おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

ごま祥酎紅乙女のレビュー

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ごま祥酎紅乙女を飲んだのでレビューします。
ちょっと変わった焼酎が飲んでみたくて買ってみました。
ごま焼酎は珍しいですが、この紅乙女はスーパーではよく見かける商品なので、ファンも一定数いるのでしょう。

飲んでみると、

確かにごまの風味がします。
しかし、オイリーってわけじゃなくてすっきりしています。
美味いです。ごま好きの人ならきっと気に入ると思います。

続きは後ほど

<概要>

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ごま祥酎紅乙女は福岡県の紅乙女酒造が製造しているごま焼酎です。

なお、紅乙女酒造では、焼酎を「祥酎」と呼んでいます。
嬉しいときやおめでたいときに飲んでもらいたい酒だから、「おめでたいしるし」という意味の「祥」という字をあてています。
しかし、「祥酎」は造語であり、焼酎は焼酎です。

紅乙女にはいくつかのラインナップがあり、この「ごま祥酎紅乙女」は一番ランクの低いスタンダートな商品です。

原材料は麦、麦麹、ごま(10%以上)です。
ごまだけでできているお酒ではなく、ベースは麦焼酎で、それにごまを加えたお酒と言えます。

では実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました!>

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まずはストレートで。
ほのかに甘い味わいがあります。
風味はごまそのものですが、軽やかです。私はごまは好きな方なので、この焼酎も好みですね。

麦焼酎の味はしませんが、麦焼酎のようにすっきりした味わいです。
ごまが原料なので、ごま油っぽいのかな、と思っていましたが、そうでもないです。多少は入っているでしょうが、飲んでみた限りオイリーという感じはなかったです。
好き嫌いはあるかもしれませんが、ごま焼酎は焼酎の中でも飲みやすい部類に入ると思います。
あまり焼酎が好きではない人も、麦・芋焼酎と全く風味が異なるごま焼酎なら気に入るかもしれません。

次はロックで。
さらにすっきりしますが、ごまの風味は弱くなりません。ロックでもOKです。

次は水割りで。
ごまの風味が強いので多少水で薄めても十分美味しいです。
なお、水割りは公式サイトでもおすすめの飲み方です。

最後はレンジで温めました。
んっ、苦い。不味くはないですが、温めると飲みづらいです。

実際に飲んでみると、やはり水割りが一番良い飲み方だと感じました。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は720mlが952円、900mlが1,107円、1800mlが2,178円(税抜き)です。
麦・芋焼酎に比べると少し高いですが、珍しいごま焼酎ですし、割高とは思いません。

「ごま祥酎紅乙女」はスーパーでもよく見かける商品なので入手難度は易とします。

<ごま祥酎紅乙女の特徴のまとめ>

●めずらしいごま焼酎
●ごまの風味豊かだが飲みやすい
●入手難度:易

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萩の露純米のレビュー

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萩の露純米まごごろを飲んだのでレビューします。

萩の露は滋賀県に仕事で行ったときに購入しました。

現地において職場の仲間と飲み会がありました。
飲み物は持参だったので、売店で購入したのがこの萩の露。

若手中心、20人ぐらい参加した飲み会だったのですが、日本酒をチョイスしたのは私一人で、他の人はビールか缶チューハイのどちらかでした。
分かっていましたが日本酒って若者に人気ないですね、日本酒業界の行く末が心配です。

なお、現地では半分飲んで、半分を持って帰って飲みました。

常温だと、まあ、普通の純米酒ですね。
しかし、温めると、おお、これは美味い。

続きは後ほど。

<概要>

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萩の露純米まごごろは滋賀県高島市にある福井弥平商店が製造している日本酒です。
萩の露には純米酒だけでなく普通酒から大吟醸まで幅広いラインナップがそろっています。
なお、高島市は滋賀県の北西部に位置し、萩の露も滋賀県西部を中心に地元の人に親しまれている地酒だそうです。

萩の露純米まごごろのスペックは以下の通りです。
原材料:米、米麹(吟吹雪)
精米歩合:70%
アルコール分:15%

原材料に吟吹雪という酒造好適米を使用していることが特徴的です。
吟吹雪は山田錦系で、滋賀県でのみ生産されている珍しい酒米です。

なお、「燗酒コンテスト2016」最高金賞受賞とあるので基本温めて飲むお酒のようです。

公式サイトによればのみ方は、
冷酒○ 常温◎ 燗酒◎
となっています。

<実際に飲んでみました>

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飲み会ではおそらく15℃ぐらいの温度で飲んだのですが(レンジとかはない)、まあ、普通の日本酒かな、と。
吟醸酒ではないので、香りは控えめ、味わいは比較的どっしりですが、キレはよく、飲みやすかったです。
(ただ、飲み会だったのであまり酒を味わうという意識はなかったです)

