おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

麒麟麦焼酎ピュアブルーのレビュー

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麒麟麦焼酎ピュアブルー(Pure Blue)を飲んだのでレビューします。
青いボトルのお酒ってなぜか美味そうに見えますよね?
そんな感じで雰囲気で買ってみました。

飲んでみると、

確かにピュア。すっきり系麦焼酎の極み。ストレートでも普通に飲めます。

続きは後ほど。

<概要>

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麒麟麦焼酎ピュアブルーはメルシャンが製造している麦焼酎です。
なお、メルシャンはキリンの子会社です。
焼酎乙類はその土地の原料と水を使い、熟練の職人によって造られていることが多いですが、ピュアブルーは麦の産地でもない神奈川県の工場で生産されています。
土地と人の香りのしない工業製品、という感じですが、一方で都会的な感じもします。

公式サイトを見る限り、ピュアブルーの特徴は以下の通りです。
●低温発酵
●ピュアな美味しさを取り出す独自の蒸留法
●熟成
●純水仕上げ

原酒を純水で割っている焼酎って珍しいんじゃないでしょうか。
純水はミネラルをほとんど含まないので味がありません。
確かにピュアな味を求めるなら純水を使うのはありですね。

では、実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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まずはストレートで。
…。本当にピュア。ストレートでも引っかかるところがなく、するっと飲めます。
香りはいいちこ系。いいちこに似ていますが、いいちこより弱いです。当然、麦っぽい香ばしさは全然ありません。

次はロック。
ちょっと甘みが前に出てきました。
美味し。

次は水割り。
のんびりリラックスして飲むなら、やはり水割りですね。
しかし、あまり水の分量を多くすると香りを感じなくなるので、水は少なめにしておいた方が良いでしょう。

最後はレンジでチン。
苦みが出てきました。温めるのはおすすめしません。

それにしても、これほど飲みやすい麦焼酎は初めてです。
ストレートでも普通に飲めます。とてもアルコール分25%のお酒とは思えません。
焼酎初心者の人にはおすすめです。

ただ、よく言えば飲みやすい、クセのない焼酎ですが、悪く言えば香りが薄く個性も目立ちません。
神奈川県の工場で生産されているだけあって、いかにも都会的な焼酎だと思いました。

なお、ピュアブルーは個人的には好きな方です。

<価格は?入手難度は?>

700ml瓶で税込み1,004円で購入しました。
正直、ちょっと高いかな、と思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします。

<麒麟麦焼酎ピュアブルーの特徴のまとめ>

●ストレートでも普通に飲める
●すっきり系麦焼酎の極み。初心者にもおすすめ。
●入手難度:易

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東光純米吟醸原酒のレビュー

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東光純米吟醸原酒を飲んだのでレビューします。
購入したのはスーパーで何度も見かけたからです。そろそろ無視するのも何なので買ってみました。

原酒と言うからにはキツいのだろうか、でもアルコール分16度は普通だし。
いろいろ考えながら飲んでみると、

アルコールはキツくないけど、味が濃い。こんな濃い酒、珍しい。

続きは後ほど。

<概要>

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東光純米吟醸原酒は山形県にある小嶋総本店が製造している日本酒です。
小嶋総本店は1597年創業という非常に伝統のある酒蔵です。

東光ブランドの商品は純米、吟醸、純米吟醸、大吟醸など多くのラインナップがありますが、最も人気なのは今回レビューする東光純米吟醸原酒のようです。
公式サイトにはこうあります。

熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香りと甘味とともに、旨味のボリューム感が感じられます。原酒ながらアルコール度数が16度であるため、満足感とともに疲れにくい仕上がりです。コストパフォーマンスが良く、東光の中でも抜群の人気を誇ります。

スペックは以下の通りです。
原材料:米(山形県産)、米こうじ
アルコール分:16度
精米歩合:55%
日本酒度:-4

原酒といいますが、アルコール分は普通の日本酒レベルです。
日本酒度はマイナスと、最近では珍しい甘口のお酒のようです。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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冬場の常温(多分10℃ちょっと)で飲みました。

