おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

ザ・レモンクラフトのレビュー 香り特化の缶チューハイ

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ザ・レモンクラフトを飲んだのでレビューします。

最近、新しい缶チューハイを見かけないな、と思っていたら、セブンで見慣れない缶チューハイを発見。

「ザ・レモンクラフト」

他の缶チューハイに比べて高級感のあるボトル、「このレモンサワー、革命的!」という自画自賛ラベルを見れば、もうこれは買うしかない。
ということで、極上レモンとグリーンレモンの2種類を購入。

早速飲んでみると…。

味はあっさりだが、香りはなかなかのインパクト。

続きは後ほど。

<概要>

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ザ・レモンクラフトはアサヒは製造している缶チューハイです。
2020年4月にセブン・イレブンで先行販売、10月から他のコンビニでも販売されているそうです。味は極上レモンとグリーンレモンの2種類です。

アサヒの缶チューハイといえば、「もぎたて」がまず一番に思い浮かびますが、他にも「贅沢搾り」、「酎ハイ倶楽部」などがあります。ザ・レモンクラフトはこれらの商品より価格帯が上で、容器も缶じゃなくてボトルというプレミアム感のある高級商品です。
キャッチコピーは「この香り、衝撃。」です。
自分で衝撃、とか言ってしまう?
でも、日本有数の缶チューハイメーカーのアサヒですから、うぬぼれではなく単純に自信があるのでしょう。
アサヒが原価を上げて本気を出した自信作、私はそう捉えています。

スペックは以下の通りです。

極上レモン
原材料:ウォッカ、レモンスピリッツ、レモン果汁、レモンエキス、レモンピールエキス、ぶどう種子エキス、糖類、炭酸、香料、酸味料、ビタミンC
アルコール分:7%
果汁率:1%

グリーンレモン
原材料:ウォッカ、レモンスピリッツ、レモン果汁、レモンエキス、レモンピールエキス、ぶどう種子エキス、糖類、炭酸、香料、酸味料、ビタミンC
アルコール分:7%
果汁率:1%

極上レモンとグリーンレモンは成分が全く同じですが、グリーンレモンはグリーンレモンを使用している、ということだと思います。

それにしても、これでもか、というぐらいレモン素材が入ってますね。
公式サイトによれば、5種類のレモンが入っているそうです。
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レモン味の缶チューハイは数多いですが、これはかなりオリジナリティーが高いと思います。期待が高まります。

一方で、果汁は1%と低めです。
個人的には、果汁の多いジューシーな缶チューハイが好きなので、ちょっと残念です。

では実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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まずは極上レモンから。
炭酸はそんなに強くない感じです。ストロングゼロのようにガツン、とは来ません。

それほど甘くもなく、酸味もレモン味の缶チューハイとしては淡白です。

しかし、確かに香りはいい!

上質なレモンの香りが長時間口の中に残ります。流石に私の舌では5種のレモン素材は感じ取れませんが、でも確かに他の缶チューハイとは香りに違いを感じます。

香りの余韻が長いため、一口一口の感覚は長めになります。

時間をかけて、リラックスしてじっくり飲むタイプのお酒ですね。

そうすると、このキャップ式のボトルの意味も明らか。
長々飲んでると炭酸が抜けちゃいますから。

続いて、グリーンレモン。

極上レモンに比べると香りがライムっぽいです。でも、原材料にはライムと書いてないので、多分これはグリーンレモンの香りだと思います。
それ以外はあまり違いは感じません。
なお、グリーンレモンとは一般的な黄色いレモンになる前の緑色の状態で収穫された若いレモンであって、レモンの種類ではありません。

個人的にはレモンも好きですがライムっぽいのも好きなので優劣はつけ難いです。

どちらも、非常にレモンの香り・風味が良いですし、贅沢感のある質の高い缶チューハイなのは間違いありません。

ただ、味わいにもっとレモンっぽさがあればもっと良かったかな、とは思いました。

<価格は?入手難度は?>

セブン・イレブンで購入。400mlで181円です。
「もぎたて」などに比べると価格は高めですが、質も当然高いです。
結構長々と呑めるので、コスパも悪くありません。
手っ取り早く酔たい人には「もぎたて」や「ストロングゼロ」をおすすめしますが、のんびりお酒を楽しみたい人にはこちらがおすすめ。
とりわけ、缶チューハイ好きなら1回は試してみる価値はあります。

