↑写真は神の河300mlです。よく見る700mlの商品とは見た目がかなり違いますが、当然中身は同じです。
神の河を飲んだのでレビューします。
居酒屋やスナックでは定番のお酒ですが、家でゆっくり味わうのもいいですよ。
詳しくは後ほど。
- <概要>
- <実際に飲んでみました>
- <食事との相性>
- <価格は?入手難度は?>
- <神の河Lightについて>
- <神の河の特徴のまとめ>
- ほんのりとした香りで飲みやすい(40代/女性)
- 神の河はとても飲みやすい麦焼酎(20代/女性)
<概要>
「神の河(かんのこ)」は鹿児島県の薩摩酒造が製造している熟成麦焼酎です。
薩摩酒造では何と言っても芋焼酎のさつま白波ブランドが有名ですが、それ以外にも麦焼酎やそば焼酎などラインナップは幅広いです。
神の河は熟成酒なので、通常の麦焼酎とは味わいや香りは大きく異なります。
ウイスキーのように琥珀色かかっていて、香りはスモーキー、味わいも複雑です。
神の河はよく居酒屋でもメニューにあります(私はあまり行きいませんが、スナックでもよく置いてあるそうです)。
焼酎にあまり力を入れてないお店でもあったりするので個人的には無難に、とりあえず神の河、という感じで注文することも多いです。
注文飲み方はいつも水割りです。これは酒の風味を楽しむというより、居酒屋の濃い味付けの料理は喉が乾くからです。これまで居酒屋で何度も神の河を飲んできましたが、あまりの風味や食事との相性に関して深く考えたことはなかったです。
今回は自宅で飲み方や食事との相性についてじっくり考えてみました。
<実際に飲んでみました>
まずはストレートで。
強いお酒ですが熟成酒であるせいか飲みくちはマイルドなので、ストレートでも抵抗なく入ってきます。
まず、バニラのような風味を感じ、その後は樽の風味でしょうか、スモーキーは風味を感じます。
余韻は長いです。飲み干した後もしばらく風味は口内に残ります。
ウイスキーみたいですが、ウイスキーよりは軽いので、こちらのほうが飲みやすい印象です。
次にロックで。
バニラの香りが後に引いて、そのかわりにいいちこみたいな麦のスッとする香りが前に出てきました。
かなり印象の違うお酒になりました。
これはこれで悪くないです。
そして、いつも居酒屋で飲んでいる氷あり水割りです。
慣れているせいか、ガンガン飲めますね。風味はロックと同じです。
氷なし常温水割りですが、これだとバニラの風味を感じます。ストレートの味です。
最後にお湯割りで。
ちょっと苦くなるし、香りのバランスも悪くなる気がするので個人的には好きな飲み方ではありません。
この酒単体で味わうなら、ストレートか氷なし水割りがおすすめです。
個人的な好みもあるでしょうが、冷やすとバニラの良い香りが弱くなるのでもったいないです。
食事と合わせるなら、このお酒の強い香りは食事を邪魔することもあるので、スッキリした氷あり水割りがよいでしょう。
<食事との相性>
神の河とマグロの刺身を合わせてみました。
(盛り付けが汚い?ちゃんと皿に盛れ?これは意識高い系オシャレなブログじゃなくて、アラフォーのアル中一歩手前のオヤジが書いている飲んだくれブログなのでこれでいいんです!)
駄目です。全く合いません。
神の河のスモーキーな風味は余韻も長く、どうやってもマグロの繊細な風味を邪魔します。
もし、生臭くて仕方ないような魚だったら、匂い消しの意味で使えたかもしれませんが、今回はそうじゃなかったです。
一番スッキリ飲める氷あり水割りでもダメですね。。
次はチーズで。
うん、これは合う。チーズも神の河をお互いを邪魔しません。
チーズと合うとなるとやはり神の河はウイスキーみたいな洋酒と考えたほうが食事と合わせることを考えるなら良いのかもしれません。
神の河は居酒屋でよく出る唐揚げや餃子など、味の濃い料理なら合うんじゃないかと思います。
でも、味が繊細な刺し身はNGですね。サラダ、だし巻き卵なんかも合わない気がします。
まあ、チェーン店の居酒屋の飲み会なら、酒と食事の相性についてうんちくを語っても鬱陶しがられるだけだと思うので、他人が神の河と刺し身の盛り合わせを頼んでも何も言わないほうがいいかもしれません。
<価格は?入手難度は?>
300mlは5百円程度、700mlなら900円程度で販売されています。
この味でこの値段ならかなりコスパは高いと思います。
安い割に高級感もあるところが、スナックなどで置いている所以ではないでしょうか。
神の河はその辺のスーパーでも普通に置いているので入手は簡単です。
<神の河Lightについて>
神の河には神の河Lightという兄弟商品があります。20代から30代の若い世代向けのライトな神の河です。
もっと具体的にどう違うのか、普通の神の河と飲み比べてみました。
