2019年3月に獺祭 純米大吟醸50が終売になって、その後継として4月から獺祭 純米大吟醸45が売り出されています。
当然そのことは知っていていつか飲もうと思っていましたが、忘れてました。
ということで今更ながらのレビューです。
近所の酒屋に行ったらやっぱり獺祭50はなくて獺祭45だけがありました。
買ってきて、早速夜に飲んでみました。
…
うんうん、久々に飲むけどこれぞ獺祭、という派手な香り。
でも獺祭50に比べるとすっきり軽いような…。
続きは後ほど。
<概要>
獺祭 純米大吟醸45は山口県にある旭酒造が製造している日本酒です。
そして日本で一番人気のある日本酒と言っても過言ではありません。
アマゾンの日本酒売れ筋ランキング現在1位。
獺祭45だけでなく、トップ10には他の獺祭が3つも上がっています。
万を超える日本酒の銘柄があるなか、上位10の内4つがランクインって…。
異様なぐらいの人気銘柄です。
獺祭45は数ある獺祭のラインナップの中で最もスタンダードな商品です。
つまり言い方を変えれば獺祭の中で最も格下で価格の安い商品なのですが、精米歩合45%ですよ。一般的には十分高級酒といえます。
なお、獺祭45以外のラインナップについてはこちらでまとめています。
獺祭については今まで散々書いて来たので説明はこれぐらいでいいでしょう。
では早速飲んでみます。
<実際に飲んでみました>
大吟醸酒なので冷やして飲みました。
栓を開けておちょこに注げば、獺祭らしいフルーティー香りが漂ってきます。
口に含むと、甘いバナナのような香りが口から鼻にかけて広がっていきます。
余韻は長め。
よって一口の間隔も長めになります。
のんびり時間をかけて飲めるお酒、と言えるでしょうか。
それにしても、香りの良い大吟醸酒は他にもたくさんありますが、獺祭ほど香りが派手でわかりやすい美味しさのお酒って私は知りません。
獺祭は久々に飲みましたが、これぞ獺祭、という印象を強くしました。
一応、晩酌ということで、ラム肉のステーキをつまみに飲みました。
ラム肉の癖のある風味と油を、獺祭の果汁のような香気が爽やかに洗い流してくれる…。
というのも嘘ではないのですが、獺祭って「私だけを見て!」という自己主張の強いお酒なので(個人的感想)、あまり食事に合わないと思います。
獺祭は獺祭だけで楽しむのがベストと個人的には思います。
そして獺祭50との違いですが、飲み比べたわけではないので確実ではないのですが、やはり獺祭45の方が精米歩合が低い分だけスッキリと軽い感じがします。
味わいは薄く、香りが強くなっている印象で、獺祭39に寄ってきた感じがします。
個人的には獺祭50より美味しくなっている、と思います。
なお、後日常温(20℃ぐらい)で飲んでみましたが、香りはあまり変わらないものの味わいが重いように、あるいはアルコールが強いように感じました。
やはり冷やして飲むのがベストかと思います。
<おすすめ度>
おすすめ度(5段階):★★★★★
一部の日本酒通からは、獺祭のような香りの派手なお酒は好きじゃない、という声もちらほら聞きますが、日本酒が飲める人ならほとんどの人が美味しいと感じるんじゃないかと思います。
また、日本酒は好きじゃないとか初めて飲む、という人にも飲んでほしいお酒です。
スッキリして香り高くフルーティー。
これ以上飲みやすい日本酒ってなかなかないです。
万人受けするのでパーティーなんかに持っていっても喜ばれると思います。
<価格は?入手難度は?>
180mlで440円、300mlで688円、720mlで1,650円、1800mlで3,300円(税込み)となっています。
獺祭50の720mlが1,539円だったので、少し値上がりしています。
とはいえ、質も向上しているので納得です。個人的には高いとは思いません。
獺祭は基本的には正規取扱店にしか置いていませんが、ドン・キホーテなんかでも時々見かけます。
スーパーやコンビニでは見たことがありません。
アマゾンや楽天では購入できます。
以上の点から入手難度は普通とします。
<獺祭 純米大吟醸45の特徴のまとめ>
●アマゾンランキング1位の常連
●香りが派手、スッキリして飲みやすい
●入手難度:普通
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