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高清水特別本醸造の感想と評価

高清水特撰特別本醸造 1800ml [秋田県/甘口]

※高清水特別本醸造の概説・評価は体験談の後にまとめています。

秋田の代表的なお酒(20代/男性)

私は、今は神奈川県在住ですが、元々は秋田県出身でした。秋田県は全国の中でも特にお酒の消費量が多く、日本酒の消費量は全国第二位でした。

 その為、近所の人から日本酒をもらうこともしばしばありました。その中でも特によく頂いたのが「高清水」という銘柄の特別本醸造酒です。

元々、私はそこまで辛党ではなく専らビールばかりを飲んでいました。しかし、私が大学四年生時の冬休みに秋田の実家に帰省した際、近所の母親の友人から高清水の一升瓶を10本ほど頂いたことがありました。

家族の中に、日本酒を飲むものがいなかったので、私が少しづつ飲むことにしました。実際飲んでみて私は、このお酒は、昔からある日本酒独特のえぐみや渋みがなく、すっきりとした味わいで、普段あまり日本酒を飲まない人にもお勧めできそうなお酒だと思いました。香りも、お米の上品な臭いで個人的には気に入りました。薄味でごくごく飲めます。

 私は、はじめこそ慣れませんでしたが、秋田の厳しい冬に飲むお酒のおいしさが次第に理解できるようになり、この銘柄が気に入るようになっていきました。そして、居酒屋や友達の家でお酒を飲む時も、積極的に高清水を注文したり持って行ったりしました。ただ、全ての友人に受けが良かった訳ではなく、日本酒通の友人にはこの高清水は合わないらしく、「薄味過ぎだし、旨みが足りない」と言われました。このことから、高清水が普段あまり日本酒を飲まない人に向いていて、日常的に飲んでいる人には物足りない味である事を再認識しました。

 また、後日値段をネットで調べると、だいたい2300円程度と、特別本醸造にしてはかなりリーズナブルな値段であることが分かりました。そして、これなら、一般家庭で普段の晩酌として飲むお酒や料理の隠し味としての利用もピッタリだと思いました。

 私は、今でもたまにこの高清水を買って飲んでいます。やはり、水と米が旨い地方はお酒がおいしくなるのか、他の地方の銘柄のお酒を飲んでから、秋田のお酒を飲むと、その旨みと香りの良さに改めて感心させられます。まだ高清水を飲んだことのない方には、秋田名物の燻りガッコやハタハタと一緒に一度飲んでいただきたいです。

<概説・評価>

「高清水特別本醸造」は秋田県の秋田酒類製造が製造している日本酒です。米処・秋田のお米を使用した秋田を代表する地酒です。
高清水には、他にもワンカップや紙パックの普通酒や、大吟醸の商品もあります。

※原材料:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:60%
日本酒度:+2
酸度:1.4

味は辛口でもなく甘口でもない、淡麗でも芳醇でもない中間ぐらいのお酒です。
ただ、現在では日本酒全体では辛口の酒が多いので、甘く感じるかもしれません。
良いお酒でありますが、ランク的にはどちらかと言えば普段飲みのお酒です。

<価格は?入手難度は?>

価格はメーカー公式サイトによると1.8L 2300円(税抜き)です。
安酒ではありませんが、比較的買いやすい値段です。

ギフトにするにも手頃な値段ですし良いと思います。
ただ、ギフトに考えている場合は上位商品である大吟醸も検討してみましょう。

高清水はスーパーでも売っていることのある、比較的入手しやすいお酒です。
当然ネットでも販売されています。

<高清水特別本醸造の特徴のまとめ>

●辛口でも甘口でもない中間の味
●値段的にも普段飲みの酒
●ギフトにするなら吟醸など上位商品のほうがよいかも
●入手難度:普通

 

高清水特撰特別本醸造 1800ml [秋田県/甘口]
 

 

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