までを島内で完結させる

そうでないと、壱岐という産地表示はできないことになっています。
現実的に島外の酒造が壱岐焼酎を製造することは不可能で、壱岐焼酎は壱岐の特産品となっています。

いくつか銘柄のある壱岐焼酎ですが、今回レビューする「麦焼酎壱岐」はリカーショップではよく見かける銘柄なので、壱岐焼酎のなかではメジャーだと思います。

<実際に飲んでみました>

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まずはストレートで。
アルコール分25%ですが、そんなにきつくは感じません。
チビリと口に含むと、まずは意外にパンチのある麦の風味が口内に広がります。そのあとほんのりとした甘い風味が顔を出します。米由来でしょうか。
全体的には麦の香りが優勢ではありますが、言われてみれば、米焼酎特有のスッとした香りもなくはないです。
ただ、言われなかったら米が入っていることに気が付かないかも。
余韻は意外に短いです。香りはさっと切れます。

次はロックで。
ちょっとビターな感じになりました。
今は夏なので冷たいのが美味いです。

次は水割りで。
飲みやすいです。がぶ飲みしたいぐらいです。

最後はお湯割りです。
飲み方としてはもっともおすすめされている飲み方です。
うん、まろやかで程よく香りも立って美味いです。
ただ、今は夏なので、お湯割りはちょっと厳しいです。

基本的に、どの飲み方でも美味しく飲める焼酎だと思います。

<いいちことの違いは?>

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せっかくなので、一般的な麦焼酎と飲み比べてみました。用意したのは「いいちこ」。日本一売れてる麦焼酎なので比較としては適当かと。
なお、いいちこの原料は麦だけです。また両方共、減圧蒸留の焼酎です。

麦焼酎壱岐の方が麦の風味が強いです。いいちこは、独特のスッキリした香りが爽やかで、あまり麦の香ばしい香りは強くありません。
味わいは麦焼酎壱岐の方が複雑です。甘み、苦味が入り混じって一言で表現できません。いいちこはあまり味わいはなく、香りを楽しみお酒だと思います。

まあ、ぜんぜん違う焼酎ですね。比較するのも間違いだったかもしれません。。

<価格は?入手難度は?>

私は900mlの商品を997円(税込み)で購入しました。いいちこの900mlとほぼ同価格です。麦焼酎としては比較的安価だと思います。
入手難度ですが、リカーショップではよく見かけるものの、普通のスーパーでは見かけない商品なので、普通とします。

<どんなときに飲むお酒か?>

比較的安価ですし、普段飲みに使えるお酒です。風味が複雑なお酒なので、飽きが来ないです。

<麦焼酎壱岐の特徴のまとめ>

●麦の香りと米の甘みが特徴
●コスパ良好
●入手難度:普通


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