赤霧島を飲んだのでレビューします。
と言っても、もう何度も飲んでいるのでレビューと言っても今更感はありますが、それでも赤霧島は焼酎好きなら絶対に語っておかなければならないお酒です。
超人気焼酎なので他に大勢の人がレビューしていると思いますが、それでも自分なりに書きたいと思います。
<赤霧島の概要>
まず赤霧島の概要ですが、宮崎県霧島酒造の商品です。
霧島酒造は2012年から焼酎売上高日本一となっているメーカーです。
(なお、2016年の2位は「いいちこ」で有名な三和酒類です)
主力商品は赤霧島の他、黒霧島、白霧島、などです。
Amazonの芋焼酎売れ筋ランキングNo.1は赤霧島1800mlでNo.2が赤霧島900mlです(2017年11月現在)。
まさに圧倒的人気、赤霧島は芋焼酎界のKing of Kings といっていい存在です。
価格は1800mlで2300円(税込み)ほどです。
黒霧島が1700円(税込み)ほどなので、それに比べるとちょっと高いですが、芋焼酎全体の中では際立って高額ではないです。
むしろ、品質から考えると安いと思います。でないと売れ筋No.1,No.2独占とかありえないです。
さて、肝心の味ですが、黒霧島に比べると飲みくちスッキリです。芋焼酎の中ではライトな方だと思います。
香りは強いのですが、グワッと重い香りではなく、軽やかで華やかです。飲んだあともしばらく鼻腔に香りが残るのが心地よいです。
飲み方ですが、私は常温で水割りで飲むのが好きです。
お湯割りで飲む人も多いと思いますが、常温でも十分に香りは立ってます。
あまり温めると香りがくどくなります。
でもこれは好みの問題ですね。
赤霧島は飲みやすいので、焼酎初心者にもオススメできます。
芋焼酎は臭い、エグい、という先入観のある人も、赤霧島を飲めば、「へー、結構飲みやすいんだ」と思うはずです。
(それでも臭い、エグいと感じるなら、水割りの水を増やしたり、氷を入れて冷やすとよいでしょう)
<赤霧島の飲み方>
様々な飲み方で飲んでみた感想です。
ストレート→アルコールの棘で舌がヒリヒリします。
ロック→ストレートに比べると断然飲みやすいですし、赤霧島特有の芳香もよく感じられます
水割り→飲みやすいです。薄めすぎなければ香りもよく感じられます
水割り(氷なし)→個人的にはベストな飲み方です。氷はいらん。
お湯割り→赤霧島特有の芳香が引き立ちます。
ストレートをレンジでチン→アルコールが揮発しすぎて目と鼻が痛いです。飲めたもんじゃないです。
<赤霧島と黒霧島の違い>
ところで、赤霧島と黒霧島の違いですが、単にラベルの色の違いではなく原料から違います。
味も香りも全く違うので、名前は似てても全く別の焼酎と思ったほうがいいです。
赤霧島
原材料:紫芋(ムラサキマサリ、希少)
赤の由来:ムラサキマサリのポリフェノールが麹と反応してもろみが赤くなることから。
味・香り:飲みくちスッキリ、香り華やか。
黒霧島
原材料:黄金千貫(芋焼酎ではよく使われる芋)
黒の由来:黒麹を使っていることから。
味・香り:飲みくちしっかり、香りは重厚。
黒霧島の他にも黒麹を使用している焼酎は多数ありますが、味・香りは似たような感じになります。
個人的には赤霧島などに使われている白麹の焼酎の方がスッキリしていて私は好きです。
<赤霧島は希少品か?ギフトには?>
そんな赤霧島ですが、年2回(3月、10月)の限定出荷商品です。
十分な供給体制が整ったことにより、2018年10月より通年販売となりました。また、黒霧島同様、紙パック商品も出されることになりました。
いつもスーパー・コンビニに置いてある黒霧島と違って、赤霧島は出回る時期が短いので、いつも手軽に購入できるわけではありません。
とは言え、幻の酒というレベルではないので、出荷時期以外でもリカーショップで探せば見つかると思います。Amazonなら1年中売ってますし、焼酎の中では入手しやすい部類に入ると思います。
(いまでこそ探せば見つかると言えますが、赤霧島が登場した2003年頃は、原材料の確保も厳しく生産量が少なかったため、今より入手が難しかったようです。)
赤霧島は高級焼酎というイメージがあるのかギフトとしても人気があります。
実際、私は何度も赤霧島をもらっています(厳密に言うと、父親が貰った赤霧島を分けてもらってます)。
しかし、高級というイメージの割に、実はそんなに高額ではありませんし、ギフトとしてもコスパはいいと思います。
自分で飲むにせよ、人にあげるにせよ、赤霧島ほどオススメできる芋焼酎はありません。
自分の中では最高評価の芋焼酎です。
<赤霧島のまとめ>
●人気No.1芋焼酎
●香り華やか、飲み軽やか。
●焼酎初心者にもおすすめ
●コスパ良好
●ギフトにも良い
●入手難度:易
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