2017年12月10日、獺祭の旭酒造が新聞に全面広告を出しました。
商品の販売広告ではなく、定価より高い価格(いわゆるプレミア価格)で買わないで、という異例のお知らせでした。
たしかに、獺祭は人気日本酒ですが生産量も多いせいか比較的入手しやすい商品という印象がありましたが、最近はそうではないようです。
プレミア価格がつくとは獺祭も出世したなと思う反面、一ファンとして今後定価で入手できないと悲しいです。
まず、現在どれぐらいの価格で販売されているのか、Amazonで調べてみました。
調査日は広告の二日後の12月12日です。
一部で定価の2倍から3倍に高騰している獺祭純米大吟醸酒50!
獺祭純米大吟醸酒50(1800ml)
メーカー希望小売価格:3,078円(税込み)
A店:4,980円+送料538円
B店:4,980円+送料980円
C店:5,379円+送料756円
D店:6,250円+送料0円
E店:5,500円+送料780円
F店:5,980円+送料890円
G店:6,720円+送料850円
H店:7,113円+送料680円
I店:7,111円+送料850円
定価で販売しているお店が1軒ありました。しかし、他は全部プレミア価格です。
送料込みだと大体2倍から3倍弱の価格で販売されていることになります。
その、定価で売っているお店から売れていくと思うので、そこが売り切れるとプレミア価格で購入するしかなくなります。
それにしても、プレミア差額分は一体誰が儲けているのでしょうか?ちょっと気分が悪いですね。
<2018年3月8日追記>
現在であれば、Amazonなら定価かつ送料無料で販売しています。
しかし、これも年間を通してというわけではなく、時期によると思います。
ワンランク上の獺祭は定価販売なのでおすすめ
獺祭純米大吟醸酒磨き三割九分 (1800ml)
メーカー希望小売価格:4,835円(税込み)
出品者Amazon: 4,835円+送料0円
なんと、純米大吟醸酒50のワンランク上の商品である磨き三割九分は定価販売のみでした。
Amazon自身が出品者なので送料無料なのもスゴイです。
獺祭についてよく知らない人はプレミアが付いていても最も定番の純米大吟醸酒50を買ってしまうのだと思います。
純米大吟醸酒50のプレミア価格も年末年始がすぎれば、いずれ是正されると思います。
もし、純米大吟醸酒50がプレミア価格ならば、値段が下がるまでは定価販売の磨き三割九分の方を購入してみてはどうでしょうか?
私は両方飲んだことがありますが、磨き三割九分の方が香り高く、スッキリした味わいとなっていますし、おすすめですよ。
<追記>某量販店では2倍以上の価格で販売されていました!
ところで、私が最近よく酒を買う、某量販店では720mlの獺祭大吟醸50が3,580円で販売されていました。定価の2倍以上の価格です。
理由は特殊なルートで入手しているかららしいです。普通に考えると個人や正規取扱店からの転売ではないかと思うのですが、どうでしょうか?
メーカー小売希望価格で購入するには?
いつでも純米大吟醸酒50を定価で購入したい、という人もいると思います。また、通販だと送料がかかるのが嫌、という人もいるでしょう。
獺祭を定価で買う最も確実な方法は全国に約630店あるという獺祭正規取扱店で購入することです。
獺祭を販売している店も正規店とそれ以外のお店があって、それ以外のお店だとプレミア価格で販売している場合もあります。
獺祭正規取扱店も全国まんべんなくあるのではなく、都市部が中心で、秋田県など正規取扱店が1つもない県もあります。
東京、神奈川、大阪などでは数が多いので、近所にある確率は高いと思います。
なお、私は大阪市在住ですが、近所に正規取扱店があったので、獺祭が置いてあるか確認してみました。
あの広告が出された翌日だったので、もしかすると正規取扱店でも品切れになってるのでは?と思ったのですが、普通に置いてました。値段も定価です。
せっかくなので720mlの商品を買って帰りました。
セット販売なら定価
獺祭には「純米大吟醸酒50」「磨き三割九分」「磨きニ割三分」の180ml瓶の3本セットの商品があるのですが、それなら定価販売です(2700円送料無料)。
送料がかかってしまうのは仕方ないですが、プレミア価格ではないので心情的には買いやすいと思います。
私も以前購入しましたが、3つとも風味が違うので飲み比べて楽しかったです。
こちらに記事にしています。
<獺祭を定価で買う方法のまとめ>
●値段が下がるまで待つ(お正月後)
●ワンランク上の磨き三割九分を購入する
●正規取扱店で購入する
●セット商品を購入する
<2018年1月30日追記>
お正月が過ぎてしばらく経って、Amazonの獺祭50の値段を調べてみましたが、定価で販売しているお店が多くなっていました。やはり、需要が多くなる年末年始には価格が上がるようです。
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