普通にセブン・イレブンで売っているので入手何度は易とします。
ただ、アマゾン・楽天では売ってないようです。

<ザ・レモンクラフトのレビューのまとめ>

●アサヒが製造する極めて香りの良い缶チューハイ
●香り長持ちだからのんびり飲める
●味は意外に淡白
●入手難度:易

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樽ハイ倶楽部のレビュー 求めたのは平凡=安心感の缶チューハイ?

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樽ハイ倶楽部を飲んだのでレビューします。

スーパーで見かけたので買ってみました。

果汁量など、スペックで目立ったところは見当たりませんが、新発売で、しかもアサヒの商品なのでハズレはないだろうと思いましたが、

ん?まったくひねりがない。平凡。というか、切磋琢磨している他の缶チューハイの味わいに比較すると明らかに平均以下。

しかし、そんなことアサヒもわかっているはず。

もしかして、目指したのは安心できる平凡な味??

続きは後ほど。

<概要>

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樽ハイ倶楽部はアサヒは製造している缶チューハイです。
2020年3月31日発売開始。味はレモンとプレーンの2種類です。

樽ハイ倶楽部は1984年に業務用の樽詰サワーとして誕生しました。
これがヒットし、令和元年には導入飲食店が10万件以上まで積み上がりました。

その定番サワーの缶チューハイバージョンが今回紹介する商品です。

スペックは以下の通りです。

レモン
原材料:ウォッカ、レモン果汁、糖類、炭酸、香料、酸味料
アルコール分:8%
果汁率:1%

プレーン
原材料:ウォッカ、糖類、炭酸、香料、酸味料
アルコール分:8%
果汁率:無果汁

まったく特徴が見えません。レモンの果汁率はわずか1%。レモンペーストやレモン浸漬酒を使用するような工夫もなし。
プレーンに至っては、これってサイダーにアルコールを混ぜただけなのでは?と思うほど拍子抜け。

まったく期待は持てませんが、とりあえず飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

まずはレモンから。
予想通りの味。普通のレモンサワー。それしか言いようがない。でもまあまずくはありません。

プレーンに関しては言葉に困ります。想像通りの味。プレーンに関しては美味しくはありません。なにか追加で混ぜないと物足りないです。

にしても平凡。
これが定価100円以下の商品ならわかりますが、350mlで141円と、もぎたて(アサヒ)やストロングゼロ(サントリー)と同価格。
クオリティは圧倒的にもぎたて・ストロングゼロの方が高いです。

しかし、平凡でこれといった特徴がないことはアサヒだったわかっていたことでしょう。
なぜこの商品を世に出したか?
言っておきますが、アサヒの缶チューハイ開発能力は高いです。もぎたて、贅沢搾りなどヒット商品もあります。特徴的な缶チューハイを作り出す力はあります。

おそらく、この商品は居酒屋で出されるサワーをそのまま家で飲みたい人向けの商品だと思われます。であれば、奇をてらう必要はありません。
あるいは、「特許取得○○製法!」「果汁3倍!」などの美味さを競うハイスペック缶チューハイについていくのが疲れた人向け。
「缶チューハイなんてこれぐらの美味さでいいんだよ」的な安心感を求める人向けの商品だと思われます。

提供するのは安心感につながる平凡さ、こういうことだと解釈してます。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は350mlで141円です。
単に美味い缶チューハイを飲みたいなら、同価格のもぎたてやストロングゼロをおすすめします。そういったエースクラスの缶チューハイについていけない人にはおすすめできるかもしれません。
入手難度は普通のスーパーに売っているので易とします。

<樽ハイ倶楽部のレビューのまとめ>

●もとは業務用のサワー
●何から何まで平凡
●平凡だが、そこが売り?
●入手難度:易

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LEMON SOUR SQUADのレビュー EXILEファンじゃなくてもおすすめの味

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LEMON SOUR SQUADを飲んだのでレビューします。

EXILE監修だそうです。なんで?