家に帰って温めて飲んでみると、印象が変わりました。

旨みと酸味が増して、美味さ倍増、しかし、キレがいいのは変わらずです。
味わいは急に来て、急に消える感じ、結構面白いです。

なるほど、燗酒コンテスト最高金賞もなっとくの味わいでした。

<価格は?入手難度は?>

価格は720mlで1,058円、1800mlで2,307円(税込み)です。
純米酒としては平均的価格かと思います。

滋賀県内ではメジャーな日本酒かもしれませんが、大阪では見たことがありません。
アマゾンでも他の萩の露はあるのですが、純米まごごろは見当たりません。

よって、入手難度は難とします。

<萩の露純米まごごろの特徴のまとめ>

●滋賀県で愛される地酒
●熱燗が美味い
●入手難度:難

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開栓して1年経った日本酒(獺祭)は劣化していました…

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高い酒って一気に飲んでしまうのがもったいなくないですか?

私は貧乏酒飲みなので、高い酒は本当にちびちび飲むため、1本飲み干すのに時間がかかります。

しかし、今回はそれが裏目に出て、もったいないことをしました。

獺祭の上位商品である「獺祭磨き二割三分」を飲み残しのまま、常温で約1年間放置してしまいました。もう全部飲んだと思って1階にある物置部屋に置いてしましたが、そろそろ空き瓶を捨てようと思ったら中身が少し残ってました。

なんかちょっと怖いですが、日本酒は腐ったりはしないので、試しに飲んでみることにしました。
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色はほぼ透明。
変な匂いはしませんが、獺祭の華やかな香りの面影はありません。

では飲んでみます。

うーん、なんか、たくあんのような風味が少しします。また、紹興酒みたいな苦みや香ばしさを感じます。
これって「老香(ひねか)」と呼ばれる劣化した香りじゃないでしょうか。

獺祭のフルーティーな風味も若干残っていますが、独特の軽やかさもなくなってますし、獺祭とは全く別のお酒になっていますね。

まずくて飲めない、というわけではありませんが、格段に味は落ちています。

もったいなかったですが、一つ勉強になりました。

なお、その物置部屋は暗いので日光はほとんど当たりませんが、冷暖房はないので気温は夏場は30度を軽く超えていたはずです。
せめて冷蔵庫にいれておけば、とも思いましたが、それはそれで1年間も入れておくのもスペースの邪魔です。
やっぱり、どんな高級酒でも開栓したらなるべく早く飲んでしまうのがいいのでしょうね。

わかってますが、獺祭磨き二割三分は180mlでも1400円ぐらいする超高級酒ですからね。
私にはそんな超高級酒はまだまだ早いということでしょうか。


ところで、今回は時間の経過で悪い方に味が変わってしましましたが、良い方に変わることを熟成といいます。

熟成した日本酒を熟成酒とか古酒と言われて、新酒にない深みのある味わいが珍重されています。

熟成酒として販売されている商品もありますが、自宅で普通の日本酒を保管して熟成酒を作る人もいます。あるいは新品のまま押し入れに入れたのを数年間忘れて熟成酒になったというケースも時折耳にします。

自宅で熟成酒を作る場合は、冷蔵保管とまではいかなくても、暑くなりすぎる場所は駄目で、当然日光も駄目です。
熟成期間は5年以上が普通だそうです。

うーん、我が家は大阪なのですが、夏は冷房がなかったら室温は普通に35度を超えますし、自宅で熟成酒を作るのはなかなか難しそうです。

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小山本家 界のレビュー ストロング系日本酒の行く末は?

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界(かい)を飲んだのでレビューします。

チューハイに始まり、ビールにまで普及したストロング系(高アルコール系)。

その波がついに日本酒まで押し寄せました。
2017年以降、徐々にストロング系日本酒の数が増えつつあります。

通常、日本酒のアルコール分は15%程度ですが、ストロング系日本酒は17%程度。

2%しか変わりませんし、正直そこまでのインパクトはないと思うのですが、判断は飲んでからです。

たしかに、ストロング系らしく酔いがガツンときました。2%の差もなかなかのようです。
しかし、味わいはというと?