色はほぼ無色。
香りはフルーティー。
爽やかというよりはよく熟れた果実のような濃密な香りです。

飲んでみると、濃い!
まずは甘さ。さすが日本酒度がマイナスなだけあって甘口です。
ただ、甘みより旨みのインパクトの方が大きいです。米の旨みがどっしり来ます。純米でもここまで重いのはあまりないと思います。
飲み干すと、ほんのりした酸味が口に残ります。これがいいアクセントになっています。
味が濃い分、後味は長い方。キレはあまりよくないですね。

香りも熟れたマンゴーみたいで濃厚。

味も香りも重量級、飲みにくいとはまでいいませんが、気軽に気晴らしで飲めるお酒じゃないかも。
個性がかなり強く、類似のお酒が思い浮かびません。
既存の日本酒に飽きた人にはおすすめできます。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は720mlで1,200円、1.8Lで2,400円(税別)です。
個人的に、この品質であれば高くはないと思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします(地域や時期にもよるかもしれませんが)。

<東光純米吟醸原酒の特徴のまとめ>

●味わいも香りも非常に濃い
●原酒であるがアルコール分は普通レベル
●入手難度:易

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白雪淡麗辛口STRONGのレビュー

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白雪淡麗辛口STRONGを飲んだのでレビューします。
購入した理由ですが、ワンカップサイズなので味見するにはちょうどいいと思ったからです。
味にはそれほど期待はしていませんが、良い意味で裏切ってほしいとは思っていました。

飲んでみると、

まあ、悪くない。
というか、悪い部分がない。
しかし、ストロングかというと…。

続きは後ほど。

<概要>

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白雪淡麗辛口STRONGは兵庫県にある小西酒造が製造している日本酒です。2018年6月発売開始。

アルコール分は16%。
日本酒としては普通だと思うので、ストロングというほどストロングではない気がします。

まあ、廉価なパック酒だとアルコール分13%ぐらいが普通なのでそれに比べるとストロングと言えなくもないです。

スペックは以下の通りです。

原材料:米、米こうじ、醸造アルコール
アルコール分:16%
日本酒度:+2

糖類や酸味料を使っていないのは好印象です。
日本酒度は+2なので、やや甘口なんじゃないかと思います。
淡麗辛口と銘打っていますが、さて…。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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室温で飲んでみました。
蓋を開けると…、色は黄色っぽいです。
香りはあまり感じません。

飲んでみると、ふむ、淡麗と書いてありますが、やや芳醇系じゃないかと感じました。黄色っぽいお酒って大体そんな感じですよね。
辛口とは思いませんが、それほど甘くもありません。旨みはやや強いか。淡麗辛口ではなく中口芳醇あるいか旨口のお酒に感じます。

全体的に味わいはやや濃いお酒です。そのせいか、アルコール分の高さはあまり感じません。
従来のパック酒に比べると飲みごたえはあるので、まあ印象的には一応ストロングと言ってもいいかな、と思います。

その一方で、キレはいいです。食中酒としても使えそうです。

凄く美味い、というお酒ではないですが、特に欠点も見当たりません。
値段を考えるとよく出来たお酒だと思います。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は180mlのカップで170円、1.8Lパックで1,080円(税別)です。
しかし、実際はこの価格より安売りされています。
品質から考えるとコスパの良いお酒だと思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします。

<白雪淡麗辛口STRONGの特徴のまとめ>

●アルコール分16%のストロング系日本酒
●味わいは比較的濃く、飲みごたえがある。
●欠点らしい欠点は見当たらない出来の良いお酒。
●入手難度:易

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浪花正宗特別純米酒のレビュー

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浪花正宗特別純米酒を飲んだのでレビューします。
地元大阪のお酒ですが、初めて見たので購入してみました。

