大坂屋長兵衛を飲んだのでレビューします。
大坂屋長兵衛は名前が変わっていることに加え、スーパーでもよく見かけることから、前から気になっているお酒でした。
今回、行きつけの酒屋で180mlのボトルを見つけたので、試しに買ってみました。
大坂屋長兵衛はワンカップで有名な大関の大吟醸酒。
以前、ワンカップの大吟醸を飲んだことがありましたが、ほとんど吟醸香のしない、名ばかり吟醸酒でずっこけました。
なので、大坂屋長兵衛には純粋な期待と言うよりは、ネタ的な気持ちで飲んでみました。
…
おお、これはワンカップの味わいとは全く違う、本格的な大吟醸です!
しっかり吟醸香もありますし、雑味がなくすっきりして飲みやすいです。
万人受けしそうなところはいい意味で大手酒造っぽいお酒とも言えます。
続きは後ほど。
<概要>
大坂屋長兵衛は大関が製造している日本酒です。
なお、大坂屋長兵衛とは大関の初代当主の名前です。
そこに、このお酒にかけられた意気込みを感じることが出来ます。自信作ということでしょう。
なお、大関では普通酒から大吟醸酒まで、幅広いラインナップの商品があって、大吟醸にも何種類かあります。
値段的に最上位の商品は「純米大吟醸十段仕込」ですが、大坂屋長兵衛はその次に相当する商品です。
ただ、大吟醸と言っても必ずしも美味しいとか限りません。
ワンカップの大吟醸はマズくはありませんでしたが、期待を大きく裏切る味でした。
これ↓
大坂屋長兵衛はいかに?
スペックは以下の通りです。
原材料:米(国産)、米こうじ(国産米)、醸造アルコール
精米歩合:50%
アルコール分:15度以上16度以下
米に関しては、特にアピールしていないので、山田錦などの酒造好適米ではないのかもしれません。
また、精米歩合は50%と大吟醸ではありますが、それ以上ではなく普通の大吟醸です。
うーん、名前以外で変わったところは見受けられないお酒です。
まあ、飲んでみて評価してみましょう。
<実際に飲んでみました>
冷蔵庫で冷やして飲んでみました。
カップがついているので便利ですね。花見など行楽にももってこいです。
上立ち香はなかなかのもの。本物の大吟醸の香りです。
飲んでみると、うん、フルーティーな風味を十分感じられます。
淡麗辛口のお酒とされますが、やや甘みもあります。
雑味は全くありません。
精米歩合50%のお酒とは思えない、獺祭3割9分ぐらいの雑味のなさです。
さらっとして飲みやすいお酒です。
気がつけば、数分で180mlが空になってしまいました。アルコール度数はそれなりですが、缶チューハイと同じぐらい飲みやすいかも。
特に個性的なお酒ではありませんが、しっかり吟醸香もあって、すっきり飲みやすく、反面これといった欠点も見つからず。
いい意味で万人受けしそうなお酒です。
日本酒が苦手な人でも飲めそうな、初心者向けのお酒とも言えます。
これはおすすめ。パーティーに持って行ったりギフトにもいいかもしれません。
<価格は?入手難度は?>
180mlボトル缶で457円、300ml瓶で751円、720ml瓶で1,597円、1800ml瓶で3,586円です。
大吟醸酒としては標準的だと思います。
入手難度ですが、スーパーで普通に売られているので易とします。
<大坂屋長兵衛の特徴のまとめ>
●予想をいい意味で裏切る、本格大吟醸。
●すっきり飲みやすく、万人受けする
●入手難度:易
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