続きは後ほど。

<概要>

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界は小山本家が製造している日本酒です。
2017年発売開始です。

「旨くて飲みやすい17度」
がキャッチコピーです。

原酒だと20度のお酒もありますが、それ以外の日本酒は大体15度ぐらいです。17度という日本酒はほとんどありません。
アルコール分を強くすると、早く酔っ払えるのはいいですが、飲みづらくなるので、そこが工夫のしどろころのはず。
「旨くて飲みやすい17度」は高アルコール度だけど、旨くて飲みやすい、という意味として受け取りました。

なお、界のように通常の日本酒より高アルコール分の日本酒はストロング系日本酒と言われますが、界の公式サイトを見てもストロング系とは名乗っていないので、あくまでストロング系日本酒というのは外部の人がつけた呼称です。

界のスペックは以下の通りです。
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール、糖類、酸味料
アルコール度数:17%

原材料に糖類と酸味料が…。
ランク的には普通酒の中でも上撰白鶴などよりワンランク下、白鶴まる、月桂冠月などと同レベルのお酒と思われます。
なので味わいにはあまり期待していませんが、実は界は味にも定評があります。

なお、界は味にも定評があって、
「インターナショナルワインチャレンジ 2018」のSAKE部門・普通酒の部でゴールドを、 「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」メイン部門で最高金賞を受賞したそうです。

うーん、ほんまかいな?

まあ、実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは冷やして。
味わいは濃いめ。旨みと甘みが強いですが、飲みにくいことはないです。
白鶴まるなどの同クラスのお酒はあっさりしていますが、それに比べると界は対照的、飲みごたえ重視ですね。

アルコール度数は高いですが、それが味わいを邪魔していることはないです。
高アルコールの飲みにくさを、上手くバランスを取って解消しているな、と感じました。

とはいえ、飲んでると胃が熱くなってきますし、酔いが回るのが早いので、やっぱりストロング系だなと思いました。

旨いかどうか?ですが、まあ、値段を考えればいい線をいってるんじゃないでしょうか。
凄く旨いとか、印象に残る味ではないですが、少なくとも不味くはないです。

味に過度の期待はできませんが、「飲酒は酔い重視」の酒飲みにはおすすめできる日本酒と言えます。

なお、常温でも飲んでみましたが、味わいはあまりかわりませんでした。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は900㎖パックで646円、2ℓパックで1,180円(税抜き)ですが、実際はそれより1割ほど安く販売されています。
価格は白鶴まる、月桂冠月と同レベルです。
酔っ払うコスパに関しては同価格帯の商品より優れています。

入手難度ですが、普通のスーパーでも売っていることもありますが、白鶴まるほど見かけません。
なので、入手難度はやや易とします。

<今後、ストロング系日本酒は流行るか?>

ストロング系日本酒は2018年になって各メーカーから続々と新発売されています。

2018年6月「白雪 淡麗辛口 ストロング」アルコール分16度
2018年9月「黄桜 ストロングドライ」アルコール分17度
2018年9月「沢の鶴 米だけの酒 純米原酒生貯蔵」アルコール分18.5度
2018年9月「菊正宗 濃い辛口」アルコール分17-18度

これだけ販売されると言うことは、既にある程度流行っているのでしょう。

飲酒にコスパを求める傾向はこれからも続いていくと思いますし、今後もストロング系日本酒は増えていくと思います。

ただ、若い人って、こういうお酒を飲むのかな。
ストロング系とかは置いといて、若い人で紙パックの日本酒を飲んでいる人をほとんど見ません。

そういう意味で、ストロング系日本酒も多少流行るかもしれませんが、缶チューハイのように爆発的に伸びるとは思えないです。

<界の特徴のまとめ>

●アルコール分17度のストロング系日本酒
●味わいはしっかり。
●まあまあ飲みやすくはある
●入手難度:やや易

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宝焼酎純のレビュー 普通の焼酎甲類との違いは?

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宝焼酎純を飲んだのでレビューします。

超メジャー商品ですが、これまで購入したことはなかったはず。
というのも、焼酎甲類はどれも味が同じなので、その中で値段の高い純を、あえて選ぶ必要がないと思っていたからです。

しかし、よく考えれば高いのにも理由があるはずと今回はあえて買って飲んでみました。

純だけ飲んでも違いが分からないかもしれないので、普通の宝焼酎と極上宝焼酎も一緒に飲んでみました。

なるほど、確かに普通の焼酎甲類とは違いました。
飲み比べて分かりましたが、純は明らかに格上の味わいでした。

続きは後ほど。

<概要>

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宝焼酎純は宝酒造が製造している焼酎甲類です。
なお、宝焼酎は焼酎甲類生産量日本一のメーカーです。