飲んでみると、

甘み、旨み、酸味が調和して美味い。
これまで飲んだ純米系のお酒でもトップクラスの美味さかも。

続きは後ほど。

<概要>

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浪花正宗特別純米酒は大阪府阪南市にある浪花酒造が製造している日本酒です。
創業300年を誇る大阪で最も古い酒蔵です。

しかし、調べてみると2013年にラベル不正表示が発覚した黒い過去がありました…。
ja.wikipedia.org

うーん、そりゃだめでしょう。自社だけでなく日本酒業界全体の信用が下がります。
とはいえ、昔のことなので今は反省して正直に酒造りをやってると信じるしかありません。

浪花正宗特別純米酒のスペックは以下の通りです。

原材料:米、米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分:16-17度

なにげにアルコール分は高く、ストロング系と言えるかもしれません。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは室温(10度ぐらい)で飲んでみました。
色は黄色っぽいです。
香りは甘く、極わずかですが吟醸香を感じました。
口に含むと、純米酒らしくずっしりきます。味わいは甘みが優勢ですが、旨みも感じます。
キレはいいです。味わいは濃いめですが、すっと消えます。

次は温めて飲みました。
うんうん、やっぱり純米系は温めて飲むに限ります。
甘み、旨み、それに酸味が調和して美味いです。
味わいは濃いですが棘がなく、すいすい飲めます。

これはおすすめ。過去の不祥事ももういいや、と思いました。

<価格は?入手難度は?>

私は300mlの商品を370円(税抜き)で購入しました。
特別純米酒としては標準的な価格だと思います。
他に720mlの商品もあります。

浪花酒造のお酒は基本的に大阪府の一部のお店にしか置いてありません。
しかし、通販なら購入できるので入手難度は普通とします。

浪速正宗 特別純米 720ml ×12本

浪速正宗 特別純米 720ml ×12本

<浪花正宗特別純米酒の特徴のまとめ>

●甘み、旨み、酸味が調和して美味い
●過去の不祥事はもう許そう
●入手難度:易

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月桂冠糖質ゼロのレビュー

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月桂冠糖質ゼロを飲んだのでレビューします。
前回、菊正宗の「香りたつ、糖質70%オフ」を飲んで、糖質オフ日本酒に興味を持ちました。
なので、この分野で一番売れているという月桂冠糖質ゼロも飲んでみたく購入しました。

飲んでみると、

これまたクリアでドライ。
良くも悪くも日本酒らしくないけど、これはこれであり。
飲みやすいのでついつい飲み過ぎ、翌日はちょっと気分が悪かったです。。

続きは後ほど。

<概要>

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月桂冠糖質ゼロは月桂冠が製造している日本酒です。
日本初の糖質ゼロ日本酒として2018年に発売開始となり、現在では糖質オフ日本酒シェアNo.1商品となっています。

スペックは以下の通りです。
原材料:米、米こうじ、醸造アルコール
日本酒度:+22
アルコール分:13-14度

酸味料などの添加物が入っていないので、上撰クラスの日本酒と言えるかもしれません。
日本酒度は驚異の+22。普通は+6ぐらいあれば十分辛口と言われ、+22の超辛のお酒は滅多にありません。

では、実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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常温で飲みました。
香りはあまり感じません。
口に含むと、日本酒っぽい風味を感じますが、飲み込むと一瞬で消えます。超キレ味です。
菊正宗の「香りたつ、糖質70%オフ」は吟醸香がしましたが、月桂冠糖質ゼロは普通の日本酒の香りです。
超辛口ですが、特に刺激は強くなく、むしろクリアで飲みやすいです。

飲みやすすぎて、翌日確認すると900mlパックの8割ぐらい(4合相当)を飲んでしまってました。
飲んでいる時はそれほどペースが上がっているとは思わなかったのでびっくりでした。

正直、味だけなら「香りたつ、糖質70%オフ」の方が上ですが、クリアさ、飲みやすさは月桂冠糖質ゼロの方が上です。

味わいに関しては、かなりあっさりなので物足りないという人もいるかと思いますが、個人的には悪くないと思います。
なお、公式サイトではライムやレモンを搾った飲み方も紹介されています。
www.gekkeikan.co.jp

