米よかいちを飲んだのでレビューします。
最近、缶チューハイにハマってましたが、数日間飲み続けるとそのうちドライなお酒も飲みたくなるもの。
イオンでなにか焼酎でも買おうと思ってうろついていたら、米よかいちが2種類売ってました。
どちらかは限定品かなんかでしょうか?
気になって買ってみました。
帰って調べてみると…。
ああ、そういうこと。
たまたまそういう時期だったのね。
続きは後ほど。
<概要>
米よかいちは宝酒造が製造している米焼酎です。
いまでこそよかいちは、芋や麦もありますが、元々は米焼酎のブランドでした。
1993年に誕生したよかいちは、書家の榊莫山氏(1926-2010)のCMなどもあって一躍有名になりました。
2017年9月に味わいとパッケージデザインの変更がありました。
2018年3月現在、何で米よかいちが2種類売っているのだろう?と思いましたが、現在は過渡期で、古い米よかいちが売り場に売れ残っていただけなのでしょう。限定品でも特別仕様品でも何でもないです(赤いパッケージが旧バージョンは、白いパッケージが新バージョンです)。
なお、ニューリアルは2014年にも行われており、それ以前は確認できませんでしたが、こういうロングセラーのお酒のニューリアルはそう珍しいことではありません。
2017年のニューリアルでは“黄麹・低温発酵”による、飲みやすいきれいな味わいを実現した、とのこと。
幸い旧バージョンと飲み比べ出来るので、その特徴がよく分かると思います。
黄麹・低温発酵といえば日本酒を連想させますが、日本酒のような風味のする米焼酎を目指しているのでしょうか。
期待して飲んでみます。
<実際に飲んでみました>
まずはストレートで飲んでみました。
…。キッツい。
いや、以前は焼酎をストレートで飲むのは抵抗がなかったのですが、最近、缶チューハイばかり飲んでいたので、舌がなまってしまったみたいです。
次に行きます。
ロックにしました。
これで随分飲みやすいし、風味も分かります。
まず、旧米よかいちは、スッキリして飲みやすい、米焼酎の典型のようなお酒です。
米焼酎にも麦焼酎に近いような香ばしさのあるお酒もありますが、米よかいちには香ばしさはありません。す~とするような香りが特徴です。
一方、新米よかいちは、味わいは旧よかいちと同じですが、日本酒っぽい香りが追加されています。
この香り…、高級感を感じますね。
ということもあって、このニューリアルは成功だと思います。明らかに新米よかいちのほうが美味いです。
次は水割りで。
水割りでも十分お酒の風味を味わえます。
ダラダラ飲みたい時、食事と飲み食いしたい時は特におすすめです。
最後はお湯割り。
水割りより香りが立ちます。また、味わいが丸く感じました。
おすすめの飲み方です。
米よかいちは米焼酎のなかでは価格は最も安い部類に入る商品ですが、新よかいちは全く安っぽさがなく、逆に高級感を感じるぐらいです。
これまで、米よかいちって大したことないじゃん、と思っていた人も、新バージョンは是非飲んでみてほしいですね。絶対に印象は変わるはずです。
<食事との相性は?>
唐揚げをツマミに飲んでみました。
米焼酎は芋や麦に比べると、風味は繊細ですが、それでも焼酎です。
そんじょそこらの料理に負けたりしません。
脂っこい唐揚げとの相性も悪くありません。
料理の味を邪魔することがなければ、酒の風味も損なわれません。
また、刺し身のような薄味の料理だと、薄い水割りにすると釣り合いが取れると思います。
<価格は?入手難度は?>
希望小売価格は220mlで220円、720mlで820円、900mlで833円、1800mlで1,548円、4Lで3,248円です(アルコール分25%、税抜き)。
米焼酎としては最も安い部類に入ります。 なお、「博多の花こめ」が米よかいちと同価格帯である他、ほとんどの米焼酎はこれより値段が上です。
そのへんのスーパーでも入手できるので、入手難度は易とします。
<どんな時に飲むお酒か?>
安いので毎日飲めるお酒です。
食中酒としても使い勝手がいいです。
芋や麦と比べるとクセがなく飲みやすいので、焼酎初心者の人にもおすすめできます。
<米よかいちの特徴のまとめ>
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