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酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

酒飲みは絶対に献血に行け!γ-GTPと血小板数をチェックしろ!

献血、行ってますか?

日本では売血は違法なので、手術などで輸血する血液は献血というボランティアに頼っています。

そんな崇高なボランティア精神を持った方々によって、毎日多くの傷病者が救われています。

私も年に3回、献血に行っています。


…ぶっちゃけ、私はそんな立派な精神は持ち合わせてなくて、単なる健康チェックのために行っています。
私利私欲のためですが、結果的に人も助かっているので別にかまわないと思っています。

さて、献血では、単に血を取るだけでなく、血液検査も実施していて、数日後に結果が送られてきます。

血液検査の項目は以下のとおりです。

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(出典:日本赤十字社HP https://www.ibaraki.bc.jrc.or.jp/know/service.html)


この中で一番注目なのがγ-GTPです。
酒飲みなら絶対に気になる肝臓の数値です。
基準値(68)を超えて、高ければ高いほど肝臓が悪いとされます。

私のここしばらくの血液検査の結果を紹介します。

 

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最後のだけは100を超えてしまってますね。
この時は前日と前々日に飲みすぎてしまって、コンディション最悪のときでした。

しかし、100を超えたのは始めてだったので、少しは反省しようかと思いましたが、すぐには断酒しませんでした。
翌月がたまたま健康診断の月だったので、受診日前の2日間は禁酒しました。

そしたら68に下がってました。
流石にこの時100を超えていれば本格的に禁酒したと思いますが、これでまだ酒が飲めるとホッとしました。

 

γ-GTPの他にもう一つ注目したいのが血小板数です。
肝臓が損傷すると血小板数は減少します。

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(出典:肝機能ナビ http://kankinou.net/wakaru/kesshoubann.html)

γ-GTPが高くなっていて、血小板数も減少している場合、肝臓が悪くなっている可能性を疑ったほうがいいでしょう。

私の場合、25万から30万程度と正常値で、減少傾向にあるわけでもないので、今のところは肝臓は悪くなってないと思います。
日本酒換算で毎日3合から4合飲んでいても大丈夫ということですね。
お酒は1日1合まで、とか言われてますが、あんなの大嘘ですね!


献血するには?


献血なんて金にならんし、腕にでっかい針刺されて痛いだけだろ?誰が好き好んで行くんだよ?
と思う人も多いでしょうが、案外献血する人は多いですよ。

全国各地にある献血ルームは混雑していることも多く、大阪梅田の献血ルームでは2時間待ちということもありました。

献血するには、駅前などにたまに来ている献血カーでやることもできますが、血液センターや献血ルームへ行ったほうが快適です。

血液センターは赤十字に設置されてます。数は多くありません。

献血ルームはオフィスビルや商業ビルに入っている献血ができる施設です。全国各地に多数ありますが、繁華街に多いです。

血液センターや献血ルームでは、無料でさまざまなサービスを受けられます。
ほとんどすべての施設でジュース飲み放題です。
漫画や雑誌、新聞も読めます。最新号のジャンプも読めます。
アイスももらえます(場所による)。
マッサージ機がある施設もあります。

献血が終わると粗品がもらえます、歯磨き粉とかが多いです。

病気で苦しむ人々を想う高邁な精神で献血に行っている人が大半だとは思いますが、献血ルームの快適さ目的で献血に行っている人も一定数いると思います。私のような血液検査目的で行く人も少しですがいると思います。
私と同年代のオッサンが待合室にいるとあの人もそうなのかな?と思ってしまいます。下衆の勘繰りというやつです。

そんな献血ですが、もっともポピュラーな400ml献血だと、3ヶ月に1回、年に3回までできます。
年に3回、ジュースを飲んで漫画を読みながら血液検査できるなんて、見過ごすのがもったいないチャンスですよ。

針を刺す時はたしかにちょっとだけ痛いですが、それを優に超えるメリットが献血にはあります。
いままで献血に行ってなかった人は是非行ってみるべきだと思います。

追記

酒飲みならば肝臓の値をチェックするのは当然として、それ以前に自分がどれだけアルコールに耐性があるのか、知っておくべきだと思います。

私も自宅でアルコール体質チェックをして、自分の体質がわかり、お酒との付き合い方を再考することができました。

以下がその体験談です。

www.sakeganomitai.com