EXILEは嫌いじゃないですが、特にファンでもないです。

純粋にこの缶チューハイの味がどうなのか気になって買ってみました。

まあ、EXILEの人気にあやかっただけの商品なら値段が高い分、酷評しますが、さて…

おっ、これは意外に本格派。
シンプルだが、高品質。
EXILEとか関係なく美味い。

続きは後ほど。

<概要>

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LEMON SOUR SQUADはLDHと宝酒造の共同開発商品です。
EXILEが監修していますが、製造は当然宝酒造です。

2020年1月1日発売開始。ローソン限定商品です。
発売当初は品切れも起きたそうですが、もう1ヶ月以上たっており、私の近所にあるローソンでは普通に売ってました。

EXILEが結成当初、レモンサワーをよく飲んでおり、ファンの間ではレモンサワーといえばEXILEというのは有名な話だとか。

そんなレモンサワー好きのEXILEが監修したというLEMON SOUR SQUAD。
ファンなら、この缶チューハイを飲みながら、若き日のEXILEメンバーの夢や情熱に思いをはせるのでしょうか。

なお、SQUADとはスラングで一番仲のいいグループ、といった意味合いの言葉です。

スペックは以下の通りです。

原材料:レモン、レモンペースト、レモンエキス、焼酎、糖類、炭酸、香料、酸味料
アルコール分:7%
果汁率:9%

同じく宝酒造が製造している「宝極上レモンサワー丸おろし」に似てますね。
なお、このスペックは以下のとおりです。
原材料:レモン、レモンペースト、レモンスピリッツ、焼酎、糖類、酸味料、香料
果汁:11%
アルコール分:7%

同じじゃないですが、かなり似ているので味もある程度予想は付きます。

なお、宝極上レモンサワー丸おろしは私の中でも最高評価の缶チューハイです。

LEMON SOUR SQUADもかなり期待できます。

では、実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

飲んでまず感じるのがレモンの深い香りと味わい。原材料が「レモン、レモンペースト、レモンエキス」のトリプルレモンですからね。まあ当然です。
糖類が入っていますが、甘さは控えめ。個人的にはこれぐらいの甘さがベスト。
炭酸もやや強めかもしれませんが、個人的には過不足ないレベルの強さです。

他に余計な味わいは感じませんが、それはレモンサワーに必要ないから。
もう、これはレモンサワーとしては完璧に近い商品だと思います。

EXILEは関係なしに美味いです。
あと、やっぱり宝極上レモンサワー丸おろしに味は似てます。

<価格は?入手難度は?>

ローソン限定、350mlで税込み220円です。
缶酎ハイとしては高額ですが、値段に見合った価値はあります。
ローソンならどこでも売っているようなので入手難度は易とします。

<LEMON SOUR SQUADのまとめ>

●EXILE監修、ローソン限定の缶チューハイ
●レモンが濃い。
●シンプルだが高品質。
●入手難度:易

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こだわりレモンサワー檸檬堂のレビュー レモン味チューハイとしてはトップレベルの味わい

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こだわりレモンサワー檸檬堂を飲んだのでレビューします。
2018年は「りらくす」、「キリンザストロング」、「99.99」などのメジャー缶チューハイブランドが誕生しましたが、2019年はこれと言ったメジャーブランドは誕生しませんでした。
檸檬堂は久々の新ブランドですね。期待が高まります。

檸檬堂は4つの味があるのですが、今回は定番レモンと鬼レモンを購入しました。

飲んでみると

おっ、レモン感十分。甘みも他の缶チューハイに比べては強いかもしれない。
ストロングゼロや氷結のレモンより美味い。
コカコーラ、やるな!

