おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

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缶ハイボール実飲比較(角ハイボール・トリスハイボール・焼酎ハイボール・樽熟成焼酎ハイボール)

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缶ハイボールを4種類飲んだので、比較しながらレビューします。

個人的にハイボールは居酒屋でよく飲みます。
ビールが苦手なこともあって、夏場に入る居酒屋の1杯目はほぼハイボールです。
唐揚げや餃子と一緒に飲むと特に美味しいですよね~。

そんなハイボールですが、缶でも販売されています。
家でハイボールを飲んだことはなかったので、今回スーパーで目についた4種類を購入して飲んでみました。

うーん、唐揚げと一緒に飲むと美味しいけど、単体だと通好みのお酒かな。

続きは後ほど。

<概要>

ハイボールとは狭義ではウイスキーを炭酸水で割ったお酒のことですが、焼酎など他のアルコールを炭酸水で割ったものもハイボールと言います。 焼酎ベースのハイボールは特に「焼酎ハイボール」と言われることが多いです。

今回セレクトしたのはウイスキーベースの商品2種類と焼酎ベースの商品2種類の計4種類の商品です。
それぞれについて簡単にまとめてみました。

●角ハイボール(ウイスキーベース、サントリー)
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和製ウイスキーのロングセラー、現在でもウイスキー売上No.1の「サントリー角瓶」で作ったハイボールです。
サントリーがウイスキーの消費拡大のため、ハイボールの普及・宣伝活動を積極的に行った結果、2008年頃から人気となり、現在のハイボールブームの走りとなりました。
それまではハイボールの人気は今ほどではなく、大衆酒場でおじさんの飲むお酒、というイメージでしたが、最近では若い女性からも支持を受けるぐらいのお酒となっています。
いわば、角ハイボールはハイボール中興の祖と言われるべき、ハイボール界の偉大な商品です。
缶のハイボールは2009年に発売開始。またたくまにヒット商品となりました。
飲食店で飲む美味しい角ハイボールの味わいをそのままに再現していることが売りです。

原材料:ウイスキー、レモンスピリッツ、食物繊維、酸味料、炭酸ガス含有
アルコール分:7%

購入価格(350ml):185円(税抜き)

●トリスハイボール(ウイスキーベース、サントリー)
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比較的廉価なウイスキーとして人気の「トリスウイスキー」で作ったハイボールです。
缶のハイボールは2011年発売開始。
トリスウイスキーのすっきりとした味わいを生かしながら、レモンの風味を加えた爽やかさが特長です。

原材料:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料、炭酸ガス含有
アルコール分:7%
果汁分:0.1%

購入価格(350ml):165円(税抜き)

●焼酎ハイボールレモン(焼酎ベース、宝酒造)
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焼酎ハイボールの歴史は古く、昭和20年代の東京の下町で誕生したそうです。
以来数十年、戦後の復興期も、高度経済成長期も、平成に入ってからも人々から愛され続け今に至っています。
「タカラ 焼酎ハイボール」は今も下町の大衆酒場で愛される美味しさを追求したお酒となっています。

なお、宝酒造は焼酎甲類のシェアNo.1の会社であることもあってか、宝酒造が製造しているハイボールは焼酎ハイボールです。

原材料:焼酎、レモン果汁、糖類、香料、酸味料、カラメル色素
アルコール分:7%
果汁分:0.1%

購入価格(350ml):98円(税抜き)

●樽熟成焼酎ハイボールプレーン(焼酎ベース、宝酒造)

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樽熟成させた焼酎で作った焼酎ハイボールです。
プレーンなので、レモンは入っていません。
焼酎と炭酸だけのシンプルなお酒です。

原材料:焼酎、カラメル色素
アルコール分:7%

購入価格(350ml):118円(税抜き)

<実際に飲んでみました>

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●角ハイボール
スモーキーな味わい。
レモンの香りは微妙すぎてハッキリわかりません。
渋い大人の飲むお酒という印象です。

●トリスハイボール
角ハイボールに比べるとウイスキーっぽさは薄い。
レモンの香りは弱いが、角ハイボールよりはハッキリ分かります。
飲みやすいのはこちらですね。
角ハイボールに比べるとハイボール初心者向けのお酒です。

●焼酎ハイボールレモン
焼酎ベースであり、クセがありません。
レモンの風味はしっかり。
シンプルで美味しいハイボールです。
というか、ウイスキーのハイボールとは別物ですね。

●樽熟成焼酎ハイボール
樽熟成しているためお酒の風味はウイスキーに似ていますが、それよりはややスッキリしています。
レモンも添加物も一切入っていないので、味わいは極めてシンプルです。
シンプルすぎて美味いとか不味いとかのコメントは難しいです。

お酒だけ飲んだ場合の美味しさを個人的にランク付けすると、

焼酎ハイボール>トリスハイボール>角ハイボール>樽熟成焼酎ハイボール

となります。

ただ、思ったのは、ハイボールはそのまま飲んでもあまり美味しく感じません。
居酒屋で飲むハイボールは美味いのに、どうしてだろうと思いますが、それは食事がないからだと思います。

やはり、ハイボールは食中酒として輝くお酒だと思います。

そのまま飲むなら、ウイスキーをそのまま飲んだほうが味わいを楽しめるでしょう。

<食事との相性は?>

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カツオのタタキを肴に飲んでみました。

ウイスキーのスモーキーな風味には、あまり合わない気がします。
唯一、ウイスキーっぽさがない焼酎ハイボールレモンだけは、合うと感じました。

次は唐揚げ。
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これだと全部合いますね。
やっぱりハイボールには唐揚げでしょ。

ハイボールは脂っこい料理や味の濃い料理に特に合うでしょう。
一方、薄味の魚料理なんかだとちょっと相性が悪いのかなと思います。

<どんな時に飲むお酒か?>

基本的にハイボールは食中酒なのではないかと思います。
角ハイボールは値段が高いので、ちょっといい時に飲む感じかと思います。

焼酎ハイボールは値段が安いので、普段から飲めそうです。

<まとめ>

最近、唐揚げを売りにしている居酒屋が増えていますが(勝男とか)、ああいうところで飲むハイボールは最高ですね。
なので、家で飲むときも唐揚げとか、あるいは餃子とかを用意しておいたほうがいいでしょう。
ハイボールってそれだけで飲むとちょっと物足りないかもしれません。

食後にゆっくり飲みたいならウイスキーや、果汁の入った缶チューハイで十分だと思います。

なお、今回レビューした缶ハイボール以外にも、いくつか商品は存在するので、気が向いたらまたレビューしたいと思います。

<おまけ>

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ハイボールの缶って全て金色なんですね。
缶チューハイは全て銀色です。
上から眺めていて気づきました。

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