白川郷純米にごり酒を飲んだのでレビューします。
これってどこのスーパーでも見かけるメジャーな商品ですが、にごり酒ってそんなに人気なのでしょうか? にごり酒自体は飲んだことがあったと思うのですが、そんなに美味かった記憶がありません。
しかしまあ、こうして売っているということは一定数のファンがいることは確実で、相応の魅力があることは間違いありません。
正直、あまり積極的に飲みたいお酒ではないものの、見聞を広めるため買って飲んでみました。
…うっ、見た目通り濃い。。
続きは後ほど。
<概要>
白川郷純米にごり酒は岐阜県にある三輪酒造が製造している日本酒です。
日本酒ではありますが、にごり酒と言って、酒粕が入っているので真っ白なお酒です。
これってどぶろくじゃないの?と思うかも知れませんが、どぶろくとにごり酒はちょっと違います。
普通の日本酒は、酒造りの最終段階で米を発酵させた醪(もろみ)をろ過して、透明な日本酒にします。
どぶろくは、このろ過する工程を省いたお酒です。なので醪そのものを飲むお酒と言えます。
一方、にごり酒はろ過はしますが、粗く搾るので、醪が幾分お酒には入りますが、どぶろくほどではありません。
どぶろくは法律上日本酒ではありませんが、にごり酒は日本酒に分類されるという違いがあります。
なお、醪からお酒を搾ったあとに残るのが酒粕です。粕汁などにつかう白い豆腐のような物体ですね。 あれが大量に入ったお酒がどぶろくで、少し入ったお酒がにごり酒ということもできます。
なお、他に似たような飲み物で甘酒がありますが、あれは酒粕を水で溶いて砂糖をいれたものです。 アルコール度数1%未満なら酒類ではなくソフトドリンクの扱いになります。 にごり酒やどぶろくとは違います。
白川郷純米にごり酒のスペックは以下のとおりです。
原材料名:米、米麹
精米歩合:70%
アルコール度数:14~15%
日本酒度:-25
酸度:+2.0
日本酒度が-25、超甘口のお酒です。
<実際に飲んでみました>
おすすめの飲み方は冷やして、だそうですが、私もまずは冷やして飲んでみました。
濃い。
見た目通り、濃い。
米の旨味が向こうからグワッと来ます。普通の日本酒の比じゃないです。
甘口ですが、砂糖や甘味料の甘味よりは優しい自然な感じの甘味です。
なんか、粕汁に酒を混ぜて飲んでるみたいです。
次は常温で。
濃いというか、クドいです。
ちょっと飲むのがしんどいかも。
次はぬる燗程度に温めました。
クドいというかキツイです。
ある意味、飲みごたえば最強ですが…。
これはもう冷やして飲むしかないですね。
温めて飲みたいならお湯で薄めたほうがいいかもしれません。
しかしまあ、これは人を選ぶお酒だと思います。
淡麗辛口が好きな人なら受け付けないでしょうが、超甘口なので、ある意味日本酒初心者の人でも飲みやすいお酒かも知れません。
<食事との相性は?>
カツオのたたきを肴に飲んでみました。 こんなの絶対に合わないだろうと思いましたが、一応です。
しかし、実際にやってみるとそこまでチグハグでも無い気がします。
お酒の味が勝ってはいますが、それほどカツオの味わいを邪魔するでもなく、まあ、合わなくもないかなと思います。
なお、写真にはありませんが、チョコレートを肴にしてみましたが、こっちのほうが合います。
このお酒には甘いものか、あるいは焼き鳥のような味の濃い料理が合うと思います。
ただ、お酒だけで飲んでも腹がふくれますし、敢えて肴は用意しなくてもいいでしょう。
<価格は?入手難度は?>
180mlで271円、300mlで452円、720mlで1,168円、1800mlで2,270円(税別)です。 特殊なお酒なので評価しづらいですが、高くはないと思います。 プレミア価格はついていません。
そのへんのスーパーでも入手できるので、入手難度は易とします。
<どんな時に飲むお酒か?>
値段的には普段飲みでもいけるお酒です。 ただ個人的に、これを毎日飲むのはキツいですね。たまになら飲んでもいいかなと思うレベルです。 甘口で飲みやすいお酒ではあるので、辛口なお酒が苦手な女性などには受けがいいかも。 女子会などに用意すると喜ばれるかもしれません。
<白川郷純米にごり酒の特徴のまとめ>
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