続きは後ほど。

<概要>

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こだわりレモンサワー檸檬堂はコカコーラが販売している缶チューハイです。
コカコーラといえば、コーラをはじめとした清涼飲料のメーカーとして有名ですが、それが缶チューハイ?
そう、檸檬堂は2018年に九州で先行発売、2019年10月に全国で発売開始となったコカコーラ初となるアルコール飲料です。

味は、定番レモン、鬼レモン、塩レモン、はちみつレモンの4種類です。

今回は定番レモンと鬼レモンのみを購入して飲んでみました。

スペックは以下の通りです。

定番レモン
原材料:レモン、果糖ぶどう糖液糖、スピリッツ、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)
アルコール分:5%
果汁率:10%

鬼レモン
原材料:レモン、果糖ぶどう糖液糖、スピリッツ、食塩/炭酸、香料、酸味料、酸化防止剤(ビタミンC)
アルコール分:9%
果汁率:17%

果糖ぶどう糖液糖って、いかにも清涼飲料のメーカーらしいですね。
果汁率はレモンチューハイの中でも高め。特に鬼レモンの17%って、本搾りのレモンですら12%ですから、超高いといってもいいぐらいです。

これはなかなかインパクトの強い味わいが期待されます。

では、実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

まずは定番レモンから。
うん、レモン濃い。でも果糖ぶどう糖液糖がそれなりに入っているらしくて、激しい酸っぱさはありません。甘酸っぱくて美味いです。
他は特に気になる点はありません。炭酸も普通ぐらいの強さだと思います。

次に鬼レモン。
予想通り、アルコール、レモン、甘み、どれも定番レモンよりキツい味わいです。
とはいえ、鬼、というほど乱暴さはなく、飲みにくさはないです。

味的には定番レモンの方が上ですが、個人的にはガツンと酔える鬼レモンの方が好みですね。

さて、レモンは缶チューハイの定番中の定番であり、競合する商品はあまたあります。
その中で、檸檬堂はどのぐらい上に来るのか、これはかなり上位に来ます。
値段のことを別にするとストロングゼロや氷結より美味いです。

宝極上レモンサワーと1,2位を争う出来の良さだと思います。

既存のメーカーにとって、巨人コカコーラのこの一撃は脅威になったはず。
今後、キリンやアサヒのようにコカコーラも缶チューハイ市場のメインプレーヤーになってくるかもしれませんね。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は350mlで150円ですが、私は近所のスーパーで138円で買いました。
価格は氷結やストロングゼロより少し高いですが、味わいを考えれば納得がいきます。
現在のところ、どこのスーパーでも見かけるので入手難度は易とします。

<檸檬堂のまとめ>

●コカコーラ初のアルコール飲料
●レモンが濃い。しかし甘口。
●レモン系缶チューハイでは1,2位を争う出来の良さ
●入手難度:易

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濃醇魚沼のレビュー 旨み強いが意外にスッキリ

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濃醇魚沼(旨みたっぷり魚沼)を飲んだのでレビューします。

日本酒の米は削ってなんぼ、精米歩合が低いほど美味い、そして偉い!という風潮がありますが、最近ではあえて精米歩合を高くしたお酒がちょくちょく現れています。

濃醇魚沼のその一つ。
旨みが売りの純米酒ですが、その実力は如何に?

飲んでみると、

なるほど。確かに旨みたっぷり。
同じ日本酒でも大吟醸とは真逆、別の飲み物ですね。

続きは後ほど。

<概要>

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濃醇魚沼は新潟県にある白瀧酒造が製造している日本酒です。
白瀧酒造ではスーパーでもよく見かける人気日本酒「上善如水」の酒造でもあります。

濃醇魚沼は原料米をあまり磨かずに、米本来の旨みを引き出した濃醇な味わいが売りです。

精米歩合の低いお酒のほうが美味くて高級、と考えている人も多いと思います。
逆に精米歩合の高いお酒は味はそこそこ、値段の安い大衆酒、という認識は間違いとは言いませんが、精米歩合の高い低いは差異ではあっても優劣ではありません。

精米歩合の低いお酒は雑味が少なくスッキリとしたお酒に、精米歩合の高いお酒は米の旨みが乗ったどっしりとした味わいのお酒になります。
人それぞれの好みはあってもどちらが上か下か、という関係ではありません。

というものの、実際は精米歩合の低い吟醸酒や大吟醸が人気で、あまり高精米歩合を売りにしたお酒は見かけません。
一般では高精米歩合の酒=安酒なのであえて高精米歩合をアピールするお酒もほとんどありません。

しかし、濃醇魚沼は流行の逆を行く、あえての高精米歩合酒です。

スペックは以下の通りです。

原材料:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:80%
アルコール分:16度から17度
日本酒度:+2
酒質:中口

