きちんと果実を飲んだのでレビューします。
行く頻度の少ないスーパーでたまたま見かけたので購入してみました。
他では見たことがないのでマイナー商品だと思います。
糖類、酸味料無添加、果汁多め、とのことで、キリン本搾りのような味わいが想像できます。
実際に飲んでみると
…
おっ、これは美味い。特にグレープフルーツは本搾り以上かも。
続きは後ほど。
<概要>
きちんと果実(レモン・グレープフルーツ)は三幸食品が製造して三菱食品が販売している缶チューハイです。
三幸食品はプライベートブランドの商品を数多く手がけているメーカーです。三菱食品は食品の卸売・流通・販売を担う中間流通会社で、自身が製造することはないようです。
それにしても、困ったことにきちんと果実の公式サイトが見つかりません。三幸食品HPにも三菱食品HPにも紹介がありません。 日本酒だと時々あることですが、缶チューハイでこういうのは珍しいです。
でも色々調べた結果、2017年7月に瓶チューハイとして誕生し、2018年になって缶チューハイになったことがわかりました。比較的新しい商品だったんですね。
さて、きちんと果実の特徴ですが、以下の3点です。
●チルド輸送・保管でストレート果汁の美味しさがストレートに味わえる
果汁の風味は熱により劣化します。
缶チューハイは販売される時点では冷蔵スペースにおいてあることもありますが、輸送や保管は常温のことが多いです。
そのため、幾分味が落ちます。
きちんと果実はコストや手間のかかるチルド輸送・保管させているので、果汁の劣化が最小限ですみます。
私の知る限り、チルド輸送・保管している缶チューハイは他にありません。
●糖類・甘味料・酸味料無添加
余計な物を加えず果実の美味さを前面に打ち出すところはキリン本搾りと同じですね。
ただ、香料は添加されています。ちょっとこれは引っかかるかな。せっかくなので香料も無添加でいいと思うのですが、総合的に考えてそうした方が美味いという判断なのでしょう。
●果汁分が多い
レモンが8%、グレープフルーツは28%と、缶チューハイの中でも果汁分はかなり高い部類に入ります。
ただ、アルコール分は6%と普通です。
これはかなり期待できそうです。
実際に飲んでみましょう。
<実際に飲んでみました>
グラスに注ぐと、レモンもグレープフルーツも濁っています。かなり果汁が入ってるっぽいですね。
まずはレモンから。
うーん、Theレモンという感じです。それ以外の味がしません。
糖類甘味料無添加ですし、成分を見ると糖類0gとのことなので果汁にもほとんど糖類が入っていないことになります。
香りは鮮烈。さすがチルド缶チューハイ。
期待通り、かなり本格派で美味い缶チューハイです。
ただ、これはキリン本搾りもそうですが、シンプルすぎて、やや素っ気なくも感じます。甘すぎるのも嫌ですが、少し甘い方が缶チューハイとしては美味いかな、と個人的には思ってます。
次はグレープフルーツ。
これもグレープフルーツの風味が素晴らしい。本搾りと同等以上です。
しかし、グレープフルーツはレモンと違って若干甘さがあります。
糖類は100mlあたり1.8gと、少ないですが入ってます。
といってもこれは果汁本来の糖分です。ほのかな甘みが心地よい。
レモンとグレープフルーツは同時に飲んでましたが、気がつけばグレープフルーツの方にだけ口を付けてました。
きちんと果実ですが、これはおすすめです。
本搾りのような本格的なチューハイが好きな人なら絶対に気に入ります。
もちろん、甘い缶チューハイが苦手な人にもおすすめできます。
いい商品なんだから、もっと自社HPで宣伝するなどすればいいのに。そこはもったいないですね。
<価格は?入手難度は?>
350mlで200円程度でした。
缶チューハイとしては高めの商品ですが、その価値はあります。
あまり見かけないお酒ですし、アマゾン・楽天などの通販でも売ってないみたいです。なので入手難度は難とします。
<どんなときに飲むお酒か?>
高いと言っても200円なので、毎日飲むこともできると思います。
ただ、あまり売ってない商品ですし、私の場合たまに見かけたら買う、というスタンスになると思います。
<きちんと果実の特徴のまとめ>
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