金陵純米吟醸を購入して飲んだのでレビューします。
1カ月ぶりの日本酒レビューです。
今回は前から気になっていた日本酒名水シリーズの金陵純米吟醸です。
実際に飲んでみると
…
香り高く、舌を押すような重さもある。
結構飲みごたえのある主張の強いお酒といえるでしょう。
続きは後ほど。
<概要>
金陵純米吟醸は香川県にある西野金陵株式会社が製造している日本酒です。
金陵ブランドでは、紙パックの普通酒から純米大吟醸まで幅広いラインナップがそろっています。
金陵は香川県を代表する地酒といっていいでしょう。
金陵純米吟醸はさぬきよいまいという酒造好適米を使用していることが最大の特徴です。
さぬきよいまいは香川県独自の酒造好適米で、山田錦とオオセトという酒造好適米を掛け合わせて誕生しました。
山田錦は説明不要だと思いますが、オオセトとはこれも香川県で生産されている酒造好適米です。
さぬきよいまいは地元の酒米に山田錦の良さを取り入れた酒米といえます。
また、オオセトに関してはよくわかりませんが、山田錦系列の酒米なら華やかで力強い香りのお酒なのかな?と予想できます。
金陵純米吟醸のスペックは以下のとおりです。
原材料:米、米麹
精米歩合:58%
アルコール度数:14-15%
日本酒度:+5
酸度:1.5
やや辛口の純米吟醸酒ですね。
では実際に飲んでみます。
<実際に飲んでみました>
吟醸酒ということで、今回は冷やして飲みました。
色はほんのりと黄色っぽいです。
なんとなく、派手な味わいの予感がします。
一口含むと、まさに予想通り。華やかな吟醸香が鼻腔に広がります。
それと同時に舌を押すような重さも感じます。力強いというか、どっしりしたお酒です。
精米歩合は58%と低く、アルコール度数もやや低めなのでちょっとこの重さは意外でした。
似たお酒といえば、獺祭(山口県)でしょうか。
獺祭はもう少し軽いですが、自己主張が強いという点では同じです。
また、精米歩合58%というと、越乃寒梅白ラベルと同じですが、このような寒い地域の寡黙なお酒とはずいぶんと印象が違うお酒です。
大体西日本のお酒ってこんな感じだよね、うんうん、と一人納得してました。
<価格は?入手難度は?>
180mlで285円(税抜)です。
日本酒名水シリーズではない、金陵純米吟醸は、720mlで1,836円、1800mlで3,672円(税込)です。
純米吟醸クラスの商品としてはやや高めかもしれません。
私は180ml瓶の商品をスーパーで購入しましたが、どこでも売っているというほどメジャーでもないので、入手難度は易よりの普通とします。
<どんなときに飲むお酒か?>
食中酒よりはそのままで飲んだ方がいいお酒だと思います。
モノはいいので、ギフトにも向いていると思います。
<金陵純米吟醸の特徴のまとめ>
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