精米歩合80%!
「旨みたっぷり」と銘打っているので味わいはきっとそうなのでしょう。

では実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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おすすめの飲み方としては
冷○
室温○
熱燗◎
とされていますが、純米酒なので冷はないと思い、室温と熱燗で飲みました。

室温で飲んでみると、確かに旨みが強いお酒です。他に甘みは感じますが酸味、雑味などはあまり感じません。
香りは穏やか、後味はやや長めです。

大衆酒筆頭の上撰白鶴あたりと比べると、ややスッキリしている印象はあります。
ただ、さすが精米歩合80%、というインパクトはないですね。

次に熱燗で。
おお、旨み大幅パワーアップです。やっぱこれぐらいのインパクトは欲しいですね。
温めることによるアルコールの棘も感じず、飲みやすいです。大衆酒とはひと味違います。
これは絶対に熱燗で飲むべきお酒ですね。

普段、吟醸系の日本酒しか飲まない人は是非このお酒を飲んでみて欲しいですね。日本酒の見方が変わると思います。

<価格は?入手難度は?>
300mlで534円、720mlで1,152円、1800mlで2,357円となっています。
質を考えるとコスパはいいと思います。

どこのスーパーでも置いてあるので入手難度は易とします。

<濃醇魚沼の特徴のまとめ>

●流行の逆を行く精米歩合80%の純米酒
●旨みは強いが意外にすっきり
●入手難度:易

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月桂冠THE SHOTのレビュー

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月桂冠THE SHOTを飲んだのでレビューします。
たまにしか行かない量販店に売ってたので、珍しく思い買ってみました。
大手酒造の日本酒とは思えないおしゃれっぽいネーミングと瓶です。これは若い人に向けて開発したな、とすぐに分かりました。
公式サイトによれば30代から50代をターゲットとしているそうな。若くないけど高齢者が多い日本酒愛好家のなかでは若い年代です。

さて、肝心の味はというと、

うん、見た目に違わず上質。
日本酒としか言えない味だけど、瓶がスタイリッシュだからか、何となく日本酒を飲んでいる感じはない。

面白い商品ではないでしょうか。確かに若い年代の人に受けそう。

続きは後ほど。

<概要>

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月桂冠THE SHOTは月桂冠が製造している日本酒です。2019年3月25日発売開始です。
大吟醸と本醸造の2種類があります。

180mlとワンカップと同程度の容量ですが、ワンカップのような昭和的なダサさはみじんも感じられない、スタイリッシュな瓶、ラベルのデザインです。

ワンカップは蓋を開けたら閉められないので飲みきるしかありませんが、THE SHOTはスクリューキャップなので、飲みたい時に飲みたいだけ飲むことができます。

このように洋酒のショットボトルのようにおしゃれに、キャップを開閉しながら直接飲むスタイル、これをショット飲みと言うらしいのですが、それを日本酒に持ち込んだのが「THE SHOT」とのこと。なるほど、確かにこれまでそういうコンセプトの日本酒はほとんどなかったですね。

それで肝心の味はというと、まずはスペックから。

THE SHOT大吟醸
原材料:米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分:15度から16度
精米歩合:50%

THE SHOT本醸造
原材料:米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分:15度から16度
精米歩合:70%

どちらも添加物を使用していない本格的な日本酒です。

味わいに関しては以下の通りです。
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www.gekkeikan.co.jp

大吟醸の方は中口やや淡麗、本醸造は甘口濃厚です。
とりわけ本醸造はインパクトありそうな味です。期待が高まります。

実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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冷蔵をで冷やして飲んでみました。
まずは大吟醸から。
口に含むと綿菓子のようなふんわりした甘さを感じます。
大吟醸らしいフルーティーな風味も感じますが、やや控えめ。獺祭のような派手さはありません。
美味いですが、まあ普通の大吟醸かな、という感想。ただ、瓶のおかげで少し特別感を感じるかも。

次は本醸造。
甘い!確かに甘口です。
ただ、甘いだけでなく、どっしりとした日本酒らしい芳醇な風味があります。
これは結構インパクトが大きいです。
大吟醸と違って、人を選ぶ味だと思います。
とはいえ、瓶がおしゃれなので、そこまで抵抗なく飲めてしまうかも。

