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奥出雲 純米大吟醸の感想と評価

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※奥出雲 純米大吟醸の概説・評価は体験談の後にまとめています。

マイナーなおいしい酒を見つけた時の喜び(30代/男性)

奥出雲酒造の「奥出雲 純米大吟醸」を会社の取引先さんからお土産に頂いて家で飲みました。
あまり奥出雲のお酒なんて有名でもないし小さな酒造が作っていると聞いていたので全く期待していませんでした。
酒が好きということでわざわざお土産に頂いたので、飲んでみて感想をお知らせしたほうが良いのかと思っていましたが得体のしれない土地のお酒で大した有名でもないので飲む気が起らずついつい半年ほど経過させてしまいました。
買い置きのお気に入りのお酒が切れたので重い腰を上げて全く期待せずに飲むことにしました。

しかし飲んでみるとすっきりした味わいなのにもかかわらず、かなりの甘みがあって非常においしかったですし、飲みやすかったので結構何杯もお代わりをしてしまい後から一気に酔いが来るので飲みすぎ注意です。ジュースと勘違いするぐらいの甘さがあった気がします。

また、良いお酒というのは次の日に残って悪酔いもしないため次の日もすっきり爽快で目覚めることができましたし、非常に心地よく酔えたと思うお酒に出会いました。

こんな気持ちいいのは初めての経験だったので教えてくれた取引先の方にも非常においしかったですと連絡をし、感謝もしましたし、またお酒というのは決して産地や銘柄のネームバリューだけではないのだなとわかって自分だけのお気に入りの銘柄を増やしたことができて非常にうれしかったです。

しかし、取り寄せるには少し割高なため常飲できないのが残念なので個人的には年末年始や特別な時に取り寄せて飲もうと思っておりますし、今まで存在を知らなかった自分が言うのもなんですがもう少しネームバリューをつけて色々な場所で売ってくれるようになればうれしいのになと思っているぐらいですが手に入りずらくなると残念なので微妙な気持ちです。

おいしいお酒を発見した喜びで周りに広めたい一方で、周りがこぞって買いだすと自分が手に入りづらくなるんじゃないかと恐怖しておりますので精々仲のいい酒仲間にとっておきの酒があるということで広めるようにしています。
仲間たちも産地と銘柄を聞いて本当においしいのかと怪しんで口をつけて飲んでみた後の反応が自分と同じで非常に面白くもあるので、今では反応を見たいがために広めてるような飲み方をしています。

<概説・評価>

「奥出雲 純米大吟醸」は島根県の奥出雲酒造が製造している日本酒です。
奥出雲には純米大吟醸の他、純米吟醸、純米がありますが、当然純米大吟醸がブランドの最高峰です。

※原材料:米、米麹
精米歩合:40%

幻の酒米と言われる「改良八反流」を使用していることが特徴です。
八反流は美味しい酒が作れるものの、栽培しにくいため一度は栽培する人がいなくなりました。
しかし、平成7年に改良八反流が復活しました。
他県のお酒でこの改良八反流を使っている商品は見たことがありません。
なので、奥出雲は原料の面から大変特徴のあるお酒と言えます。

<価格は?入手難度は?>

公式サイトでは希望小売価格は1.8L 8000円(税抜き)です。
日本酒としては超高額、あの久保田萬寿とほぼ同じぐらいの価格です。

ただ、知名度は高くありません。知る人ぞ知るという日本酒です。

超高級日本酒なので、ギフトにも向いています。日本酒好きでも知らない人が多いお酒なので、そういう人に送れば喜んでくれるでしょう。

奥出雲 純米大吟醸はスーパーや、そこらのリカーショップではまず見かけません。
なんと日本最大のリカーショップとも言えるAmazonでも取扱がありません。
極めてレアな日本酒です。

<奥出雲 純米大吟醸の特徴のまとめ>

●知られざるな超高級日本酒
●ギフトにもいい。日本酒好きでも知らない人が多いので喜ばれるはず。
●入手難度:難

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