神の河のアルコール度数は25%、神の河Lgihtは20%と差はありますが、そのままストレートで飲み比べました。
…
非常に似ています。アルコール度数が高い分だけ神の河のほうがハードな味わいですが、香りは区別がつきにくいほど似ています。
次はアルコール度数を同じぐらいにするため神の河に少しだけ水を加えました。
…やっぱり似ています。
若干、神の河Lightの方が軽やかです。しかし、大した差とは感じられません。いや、神の河Lightも美味いのですが、なんかな~、これなら神の河だけで物足ります。どうせならもっとライトにしたほうが良いのではないかと思いました。
<神の河の特徴のまとめ>
●熟成麦焼酎
●温度によって風味が異なる面を見せる
●刺し身には合わないがチーズには合う
●入手難度:易
以下は他の人の神の河体験談です。
ほんのりとした香りで飲みやすい(40代/女性)
麦焼酎「神の河」を、母の経営するカラオケスナックでよく飲んでいました。
母が入院していた時、私が母の代わりにその店を経営していたので、母の店に来ていたお客さんからよくいただいて、水割りやお湯割りで飲んでいました。
味は、割とアルコールのにおいが少なく、癖がなく、口に含むと麦の香りがほんのりと、フワッと広がります。
特徴は、麦の香りが良く、飲みやすい事だと思います。
初めて焼酎を飲む方やお酒をあまり飲まれない方、ご高齢の方でも飲めるほど本当に癖がなく飲みやすいです。
私の感想なので個人差はあると思いますが、飲んだ次の日もお酒が体に残ってしんどいという事があまりありませんでした。朝もスッキリと目覚めて気分が悪いという事があまりなかったです。
母の店を代わりに経営していたので、当時は仕事上毎日お酒を飲んでいたのですが、神の河は、似たような価格や量の麦焼酎と比べて、焼酎独特のツンとしたアルコールのにおいが少なく、癖がなく、麦の香りもきつくなく、ほんのりとした香りで飲みやすく助かりました。
お客さんにも好評だったので、ほとんどのお客さんが神の河をボトルキープしていました。
私は今はもう母の店で働いてはいませんが、神の河を自分で買って自宅で時々飲んでいます。
お値段も、スーパーやお酒のディスカウントショップなどで買えば、720mlの瓶が1000円以内で買えますので、それほど高くないと思います。
神の河をストレートで飲むより、グラスに3分の1ほどを入れて水割りやお湯割りで飲む事が多い私にとっては、ビールの350mlの6缶パックを1000円ほど出して1つ買うよりもずっとお安く、コストパフォーマンスが良いと感じます。
それに加えて私の場合は、ビールを飲んだ時よりも次の日の体調が良いです。
もっと安くて、量も沢山入った焼酎はあると思いますが、香りの良さや癖のなさ等、味を考慮に入れると、神の河ほどのものは無いように思います。
神の河は、お酒をよく飲む方にはもちろん、焼酎を初めて飲む方や、女性、お酒をあまり飲まれない方にもお勧めできる、麦の良い香りがほんのりとするやさしい飲み口の美味しい麦焼酎だと思います。是非とも飲んでみて頂きたいお酒の1つです。
神の河はとても飲みやすい麦焼酎(20代/女性)
私が今まで飲んだ麦焼酎の中で1番飲みやすくて美味しいなと思った商品は、【神の河】という麦焼酎です。神の河は、私が初めて飲んだのはスナックでアルバイトをしている時に、男性のお客さんが飲んでいたので、私もご馳走して貰って飲ませて貰いました。初めて飲んだ時は、これは本当に焼酎なんだろうか??と思うくらい、とても飲みやすくて美味しい焼酎だな~と思いました。
私は神の河を飲む前までは、1度も麦焼酎を飲んだことがなかったので麦焼酎がどんな味がするのか分かりませんでした。でもこれを飲んだ時に、麦焼酎ってこんなに飲みやすくて美味しいものなんだ~と思いました。いつもスナックで飲んだり友達と居酒屋やカラオケに行った時に飲む、普通のスタンダードな焼酎の味とは全然比べものにならないくらい、とても飲みやすくて美味しいなと思いました。
味は、普通のスタンダードな焼酎の味とは違って、もっと味が薄くて焼酎のクセが無くて、口に入れるとスーッと自然と喉の奥に入っていくようなそんな味わいの焼酎だな~と思いました。
香りも、焼酎のお酒臭さがあまり無くて上品な香りだったような気がします。特徴はとにかくクセが無くて飲みやすいということだと思います。ボトルのデザインも、普通のスタンダードな焼酎や他のメーカーの麦焼酎とは違った変わった形をしているボトルに入っていて、ボトルに付いている銘柄のデザインも少し古風だけど洗練されている感じがして、お洒落で良いなと思いました。
味も香りもボトルのデザインも全てに置いて上品な作りになっていて、私は1回飲んだだけで魅了されてしまったお酒でした。
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