違いはありますがどちらの日本酒も上質、少なくとも従来のカップ酒より格上の味わいです。

日本酒はマズい、ダサい、と思い込んでいる若い人には一度飲んでみて欲しいお酒です。

<価格は?入手難度は?>
希望価格は大吟醸も本醸造も250円税別ですが、実際はそれより少し安く販売されています。

お店で普通に売っている商品のはずですが、私の周囲では見かけないので入手難度は易よりの普通とします。

<月桂冠THE SHOTの特徴のまとめ>

●瓶がおしゃれな日本酒
●味わいは上質。本醸造はインパクト大
●入手難度:普通

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丸亀製麺の飲み放題はマジで千ベロ、ヤバい!!(大阪信濃橋店)

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丸亀製麺の飲み放題が一部の呑兵衛の間で話題になってますね。
最近では、松屋や吉野屋の一部店舗で夕方から手頃な値段の居酒屋メニューを出すようになっており、丸亀製麺もその流れで実験的に居酒屋っぽいことを始めたのでしょう。

それにしても、千円で30分飲み放題は他にないシステムです。
時間が短い気もしますが、30分間急いで飲めば十分酔っ払える自信はあります。
これはもう行くしかない、と思っていましたが、なにせ実施店舗が少ない。
私の近所の丸亀製麺ではやってません。

全国でも十数店舗しかやってないなか、そのほとんどは東京都にあります。
調べてみると現在唯一、東京以外で実施しているのが大阪の信濃橋店です。
地下鉄本町駅周辺とビジネス街にあって、大阪在住の私ですが個人的にはあまり行かないエリアです。しかし、今回はわざわざ電車に乗って行ってきました。
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www.google.co.jp


時間は夕方5時過ぎ。
店内はあまり客はいません。
券売機とかもないので、お店の人に飲み放題で、と言います。
すると、3種類あるコース(1000円、1100円、1200円)どれにしますか?と聞かれました。
まずは基本?の1000円を頼みます。
また、1000円コースだと、うどんか親子とじのどちらかを選択できますが、酒のつまみにするので親子とじを頼みました。
天ぷらはかき揚げとかしわ天を選びました。
栄養バランスはともかく、この3品でカロリー的には一食分ありそうです。
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しばらくすると親子とじができて席に持ってきてくれたので、ここから30分はじまりです。お店の人がタイマーのスイッチが押しました。
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お酒の種類ですが、ビール、ハイボール、チューハイ、焼酎があります。
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まずはチューハイで乾杯です。
うーん、美味い。でもストロングじゃなくてアルコール分は5%ぐらいだと思います。

親子とじは味が濃くてよいつまみになります。
天ぷらも美味い。

周りを見渡すと、3人ほど飲み放題を満喫していました。
それほど人のいない店内だったので、客の半分ぐらいは飲み放題でした。

さて、時間がないのでさっさとチューハイを飲み干して、次はハイボール。これもストロングではないですね。
天つゆをたっぷりつけた天ぷらと合わせると最高です。

ハイボールを空けた時点で15分経過。食べる方に時間を使ってしまってペースが遅いです。
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ということで、得意の焼酎へ。
これでがっつり酔っ払いました。

なお、30分経過したら新たに酒を入れることはできませんが、残っている分は飲んでもよいシステムです。
なので、30分前に、再び焼酎水割りをグラス一杯つくっておきました。
ということで30分経っても実質終わりじゃないです。

他の飲み放題の客も、30分で席を立つ人は誰もいません。みんな分かっているようです。

私もロスタイム20分を使って、1時間弱でお店をでました。
チューハイ、ハイボール、焼酎水割り2杯でかなり酔っ払いました。
おつまみも美味かったし、コスパは最強、本物の千ベロがここにありました!

牛丼屋のちょい飲みは微妙だと思いますが、丸亀製麺の飲み放題は心の底からおすすめできます。
近所にあったら何度も行くのになー、今後実施店舗が広がるのを期待したいと思います(でも原価率が高すぎて広がらない気がします)。

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