ザ・カクテルバープロフェッショナル(ジントニック・モスコミュール)を飲んだのでレビューします。
2018年4月3日発売開始の商品で、その2日後のレビューとなります。
バーで作るプロの味を目指したカクテルだそうです。
飲んでみると…
意外に親しみやすい味です。
味のわかる人だけじゃなくて、ほとんどの人が美味しいと感じると思います。
続きは後ほど。
<概要>
ザ・カクテルバープロフェッショナルはサントリーが製造している缶カクテルです。
現在、ジントニックとモスコミュールの2種類があります。
どちらも、バーではおなじみの有名カクテルです。
ここでその概要をまとめます。
ジントニック
ジンをトニックウォーターで割って、ライムを添えたカクテルです。
トニックウォーターとは、炭酸水に柑橘類の皮のエキスや糖分を加えた飲み物です。
通常、ジンとトニックウォーターは1:3の割合で混ぜます。また、氷を適量加えます。
アルコール分は5%程度になります。
さて、サントリーのザ・カクテルバープロフェッショナルのジントニックの原材料は以下のとおりです。
原材料:スピリッツ、ジン、糖類、酸味料、香料、炭酸ガス含有あり
アルコール分:7%
ライム浸漬酒使用
ジン以外の原材料はトニックウォーターの原材料だと思われます。
なお、ジンに関してはキレのある理想のジントニックを実現するため2回蒸留したドライ・ジンを使用しているそうです。
モスコミュール
モスコミュールとは「モスクワのラバ」という意味です。
ラバに蹴飛ばされたが如くに強烈な、強いウォッカを使ったカクテルという意味だそうです。
モスクワはウオッカの産地ということで付けられたのだろうと思われます。
アルコール分は10%から15%程度になります。
カクテルの中では比較的強い部類に入りますが、強烈と言うほどではないと思います。
モスコミュールの一般的なレシピですが、ウオッカ(45ml)とライム果汁(15ml)を3:1の割合でグラスに注ぎ、そこにジンジャエールを入れるだけです。
ジンジャエールの量によって味やアルコール分が変わります。
(なお、ジンジャエールとは生姜風味の炭酸飲料です。)
元々は銅製のマグカップで作られていましたが、今では普通のグラスで作ることも多いです。
さて、サントリーのザ・カクテルバープロフェッショナルのモスコミュールの原材料は以下のとおりです。
原材料:スピリッツ、ウオッカ、ライム、ジンジャーシロップ、糖類、酸味料、香料、カラメル色素、炭酸ガス含有あり
アルコール分:7%
ライム果汁:1%
ちょっとライムの量が少ないようですし、アルコール分も控えめです。
氷が入っていない分、薄めに作っているのでしょうか。
では飲んでみましょう。
<実際に飲んでみました>
ジントニック
一口含むと、ジンの風味、そして後からライムの香りが追いかけてきます。
適度な炭酸の刺激も相まって、とても爽やかな味わいです。
ジンはクセの強いお酒で、ロックで飲むとクドイと感じることもあるのですが、このジンは特有の風味を残しつつさっぱりした味になっていて飲みやすいです。
アルコール臭はあまり感じません。
ほのかに甘いですし、比較的万人受けするお酒ではないでしょうか。
モスコミュール
生姜の風味と丸い甘さ、どことなく冷やしあめを思い出す味です。
そのせいか、格調高いカクテルというよりは、親しみやすいお酒に感じます。
アルコール臭もあまり感じませんし、ラバに蹴られるような刺激もありません。
モスコミュールもジントニック同様、万人受けするお酒だと思います。
ザ・カクテルバープロフェッショナルはバーテンダーが作るプロの味、ということで、少し構えて飲みましたが、実際はそんな敷居の高いお酒じゃなくて、飲みやすい、親しみを覚えるようなお酒でした。
<食事との相性は?>
いつもなら定番のカツオのたたきが登場するところですが、バーにそんなメニューはないので、ソーセージとナッツをツマミにして飲んでみました。
うん、合いますね。
サッパリとした柑橘系のテイストなので、案外カツオのたたきとの相性も悪くないかもしれません。
<価格は?入手難度は?>
近所の酒屋で税込み159円で購入しました(350ml)。
缶チューハイの類としては少し高いかもしれません。
しかし、一般的なバーのジントニックやモスコミュールの価格は180ml程度で数百円です。
コスパならザ・カクテルバープロフェッショナルの方が10倍ぐらい優れています。
もちろん、バーには雰囲気やマスターの人柄など付加価値があっての価格にはなりますが、その点お酒以外の魅力のないバーに行くなら、ザ・カクテルバープロフェッショナルを家で飲んだほうが明らかに節約になります。
販売開始直後でハッキリとはわかりませんが、サントリーの商品なので、多くのスーパー、酒屋で置かれるはずです。よって入手難度は易とします。
<ザ・カクテルバープロフェッショナルの特徴のまとめ>
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