純にはアルコール分20度、25度、30度の商品がありますが、今回は25度の商品をレビューしています。
なお、1977年誕生なので、40年以上続くロングセラーです。

純の最大の特徴は11種類の樽貯蔵熟成酒を13%配合している点にあります。
この13%という比率は「それ自体飲んでも美味しく」「食事といっしょにも楽しめる味わい」を実現する黄金比率なのだとか。

通常、焼酎甲類はそのままで飲まず、カクテルベースとして使うことが多いので、純がそのまま飲むことを想定しているのは初めて知りました。そこら辺の焼酎甲類とはひと味違うようです。

なお、純は13%ですが、3%配合なのが「極上宝焼酎」、20%なのが「宝焼酎レジェンド」、全く含まれてないのがノーマルの「宝焼酎」です。

今回は純と極上宝焼酎とノーマル宝焼酎を3つを飲み比べました。

<実際に飲んでみました>

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まずは純をストレートで。
焼酎甲類らしい、サトウキビっぽいほのかな甘さが感じられます。
しかし、どのあたりが樽貯蔵熟成酒なのかははっきり分かりません。
樽貯蔵とのことなので、ウイスキーのようなスモーキーな風味がするのかと思いきや、そうでもありません。

ということで、ノーマル宝焼酎と飲み比べました。

そうすると、違いがはっきり分かりました。

ノーマル宝焼酎はサトウキビっぽいほのかな甘さ、それだけの風味です。
純はそれに加えて、いいちこのようなすーっとした香りがあります。
また、純の方がまろやかで角がないです。

極上宝焼酎は純とノーマル宝焼酎も中間ですね。樽貯蔵熟成酒3%でも十分香りが感じられました。

そして、あらためて純を飲んでみると、確かにカクテルベースではなく、このままでも飲めるお酒かもな、と思いました。ちょっと淡泊だけど。

とはいえ、ストレートではちょっとアルコールがキツいので、次はロックで。
ロックの方が飲みやすいですし、キツさがない分、風味を味わう余裕も出来ます。

水割りにするとさらに飲みやすいですが、風味が淡泊になりすぎるかも。薄めすぎるのはよくないですね。

ついでに、カクテル用の濃縮グレープフルーツ果汁で割ってみましたが、さすがに純の風味は消されてしまいました。カルテルベースにするならもっと淡い味わいのものじゃないともったいないですね。

まとめると、純には淡いながらも普通の焼酎甲類に比べて独特の風味があって美味いです。
飲むならロックがおすすめです。

とはいえ、甲類なので味わいはかなり淡泊、これを楽しめる上級者向けのお酒かと思います。個人的にはちょっと物足りないかも。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は25度・720mlで748円、1800mlで1,727円 (税抜)です。

なお、ノーマル宝焼酎は1800mlで1,373円なので、30%ほど高いですね。

ただ、普通の焼酎甲類に比べて付加価値があるのは確か。
そのために3割増しのお金を支払えるかはその人の価値観次第ですね。

普通のスーパーでもよく見かける商品なので入手難度は易とします。

<宝焼酎純の特徴のまとめ>


●焼酎甲類に樽貯蔵熟成酒を13%ブレンドしている

●普通の焼酎甲類にプラスアルファの風味がある

●カクテルベースだけじゃなく、そのままでも飲める

●入手難度:易

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焼酎財宝のレビュー

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焼酎財宝麦及び黒財宝麦を飲んだのでレビューします。
自分で買ったのではなく人からもらいました。

温泉水で割り水した焼酎は初めてですが、焼酎をアルカリ温泉水で割ると味がまろやかになることは知っているので、おそらく財宝も飲みやすい焼酎なのだろうなと予想はつきました。

実際に飲んでみると、

やっぱりまろやか。
飲みやすいので焼酎初心者にもおすすめです。

続きは後ほど。

なお、以前焼酎の割水について実験したことがあって、アルカリ温泉水で割った焼酎が一番美味いという結果をまとめた記事がこちらです。
www.sakeganomitai.com

<概要>

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焼酎財宝は鹿児島県の本坊酒造が製造し、株式会社財宝が販売している焼酎です。

もともと、財宝という温泉水ミネラルウォーターがあって、その水を使って製造されているのが焼酎財宝です。
ミネラルウォーターは株式会社財宝が製造していますが、焼酎の方が委託製造のようです。

