二階堂を飲んだのでレビューします。
スッキリと飲みやすいのはいいちこと同じですが、少し違いもありました。
詳しくは後ほど。
<二階堂の概説>
二階堂は大分県にある二階堂酒造が製造している麦焼酎です。
米麹ではなく麦麹を使用しているので、むぎ100%焼酎と名乗っています。
昭和49年の発売開始以来、現在に至るまで麦焼酎のノングセラー商品として高い知名度のある商品です。
二階堂と言えば、ノスタルジックで哀愁漂う印象的なCMも有名です。
Youtubeには動画もありますね。
個人的には7:30から始まるバージョンが好きです。
「どうか、タイムマシンが発明されませんように。目を閉じるだけで充分です。」
…。
なんとも渋い大人のセリフ。いいっすね~。
でも、むぎ焼酎二階堂、CMの内容と全然関係ないです(笑)。
<実際に飲んでみました(いいちこと飲み比べ)>
では、実際に飲んでみました。
今回は麦焼酎界で二階堂と双璧をなす「いいちこ」と飲み比べてみました。
まずは、ストレートで。
いいちこと似たような飲みくちと風味ですが、若干、二階堂のほうが香ばしくビターです。一方、香りはいいちこのほうが強いです。
ロックだともうちょっと差が分かりました。
やはり二階堂は麦の香ばしさと苦さが強く、いいちこは麦焼酎特有のスッとした香りが強いです。
お湯割りだと、二階堂は香りが弱くなって、苦さが目立ちます。個人的に二階堂のお湯割りはなしだと思います。
一方、いいちこはお湯割りでも香りが飛んでなくておいしいです。
端的にいうと、ビターで香ばしいのが二階堂、温度にかかわらず香り高いのがいいちこです。
好みはあるかもしれませんが、個人的にはいいちこが好きです。
また、いいちこにも麦麹を使った「いいちこ日田全麹」という商品があって、二階堂と比較するならこちらが近いです。
しかし、いいちこ日田全麹のほうが遥かに香ばしいく、二階堂はおとなしすぎるように感じます。
いいちこと同様、二階堂も飲みやすい焼酎で比較的万人受けすると思いますが、全体的に穏やかで、ちょっと個性が見えにくいと思いました。
でも、CMは素晴らしいです。
これからも名作を楽しみにしています!
<二階堂の飲み方>
先程も触れましたが、ホットでは飲みづらかったです。
それ以外ならどれでもいいですが、値段の安い商品ですし、水割りでガブ飲みがおすすめの飲み方です。
また、いいちこと飲み比べても面白いと思いますよ。
<価格は?入手難度は?>
価格は900mlで千円弱です。若干いいちこより高いです。
とはいえ、本格麦焼酎としては安い部類に入る大衆酒だと思います。
また、どこのスーパーでも売っている入手しやすい焼酎です。
<どういうシーンに合うお酒か?>
普段飲みで活躍する焼酎だと思います。しみじみ味わうのもいいですが、コップ酒で豪快に飲むのもいいでしょう。
<二階堂の特徴のまとめ>
●いいちこと双璧をなすノングセラー麦焼酎
●ビターで香ばしいものの、全体的に穏やか。
●普段飲みにいい。
●CMが素晴らしい
●入手難度:易
スポンサードリンク
?