あさ開(あさびらき)純米酒を飲んだのでレビューします。
なお、私が購入したのは最近スーパーでよく見かける「日本酒名水シリーズ」の180mlの商品です。
日本酒名水シリーズでは以前銀嶺月山をレビューしています。
www.sakeganomitai.com
<概要>
あさ開純米酒は岩手県のあさ開が製造している日本酒です。
あさ開は岩手県を代表する酒造で、ブランドには普通酒から大吟醸酒まで幅広いラインナップが揃っています。
日本酒名水シリーズの「あさ開純米酒」のスペックは以下のとおりです。
精米歩合:70%
日本酒度:+3
酸度:1.5
スペックをみる限り、あまり特徴は見えてきません。強いて言えば、酸度がちょっと高いでしょうか。
日本酒名水シリーズ公式サイトによれば、やや芳醇辛口とのことです。
<実際に飲んでみました>
まずは常温で飲んでみました。
うーん、濃い。濃い純米酒です。米の旨味、そして少々酸味が強いお酒です。
香りはあまり無いです。味わいを楽しむお酒だと思います。
余韻は長くありません。キレの良いお酒です。
濃厚だけどキレがいいので、飲んでて疲れません。次々に飲みたくなるお酒ですね。
次は冷やして。
スッキリですが、スッキリしすぎかも。飲みやすく、スッと中に入りますが、反面ちょっと物足りなくも感じます。
夏の暑いときなんかはいいかもしれません。
最後は温めました。
米の旨味と酸味が強くなりました。飲めばズシンときます。
かなり飲みごたえのあるお酒ですね。
このお酒と真正面から向き合いたいならこれでいいのかもしれませんが、少々キツイかも。
個人的には飲みやすさと味わいのバランスの取れた常温で飲むのが一番だと思いました。
<食事との相性は?>
おみやげで貰った、鮎のなれ寿司を肴に飲んでみました。
なお、鮎のなれ寿司はふな寿司と製法はほとんど同じです。発酵させているので酸っぱく、また食塩を大量に使用しているので塩っ辛いです。全体的に味わいは強烈。1度に大量は食べられません。
そんなキツイ肴相手でも、このお酒は全然揺らぎません。程よくこの強烈な味を中和させてくれますし、酒の味自体も損なわれることはありません。
これなら、他の料理でも何でも合うのではないでしょうか。
なお、貰っていてこういうことを言うのもなんですが、鮎のなれ寿司は好きじゃないです。でも、これ1匹2500円するそうです…。
<価格は?入手難度は?>
180mlで285円でした。
小容量商品なので、どうしても割高にはなってしまいますが、色んなお酒をちょっとずつ味わいたい人には向いている商品だと思います。
スーパーではよく見る商品なので、入手難度は易とします。
日本酒名水シリーズ以外のあさ開のお酒だと本醸造の商品をスーパーでたまに見かけます。
<どんな時に飲むお酒か?>
比較的地味で素朴なお酒です。一人でじっくり味わって飲むとか、食中酒として飲むのがよいと思います。
<あさ開純米酒の特徴のまとめ>
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