菊水の辛口を飲んだのでレビューします。
このお酒の小瓶はスーパーの常連で、最もよく見かける日本酒の一つだと思います。
菊水と言えば、以前「ふなぐち菊水一番しぼり」をレビューしました。
ふなぐち菊水一番しぼりもスーパーでは絶対に置いてあるほどメジャーなカップ酒(アルミ缶)です。
しかし、同じ売場に並んでいるワンカップ大関や上撰白鶴とは一線を画する上級カップ酒(本醸造)としてロングセラーとなっています。
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菊水の辛口も本醸造のお酒なのでやや高級な部類のお酒です。しかし、値段は高いと言うほど高くない。ちょっといい時に気軽に飲めるお酒という位置にいるお酒だと思います。
さて、今回はじめて飲んでみましたが、
…
淡麗辛口の王道。ガバガバ飲むには最適のお酒かも。
続きは後ほど。
<概要>
菊水の辛口は新潟県にある菊水酒造が製造している日本酒です。
菊水酒造では他にふなぐち菊水一番しぼりなどが有名です。
菊水の辛口は1978年に誕生し、今なお人気を保っているロングセラー商品です。
菊水の辛口の特徴の一つが、ラベルにも書いてますが「生詰」です。
通常、日本酒は出荷前に加熱殺菌しますが、生詰はこれを行わず、そのまま出荷します。
それにより、フレッシュかつ軽快な味わいが残るお酒となります。
では、実飲レビューに行きましょう。
<実際に飲んでみました>
まずは冷温で。
香りはあまり感じません。味わいも淡麗です。
とはいえ、当然無味無臭というわけではなく、ほのかな日本酒特有の香りと旨味を感じます。
フレッシュ感はあるようなないような…。
辛口とありますが、甘くないという意味であって、実際に辛くはありません。
ということで、飲みやすいのでグイグイ飲んでしまいます。
次は常温で。
冷温より旨味と酸味が立ってきました。
飲みやすさを重視するなら冷温ですが、飲みごたえを重視するなら常温ですね。美味し。
次はぬる燗程度に温めました。
さらに旨味と酸味が強くなりますが、若干苦味も感じます。
悪くはないのですが、常温で飲むほうが美味しいと思います。
同じ新潟県の淡麗辛口のお酒である、越乃寒梅や八海山と比べると、かなり軽快で飲みやすいお酒です。
ただ、さっぱりしていて飲みやすいものの、香りや味わいとじっくり向き合いたいならちょっと物足りなく感じるかもしれません。
反面、飲み疲れしないので、ガンガン飲みたいときにはいいかもしれません。
<食事との相性は?>
淡麗辛口のお酒なので、どんな料理にも合いそうですが、今回は(今回も)、塩味と酸味が強烈な、鮎のなれ寿司を肴にしてみました。
ハッキリ言って不味いのでなかなか食べ切れません。
この不味さを菊水の辛口は受け止められるか?
んっ、。一口飲んだだけではこの強烈な味を受け止められません。三口飲んでようやく口の中がリフレッシュされました。
やっぱり、この不味い鮎のなれ寿司は焼酎レベルの風味がないと簡単には消しきれないようです。
まあ、今回は特殊な料理でしたが、もっと一般的なやつなら菊水の辛口で十分受け止められると思います。
<価格は?入手難度は?>
希望小売価格は180ml缶で240円、300mlで355円、720mlで842円、1800mlで1,868円(税抜き)です。
実際はこれより少し安く販売されているお店が多いでしょう。
まあ、本醸造ということでちょっといいお酒ですが、値段は普通酒とそれほど変わりません。コスパは優秀はないでしょうか。
スーパーで普通に見かけるお酒なので入手難度は易とします。
<どんな時に飲むお酒か?>
普段飲みで使えるお酒です。
さっぱりしているので、夏の暑い日に、冷やしてクイッと飲みたいですね。
ただ、それだけで飲むよりは、食中酒としての方が向いていると思います。
<菊水の辛口の特徴のまとめ>
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