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大吟醸北秋田の感想と評価

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大吟醸北秋田を飲んだのでレビューします。 最近スーパーでよく見かける大吟醸北秋田です。

720ml瓶で1000円以下という激安大吟醸の中でもひときわ目にすることの多いお酒です。 以前は見たことがなかったのですが、流行ってるのでしょうか? 気になってたので買って飲んでみました。 詳しくは後ほど。

<概要>

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大吟醸北秋田は秋田県の株式会社北鹿が製造している日本酒です。 北秋田ブランドでは他に普通酒、特別純米酒、純米大吟醸がありますが、どれも他の日本酒ブランドより割安です。 特に、普通酒の「北あきた」は1升瓶で千円程度と大手メーカーの紙パックのお酒より安いです。 安いせいか、最近スーパーでも見かけることの多いブランドです。

大吟醸北秋田は大吟醸としては激安であるものの「全国熱燗コンテスト2016お値打ちぬる燗部門最高金賞」を受賞したそうなので、評価は高いお酒なのでしょう。 f:id:sakeganomitai:20171223083229j:plain

しかし、大吟醸なのに温めて大丈夫なのか?一体どういうお酒なのか気になります。

※原材料:米、米麹、醸造アルコール 精米歩合:50% 日本酒度:+3 酸度:1.3

醸造アルコールを添加したアル添です。

<実際に飲んでみました>

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まずは冷で飲んでみました。

甘い。かなり甘いお酒です。個人的にあまり甘いお酒は好きではないのですが、飲みやすくはある。

りんごっぽいフルーティーな吟醸香も感じられて、これが大吟醸酒であることはわかります。

味わいは比較的淡白で、スイスイ飲めます。

後味はスッキリ。香りの余韻も短いです。

香りも味わいも、アル添酒らしいさっぱりしたお酒だと感じました。

なお、同じ激安大吟醸である「日本盛 大吟醸」より絶対にこちらの方が上質です。 あっちは安いですが本当に大吟醸なのかわからないお酒でした。 www.sakeganomitai.com

ところで、冷蔵庫に飲みかけの獺祭大吟醸50があったので飲み比べてみました。 f:id:sakeganomitai:20171223083343j:plain

獺祭はアル添酒ではなく純米大吟醸なので予想通りの結果かもしれませんが、獺祭のほうが香り高く、味わいも濃いです。 個人的な好みは獺祭ですが、甘口でさっぱりしたお酒が好きな人は北秋田の方が合うかもしれません。

さて、北秋田はぬる燗もおすすめの飲み方なので少し温めて飲んでみました。

少し香りは弱くなりましたが、味わいは強くなりました。ヨーグルトっぽい風味が強くなりました。 大吟醸っぽさはなくなりましたが、これはこれで美味い。 冷とはかなり印象の違うお酒に変わりました。

1本で二度美味しいお得なお酒ですね。

全体的な評価ですが、価格を考慮すると、かなりコスパのいいお酒だと評価できます。 大吟醸ですが、毎日飲める価格なのは画期的です。 最近は色んなお店で見かけるお酒ですが、やっぱり売れてるんだろうな、と思います。

<価格は?入手難度は?>

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720ml瓶の商品を、私はドン・キホーテで828円(税抜き)で購入しました。 メーカー希望小売価格は985円(税抜き)ですが、それよりは安く売られていることが多いです。

そこら辺のスーパーでもよく見かけるお酒なので入手は簡単だと思います。

<どういうシーンに合うお酒か?>

大吟醸でありながら、普段飲みに使える貴重なお酒だと思います。 大手メーカーの紙パックの普通酒より少し高いだけなので、毎日飲むなら私だったら絶対に大吟醸北秋田を選びます。 また、甘口で飲みやすいので、日本酒初心者の人にも受け入れやすいお酒だと思います。宅飲み会や女子会に持っていっても喜ばれると思います。

<大吟醸北秋田の特徴のまとめ>

●最近良く見かける激安大吟醸
●冷で飲むと大吟醸らしくフルーティー
●温めると風味が変わる、1本で2度美味しいお酒
●大吟醸ながら普段飲みにも使えるコスパのいいお酒
●入手難度:易


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