樽ハイ倶楽部を飲んだのでレビューします。
スーパーで見かけたので買ってみました。
果汁量など、スペックで目立ったところは見当たりませんが、新発売で、しかもアサヒの商品なのでハズレはないだろうと思いましたが、
…
ん?まったくひねりがない。平凡。というか、切磋琢磨している他の缶チューハイの味わいに比較すると明らかに平均以下。
しかし、そんなことアサヒもわかっているはず。
もしかして、目指したのは安心できる平凡な味??
続きは後ほど。
<概要>
樽ハイ倶楽部はアサヒは製造している缶チューハイです。
2020年3月31日発売開始。味はレモンとプレーンの2種類です。
樽ハイ倶楽部は1984年に業務用の樽詰サワーとして誕生しました。
これがヒットし、令和元年には導入飲食店が10万件以上まで積み上がりました。
その定番サワーの缶チューハイバージョンが今回紹介する商品です。
スペックは以下の通りです。
レモン
原材料:ウォッカ、レモン果汁、糖類、炭酸、香料、酸味料
アルコール分:8%
果汁率:1%
プレーン
原材料:ウォッカ、糖類、炭酸、香料、酸味料
アルコール分:8%
果汁率:無果汁
まったく特徴が見えません。レモンの果汁率はわずか1%。レモンペーストやレモン浸漬酒を使用するような工夫もなし。
プレーンに至っては、これってサイダーにアルコールを混ぜただけなのでは?と思うほど拍子抜け。
まったく期待は持てませんが、とりあえず飲んでみます。
<実際に飲んでみました>
まずはレモンから。
予想通りの味。普通のレモンサワー。それしか言いようがない。でもまあまずくはありません。
プレーンに関しては言葉に困ります。想像通りの味。プレーンに関しては美味しくはありません。なにか追加で混ぜないと物足りないです。
にしても平凡。
これが定価100円以下の商品ならわかりますが、350mlで141円と、もぎたて(アサヒ)やストロングゼロ(サントリー)と同価格。
クオリティは圧倒的にもぎたて・ストロングゼロの方が高いです。
しかし、平凡でこれといった特徴がないことはアサヒだったわかっていたことでしょう。
なぜこの商品を世に出したか?
言っておきますが、アサヒの缶チューハイ開発能力は高いです。もぎたて、贅沢搾りなどヒット商品もあります。特徴的な缶チューハイを作り出す力はあります。
おそらく、この商品は居酒屋で出されるサワーをそのまま家で飲みたい人向けの商品だと思われます。であれば、奇をてらう必要はありません。
あるいは、「特許取得○○製法!」「果汁3倍!」などの美味さを競うハイスペック缶チューハイについていくのが疲れた人向け。
「缶チューハイなんてこれぐらの美味さでいいんだよ」的な安心感を求める人向けの商品だと思われます。
提供するのは安心感につながる平凡さ、こういうことだと解釈してます。
<価格は?入手難度は?>
希望小売価格は350mlで141円です。
単に美味い缶チューハイを飲みたいなら、同価格のもぎたてやストロングゼロをおすすめします。そういったエースクラスの缶チューハイについていけない人にはおすすめできるかもしれません。
入手難度は普通のスーパーに売っているので易とします。
<樽ハイ倶楽部のレビューのまとめ>
●何から何まで平凡
●平凡だが、そこが売り?
●入手難度:易
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