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は900mlで716円、1800mlで1,396円です。実際はそれより安売りされています。
大衆酒としては標準的な値段と思います。
入手難度ですが、ほとんどどこのスーパーでも売っているので易とします。

<月桂冠糖質ゼロの特徴のまとめ>

●日本初の糖質ゼロ日本酒
●クリアでドライ。物足りない気もするが飲みやすい。
●入手難度:易

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菊正宗 香りたつ、糖質70%オフのレビュー

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菊正宗「香りたつ、糖質70%オフ」を飲んだのでレビューします。
購入した理由はスーパーの酒コーナーにおいて、シンプル過ぎるパッケージが異彩を放っていたからです。
白のパッケージに文字だけ、絵柄なしというお酒を他に知りません。
売りは糖質70%オフですが、個人的には糖質はあまり気にしていないので、味だけを評価したいと思います。
飲んでみると、

一瞬大吟醸。
そしてすぐ消える。
キレがいいっていうレベルじゃなくて、後味が存在しない?
パッケージだけではなく、極めて異端な日本酒。
つづきは後ほど。

<概要>

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香りたつ、糖質70%オフは菊正宗が製造している日本酒です。2018年9月発売開始。
「香りたつ、糖質70%オフ」は商品の説明ですが、このお酒の名称です。文章が名前って、最近のライトノベルみたいですね。

糖質オフの日本酒って新しくて珍しいのかと思いきや、10年以上前から大関、月桂冠、白鶴など大手酒造メーカーが競うように出しており、今はそれほど珍しくはないようです。
香りたつ、糖質70%オフは「おいしい糖質オフ」を目指しているそうです。
今回、私は初めて糖質オフ日本酒を飲みますが、ネットで調べると糖質オフ日本酒はあっさりしすぎて物足りないという意見が多いです。つまり健康はともかく美味しくないと。
そこに挑戦したのが香りたつ、糖質70%オフという流れになるでしょう。
パックの裏にはこう説明があります。

これまでになかった、新しい糖質オフが誕生しました。その秘密は、大吟醸酒にも匹敵する芳醇な「香り」。これが低糖質酒に不足しがちな「甘み」と「旨み」の味覚感度を引き上げる、満足感を味わうことが出来るのです。新しい時代の定番酒をぜひお試し下さい。

そして、公式サイトには旨みと香りにおいて、他社製品との比較データが掲載されています。
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香りたつ、糖質70%オフ ブランドサイト|菊正宗~生酛(生もと)で辛口はうまくなる。~

なるほど。大吟醸に匹敵するとは楽しみですね。

香りたつ、糖質70%オフのスペックは以下の通りです。
原材料:米、米麹、醸造アルコール
アルコール分:14%-15%
日本酒度:+20

普通の日本酒だと滅多に見られないほど超辛口。
ただ、糖質オフ日本酒だと他社製品もこんなものです。
酸味料などの添加物が入っていないのは高評価です。

では飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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常温で飲みました。
一口含むと、確かに大吟醸っぽい香りを感じます。
旨みはあまり感じません。甘さもないです。極めてあっさりです。
飲み干すとすぐに香りは消えます。キレがいいというレベルじゃないです。水みたいにすっきりです。

アルコール分は標準的な日本酒レベルですが、軽く感じるためぐいぐい飲めます。
良くも悪くも日本酒らしくないので、日本酒が苦手な人でも飲めるかもしれません。

それにしても、こういう日本酒は初めて飲みました。他の日本酒とは違いすぎます。
個人的に、甘い日本酒はあまり好きではないので、こういうドライな日本酒は好みです。
また、確かに香りは大吟醸っぽく、お得感はあります。

味わいはあまり感じないので、そこは物足りなく感じる部分はありますが、飲みやすいというプラス面もあります。

総合的にはこの日本酒は出来が良いと思います。
最高に美味い、とは言いませんが、私の事前の期待は超えました。
大吟醸みたいで、しかも超あっさりという、面白い日本酒だと思います。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は900mlで748円、1800mlで1,480円です。
大衆酒としては標準的な値段と思います。
入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします。

