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りらくす(レモン・りんご・ぶどう)最速レビュー リラックスするもよし泥酔するもよしのお酒

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サッポロりらくす(レモン・りんご・ぶどう)を飲んだのでレビューします。

りらくすは2018年4月3日新発売の商品です。
サッポロの缶チューハイは男梅サワー、キレートレモンサワーなどがありますが、どちらも大変美味しかったです。
りらくすにも期待していたので、早速その日に購入して飲んでみました。

刺激は抑えめ。
飲みやすい。

実はそれが罠。

優しげな仮面の下には凶暴な牙が。。。
やられましたね。

続きはのちほど。

<概要>

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りらくすはサッポロが製造している缶チューハイです。

りらくすの最大の特徴は、果汁そのものではなく、果汁を使用したフルーツビネガーを使用していることです。
果汁をそのまま使うより、果実の深みやコクが増し、チューハイのアルコール臭を抑えることができるそうです。
フルーツビネガーをメインに使った缶チューハイは、少なくとも大手メーカーが出している商品の中では唯一だと思われます。
まあ、りらくすは缶チューハイとしてはかなり後発なので、それぐらい特徴がないと売り出しにくいですよね。

なお、無果汁と書いてますが、フルーツビネガーは果汁を原料としているので、ほんとうの意味で無果汁というわけではないでしょう。
安っぽいジュースみたいに、香料と酸味料で果汁っぽくしたお酒ではないはずです。

公式サイトを見ると、りらくすは女性をターゲットとしていることが分かります。
キャッチコピーは、
「平日22時。フルーツのすで、すの私、開放。」
とのこと。

仕事や家事から開放された、夜の22時。寝る前にリラックスして飲むお酒、というイメージでしょうか。

女性向けということで缶のデザインも金色で華やかです。

その優しげな外見から、アルコール分3%ぐらいのほろ酔い缶チューハイかと勘違いしそうですが、実はアルコール分8%と堂々のストロング系の缶チューハイです。

よく分かりませんが、女性にとってスーパーのかごにストロングゼロや氷結ストロングを入れるのは抵抗があるのでしょうか。
だとすれば、りらくすなら問題ないでしょう。
他のストロング系だと「9%」とかアピールするように数字をデカデカと書いてますが、りらくすは比較的控えめに書いています。

りらくすは現在、レモン、りんご、ぶどうがありますが、すべてアルコール分は8%、無果汁です。
それぞれの原材料等は以下のとおりです。

レモン
原材料:果実酢、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、ビタミンC、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、カラメル色素
糖質:1.3g

りんご
原材料:りんご酢、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC、カラメル色素
糖質:1.2g

ぶどう
原材料:ぶどう酢、ウォッカ、糖類、酸味料、香料、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、ビタミンC、カラメル色素
糖質:1.1g

糖質は他の缶チューハイに較べて控えめです。
なるべく糖類は抑えて甘味料の合わせ技で甘味を出す作戦のようです。

では飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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●レモン
炭酸は弱め。
果実酢が原料ですが、酸っぱさはありません。
レモンはフレッシュ感はありませんが、味わいはしっかりしています。
嫌味でない程度の苦味があって、それが味に奥行きを与えています。
糖質は少なめですが、意外に甘いです。甘味料の効果でしょうか。
アルコール臭は他のストロング系缶チューハイに比べると控えめです。その点でも果実酢を使ったことは成功だと思います。
全体的に、刺激の少ない丸い味わいのお酒でした。

●りんご
レモンと同様、フレッシュ感はありませんが、奥深いりんごの味わいはしっかりです。
アルコール臭はほどんど感じません。
ほろ苦さはあるものの、甘いりんごジュースみたいです。
飲みやすいことは間違いありません。アルコール分8%のお酒とは思えないほどスイスイ飲めます。

●ぶどう
ぶどうはぶどうでも、マスカットっぽい華やかな風味です。
りんごほど甘さは感じません。ほろ甘です。
これまたアルコール飲料と思えないほど飲みやすいです。
ジュース感覚でガンガン飲めます。

ということで、3種類とも深い味わいのある、美味しい缶チューハイでした。
アルコール臭さはほとんどないので、お酒というのを忘れてしまいそうな飲み物です。
飲みやすいので1時間もしない内に3缶とも空けてしまいました。

しかし、それが失敗でした。

急激に酔いが回って、泥酔してしまいました。

そう、これはアルコール分8%のストロング系缶チューハイです。
それを忘れてハイペースで飲んでしまいました。

私も平日22時ぐらいから飲んでたのですが、11時には目が回ってました。
これはリラックスとは言わんでしょう。
リラックスするなら1時間に1本ペースぐらいがいいと思います。

<他のストロング系缶チューハイとはどう違うのか?>

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現在、ストロング系缶チューハイはいくつも商品がありますが、その中でもストロングゼロと氷結ストロングは特に人気です。
ストロングゼロと氷結ストロングは比較的似た商品ですが、りらくすとこれらはかなり方向性が異なる商品です。

まず、ストロングゼロと氷結ストロングは炭酸がキツイです。ガツンとくる飲み口が爽快です。
一方、りらくすの炭酸は控えめです。それほど刺激的ではありません。

また、ストロングゼロと氷結ストロングの方が果実の香りが強いです。搾りたてのレモンのようなフレッシュな香りが鼻孔をくすぐります。
一方、りらくすは味わい深いですが、フレッシュ感はありません。味も香りも落ち着いています。

全体的にストロングゼロと氷結ストロングは刺激が強くテンションが上がるお酒です。
仲間内の宴会でガンガン飲むとか、あるいは休日前の夜にいけるとこまで飲むような、そんなお酒です。

りらくすは刺激は抑えめで、テンションが上がるようなお酒じゃありません。
やはり平日の夜に、翌日に影響が出ない程度に、一人でゆっくり飲むお酒かと思います。

<食事との相性は?>

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カツオのたたきを肴に飲んでみました。
甘いお酒なのでハッキリ言って合わないです。
それでもレモンだけはかろうじて行けるなな、と思ったぐらいです。

次は唐揚げです。
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ドンキで買った冷凍唐揚げなのですが、こういうジャンクな料理のほうがまだ合うと思います。

しかし、基本的には、このお酒はそのままで飲むのが良いと思います。
開発した人も、平日の22時から女性がカツオのたたきを肴に飲むことは想定してないと思います。

<価格は?入手難度は?>

近所のスーパーで税抜き95円で購入しました(350ml)。
新発売ということで安売りしていたかもしれませんが、おそらく氷結やストロングゼロと同価格帯の商品だと思います。

氷結やストロングゼロもそうですが、この価格でこのクオリティはありえないです。超コスパ高いです。

まだ発売したてて、知名度は低いかもしれませんが、サッポロが出しているということで、全国のスーパーに並ぶのは間違いないでしょう。
入手難度は易とします。

<どんな時に飲むお酒か?>

これはメーカーがハッキリコンセプトを打ち出しています。
平日の22時にリラックスするために飲むお酒です。

リラックスするのもいいですが、飲みやすいので元来酒が苦手な人がトコトン酔っ払いたい時も向いていると思います。

なお、女性向きとありますが、男が飲んでも十分美味いっす。

<りらくすの特徴のまとめ>

●果実酢を使った味わい深いチューハイ
●刺激は弱く、リラックスできる。
●飲みやすいので飲みすぎて危険
●入手難度:易


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