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玉乃光純米吟醸酒魂の評判 味は?飲み方は?

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玉乃光純米吟醸酒魂を飲んだのでレビューします。

玉乃光って、よくスーパーで見かけるお酒なのですが、なんだかそういうお酒って、あまり飲みたい気にさせられません。 ありがたみがないというか、いつでも飲めるなら今じゃなくてもいいや、と思っていました。 でも、このままだと一生飲まないかも、と思ったので小瓶を購入して飲んでみました。

そしたら、これまで飲まなかったことを後悔するぐらいのお酒でした。

続きは後ほど。

<概要>

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玉乃光純米吟醸酒魂は京都伏見にある玉乃光酒造が製造している日本酒です。 玉乃光酒造は340年の歴史を持つ伝統ある酒蔵です。

公式サイトにはこうあります。

延宝元年(1673)年、玉乃光は生まれました。 340年。まじめに、まじめに、去年よりも良い酒をという思いで、 日本酒を造りつづけてきました。 派手な酒ではありません。今風の流行とも無縁です。 目指したのは、飽きのこない酒。食事を引き立てる定番。 ただそれだけのために、米の品種はもちろん、 田植えの仕方にまでこだわり、 業界に先駆け、「純米酒」を復活させました。 玉乃光の日本酒は、米と水と麹。 そして、時代に左右されずに、 ただ良い酒をつくるという心意気だけで、造られています。

>派手な酒ではありません。今風の流行とも無縁です。 目指したのは、飽きのこない酒。食事を引き立てる定番。

良い意味で時代遅れ、その実直さは実に好感が持てますね。

なお、派手で、今風の流行に沿ったお酒と言えば、ズバリ獺祭ですね。 甘くてフルーティーで、その美味しさは初心者でも分かりやすい。 また、香りが強く、余韻も長いので食事を全く引き立てません…。

そんな獺祭を私は大好きなのですが、その真逆のお酒というのも悪くありません。

さて、そんな玉乃光の日本酒のラインナップは純米吟醸と純米大吟醸のみ。 それぞれに数種類の商品があり、また季節限定の商品も少なくありません。

そんな数ある玉乃光のお酒の中でスタンダードとも言える商品がこの玉乃光純米吟醸酒魂です。

公式サイトにはこうあります。

ほのかな米の旨味と高酸度のキレ味。素材の味を活かす京料理とマッチする最高のバランスを実現すべく、米本来の美味しさを追求した、大定番商品です。

高酸度というところが気になりますね。 あとは、食中酒ということで、派手さはないものの、包容力のありそうなお酒だと思いました。

最後に玉乃光純米吟醸酒魂のスペックを紹介します。

原材料:米、米麹
精米歩合:60%
日本酒度:+3
酸度:1.8

純米吟醸酒です。

<実際に飲んでみました>

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まずは冷やして飲んでみました。 吟醸酒らしく、フルーティー。少々酸味を感じることを合わせると、りんごジュースをイメージさせます。 一方で、米の旨味も感じますが、クドくはなく、スッキリしています。重いお酒ではないです。 余韻は短め。キレのよいお酒です。

次は常温で。 吟醸香が少し後ろに引いて、米の旨味が前に出てきました。 また、酸味も強く感じるようになりました。 ちょっと冷やしたときより印象が違う感じです。 これはこれで美味し。

次はぬる燗程度に温めました。 吟醸香は弱まりますが、無くなったわけではないです。 米の旨味が強くなりますが、それでも重くはないです。酸味があるのでむしろ爽やかな感じがします。 うーん、これも美味し。

結構、温度によって風味の変わるお酒です。でも全部OKです。 個人的には冷やして飲むのが一番好きです。

飲む前は、もっと地味で控えめのお酒かと思っていましたが、そうではないです。 派手さはないものの、香りも味わいも、しっかりと主張してくるお酒です。 このお酒の特徴としてはやはり酸味が大きいと思います。 酸味が強いと言っても酸っぱいというほどではないのですが、適度な酸味がこのお酒を爽やかな印象にしています。

想像以上に美味しいお酒でした。また飲みたいです。

<食事との相性は?>

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晩飯に鍋を作ったので、一緒に飲み食いしてみました。 このお酒は決して控えめではないのですが、料理とは喧嘩しません。むしろ引き立てます。美味いです。

正直、食中酒としては使えてもそれだけで飲むと物足りないお酒もあれば、それだけで飲むと美味しいものの食中酒としては使えないお酒も多いのですが、この玉乃光純米吟醸酒魂はどちらでも使える万能酒ですね。

<価格は?入手難度は?>

180mlで354円、300mlで529円、720mlで1,067円 1800mlで2,343円(税込)です。 純米吟醸酒としては、やや安いと言えるかもしれません。

スーパーなどでも普通に売っている商品なので入手難度は易とします。

通販でもプレミア価格がつくことなく普通に売っています。 アマゾンだとアマゾンが出品者であり2千円以上だと送料が無料になるのは嬉しいですね。

<どんな時に飲むお酒か?>

これは万能酒です。それだけで飲むも良し、食事と一緒に飲むも良し、一人でじっくり味わう深さのあるお酒でもあるし、みんなとワイワイ飲める華やかさもあります。 しかも、スーパーでもよく見かける商品で、入手も簡単。欠点なしです。

<玉乃光純米吟醸酒魂の特徴のまとめ>

●玉乃光のスタンダード
●フルーティーで米の旨味もしっかり
●食中酒としても優秀
●入手難度:易


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