焼酎財宝は麦、芋、米、黒糖などがあって、さらに麦には黒麹を使用した黒財宝麦、芋があります。

今回レビューするのは財宝麦と黒財宝麦です。

温泉水ミネラルウォーターを用いて製造されている焼酎は希で、私も初めて見ました。

では飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは財宝麦から、ストレートで。
比較的すっきりした味わい。麦の香りは穏やか。温泉水のおかけでまろやかなので、ストレートでも十分飲めます。

次はロックで。
ますますすっきり。飲みやすいが味わい的にはちょっと弱いか。

次は水割り。もちろん割水は財宝。
飲みやすい。がぶ飲みできそう。

次はお湯割り。
風味UP。寒い日にはいいでしょう。


クセがなくさっぱりした麦焼酎でした。まろやかで飲みやすいのは予想通り。焼酎初心者の人にもおすすめできます。また、暑い日に水割りでがぶ飲みするにも向いているでしょう。
ただ、焼酎を飲み慣れた人ならクセがなさ過ぎて物足りなく感じるかもしれません。

なお、黒財宝ですが、財宝麦よりややビターで飲みごたえがあります。焼酎上級者にはこちらがおすすめです。

ところで、焼酎財宝の他にミネラルウォーターの財宝もいただいたので、こちらも一言感想を述べておきます。
硬度は4mg/Lと超軟水です。なお、水道水の硬度は約60mh/L、エビアンは304mg/Lです。

飲んでみると、非常に丸い味わい。エビアンなんかと比べて角が全くありません。
また、PH8.9とミネラルウォーターとしてはかなりアルカリ性よりです。
こういう、アルカリ水はそのまま飲んでもいいですが、焼酎やウイスキーなどを割ると苦みが引いて香りが立つのでおすすめです。

<価格は?入手難度は?>

財宝麦は900mlで1,443円、1800mlで2,220円(税抜き、送料込み)です。

黒財宝麦は900mlで1,560円、1800mlで2,400円(税抜き、送料込み)です。

送料込みでこの値段なら安いと思います。

焼酎財宝は酒屋では見たことがないので、通販専用の商品の可能性があります。

なので、入手難度は普通とします。

<焼酎財宝の特徴のまとめ>

●まろやかで飲みやすい

●香りは穏やか。焼酎初心者にはおすすめ。

●入手難度:普通

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神戸居留地ストロングチューハイのレビュー

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神戸居留地ストロングチューハイを飲んだのでレビューします。

神戸ブランドのおかけで、何となく美味そうなイメージのある缶チューハイ。
その割に価格が安いのが気になりますが。

実際に飲んでみると、

レモンはふつう。
シークァーサーは不味い?まさか不味いと感じる缶チューハイがあるなんて!?

続きは後ほど。

<概要>

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神戸居留地ストロングチューハイは岐阜県にある大東乳業が生産し、神戸にある富永貿易が販売している缶チューハイです。
あれっ、製造が岐阜県って神戸関係ないじゃん?単なるOEM(委託生産)商品じゃん?
まあ、美味けりゃそれでもいいですが。

スペックは以下の通りです。
レモン味
原材料:レモン果汁、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ネオテーム)
果汁:1%
アルコール分:8%

シークァーサー味
原材料:シークァーサー果汁(台湾産)、スピリッツ、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、ネオテーム)
果汁:0.5%
アルコール分:8%

糖類無添加が売りの一つです。甘味料は入っていますが。

それにしても、レモン味は果汁が少ないのが気になります。

では、飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずはレモン味から。
…普通。普通のレモン味の缶チューハイです。特筆すべきところはありませんが、不味くはないです。

そしてシークァーサー味。
んっ?これシークァーサー?なんか変な味がする。はっきり言って不味い。
私はこれまで30種類以上の缶チューハイを飲んできましたが、不味いと感じた缶チューハイはこれが初めてです。

なんかもう、テンションダダ下がりです。
もともと期待は高くありませんでしたが、まさかこれほどまでとは。

神戸居留地とかかっこよさげな名前を付けてますが、看板倒れの商品でした。

<価格は?入手難度は?>

350mlの商品を量販店で98円で購入しました。スーパーなどではおおむね85円から100円程度で販売されています。
氷結やストロングゼロなどに比べると安いです。
まあ、安いのが最大のセールスポイントですが、これなら同価格帯のサンガリアの缶チューハイや、プライベートブランドの缶チューハイのほうが美味いと思います。

スーパーで普通に売っている商品なので入手難度は易とします。

<神戸居留地ストロングチューハイの特徴のまとめ>

●神戸は関係ない

●安い

●シークァーサー味は不味い

●入手難度:易

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