<香りたつ、糖質70%オフの特徴のまとめ>

●香りは大吟醸
●味わいはあまりない。物足りない気もするが飲みやすい。
●入手難度:易

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よろしく千萬あるべし焼酎ハイボールのレビュー

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よろしく千萬あるべし焼酎ハイボール(柚子レモン・ドライレモン)を飲んだのでレビューします。
アルコール分12%!缶チューハイではサンガリアのスーパーストロング12と並んで一番だと思います。
スーパーストロング12は平凡な味わいでしたが、よろしく千萬あるべしはどうか?

飲んでみると、

濃い!アルコールも味わいも、こんな濃い缶チューハイは飲んだことがないです。
これは異色。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、平凡でないことは確かです。

なお、ドライレモンの方はアルコール分8%とれっきとしたストロング系なのですが、こっちはすっきりです。

続きは後ほど。

参考
www.sakeganomitai.com

<概要>

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よろしく千萬あるべし焼酎ハイボールは栃木県のアシードブリューが製造し、新潟県の八海醸造が販売している缶チューハイです。

八海醸造は銘酒「八海山」で有名で、日本酒のメーカーとして認知度が高いですが、焼酎も造っています。
それが黄麹の米焼酎「よろしく千萬あるべし」です。
このよろしく千萬あるべしをカクテルベースとして使用した缶チューハイが「よろしく千萬あるべし焼酎ハイボール」です。
さすがに缶チューハイを製造する設備はないようで、OEM製造しています。

よろしく千萬あるべし焼酎ハイボールには2種類あります。
それぞれのスペックは以下の通りです。

よろしく千萬あるべし焼酎ハイボール 柚子レモン
原材料:米焼酎、レモン果汁、果糖ぶどう糖液糖、はちみつ、ゆず果汁、炭酸、酸味料、香料
アルコール分:12%

よろしく千萬あるべし焼酎ハイボール ドライレモン
原材料:米焼酎、レモン果汁、炭酸、酸味料、香料
アルコール分:8%

柚子レモンの方は、アルコール分12%に目が行きますが、その前にカクテルベースに米焼酎を使用している缶チューハイは珍しい、というか、私の知る限り唯一です。

ドライレモンの方は柚子レモンのインパクトの前に印象が薄くなりますが、個人的には甘いチューハイよりドライな方が好きなので期待はしています。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは柚子レモンから。
うん、やはりガツンときます。
アルコール12%は伊達じゃないです。さらに味わいも濃い。
これは飲みごたえがあるというレベルじゃないです。チューハイの枠を超えて別の飲み物になってます。
味そのものはレモンとゆずの香りはさわやかですし、はちみつのやわらかい甘みも良い感じです。しかし、重い。
これは好き嫌いが分かれそう。
しかし、他に類を見ない商品であり、缶チューハイファンなら一度は飲んでみるべきだと思います。

次はドライレモン。
こちらもアルコール分8%と堂々のストロング系なのですが、柚子レモンの後に飲むと単なるレモン水に感じます。爽やかです。
重さは全くなく、スイスイ飲めます。
こちらは原材料がシンプルなので、米焼酎の風味も楽しめます。
缶チューハイとしての完成度はこちらの方が高いと感じました。

<価格は?入手難度は?>
柚子レモンは228円、ドライレモンは185円(税抜き)で購入しました。
缶チューハイとしては高めの値段ですが、飲む価値はあります。

入手難度ですが、私は行きつけの酒屋で購入しましたが、そこ以外で売っている店を知りません。
ということで、入手難度はやや難とします。

<よろしく千萬あるべし焼酎ハイボールの特徴のまとめ>

●柚子レモンはとにかく濃い、味もアルコールも超ストロング。
●ドライレモンは爽やか。米焼酎の風味も生きている。
●入手難度:やや難

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