澪一果を飲んだのでレビューします。
澪がおいしいお酒だというのは知っていましたが、違うバージョンが出ているのをスーパーで見かけたので買ってみました。
飲んでみると、
…
果汁入りのジュースみたいに美味い。
しかし、原材料は米と米麹のみ。
一体、どうやったらこんな飲み物が作れるのだろう。ほんとびっくりです。
続きは後ほど。
<概要>
澪一果は宝酒造が製造している日本酒です。
2019年に首都圏で先行販売、2020年3月から全国で発売開始。味は「バナナのような香り」と「イチゴのような香り」の2種類です。
「澪一果」の他に「澪」「澪DRY」などの商品のあります。
「澪」「澪DRY」についてはこちらで記事にしています。
澪一果のスペックは以下の通りです(バナナ・イチゴ共通)。
原材料:米・米麹、炭酸ガス含有
アルコール分:4%
日本酒度:-66
酸度:3.8
スペックはかなり特徴的です。
原材料は米と米麹のみなので、れっきとした純米酒です。見た目はチューハイみたいなのに、かなり本格的な日本酒です。
アルコール分は4%と普通の日本酒の1/3か1/4ぐらいです。これはチューハイレベルです。
日本酒度は大幅なマイナスなので超甘口。酸度も高いので酸っぱいはず。
香料を使わず、酵母だけでどの程度バナナやイチゴの香りが出せているのか、楽しみです。
<実際に飲んでみました>
5℃前後まで冷やして、と書いてあるのでそれぐらいで飲んでみました。
まずはバナナ。
まず感じるのはきめ細かい炭酸の感触です。
缶チューハイの刺激的な炭酸とはまた異なる、優しく心地よい刺激です。
肝心の香りですが、たしかにバナナのような香りはするが、どちらかといえばパイナップルぽい。
味わいは果物のような酸味と甘みがあって、言われなかったら果汁が入っていると思うはず。
次はイチゴ。
確かに苺の香りがほのかにします。でもちょっとパイナップルのような香りもします。
味わいはバナナの方に似ていて、こちらもまるで果汁の入ったジュースのようです。
それにしても、この風味を果汁や香料を使わずに出していることに驚きを禁じえません。
米がこんな味に変化するなんて不思議て仕方ない思いです。
低アルコールなので、普段焼酎ばかり飲んでる私からするとまったくアルコールの味は感じません。
しかし、飲み進めるとほろ酔いになったので、たしかにアルコールは入ってますね。
<価格は?入手難度は?>
希望小売価格は210mlで310円(税抜)ですが、私は近所のスーパーで298円で購入しました。
缶チューハイに比べるとかなり高いですが、日本酒としてみるのなら安めの大吟醸酒レベルです。
決して安くはないお酒ですが、質を考えると決して割高とは言えないでしょう。
普通のスーパーに置いてありますし、アマゾン・楽天でも購入できるので入手難度は易とします。
<おすすめ度>
おすすめ度(5段階):★★★★
従来の日本酒とはまったく味が異なるので、日本酒好きの人が好むかどうかわかりませんが、「ほろよい」などの低アルコール缶チューハイが好きな人なら絶対に気にいると思います。
私も味は5点満点だと思いますが、アルコール度数が低いのでなかなか酔えない。そこがマイナスでした。
でも、お酒に弱い人、深酔いしたくない人にはピッタリのお酒だと思います。
女子会などに持っていっても喜ばれるのではないでしょうか。
<澪一果のレビューのまとめ>
●味は果汁みたい。しかし、果汁も香料も入っていない。
●低アルコール缶チューハイが好きな人にはおすすめ
●入手難度:易
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