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大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴の評判 味は?飲み方は?

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大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴を飲んだのでレビューします。 このお酒もスーパーでよく見ますが、これまで飲んだことはありませんでした。 ゴールドとありますが、本当に金箔が入っていました。 そんなリッチなお酒ですが、肝心の味は?

ふーん……

続きは後ほど。

<概要>

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大吟醸 特製ゴールド賀茂鶴(以下単にゴールド賀茂鶴と記載)は広島県にある賀茂鶴酒造が製造している日本酒です。 賀茂鶴酒造のある広島県東広島市西条は兵庫灘、京都伏見と並ぶ日本三大銘醸地です。 賀茂鶴酒造は西条を代表する蔵であり、品評会でも多くの賞を受賞しています。

賀茂鶴は大きな蔵で、多くの日本酒を製造していますが、その看板商品がゴールド賀茂鶴です。 なんと、昭和33年に発売開始、60年ほどの歴史を持つロングセラーです。

最大の特徴は桜の花びら型金箔が入っていることです。 私が購入した180mlの商品には2枚入っていました。

なお、お酒の色も若干黄色く、まさにゴールドを謳うに疑いないお酒です。

ゴールド賀茂鶴のスペックは以下のとおりです。
原材料:米、米麹、醸造アルコール、金箔
アルコール度数:16~17%
日本酒度:+1.5
精米歩合:50%

金箔などはいわば飾り、肝心の味はどうでしょうか? 期待して飲んでみました。

<実際に飲んでみました>

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おすすめの飲み方は冷やして、とのこともあってまずは冷やして飲んでみました。 うーん、香りはフルーティーではあるものの、大吟醸としては控えめ。 香りよりも、スッキリした旨味に特徴があるお酒ですね。

口当たりは柔らかいですが、口にふくむと少しピリッとするのはアルコール度数がやや高いお酒だからでしょうか。

余韻は短く、キレのよいお酒と言えます。

まあしかし、率直に言うと、金箔以外はそれほど個性のあるお酒じゃないですね。飲んでみて良くも悪くも驚きはありません。 とはいえ、個性はなくとも、バランスが良く上質であることは間違いなく、飲み飽きないお酒とは言えます。 そこが半世紀を超えるロングセラーの秘訣なのかもしれません。

次は常温で。 香りが大分隠れました。 米の味が前に出てきて味わいはふくよかになりました。 悪くはないですが、大吟醸という感じのお酒ではなくなりました。

次はぬる燗程度に温めました。 さらにふくよか。旨味も強くなります。吟醸香は全くありません。 悪くはないですが、もったいない飲み方だなと思います。

最もおすすめの飲み方は冷やして、です。

<食事との相性は?>

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めばちマグロが4割引きで売ってたので、肴にして飲んでみました。

このお酒は香りが控えめで、うっすらと旨味があるため、マグロの繊細な味わいと合います。

おそらく、このお酒はよほど味のキツイ料理以外とは相性が良いと思います。

<価格は?入手難度は?>

180mlで545円、300mlで980円、720mlで2,500円、1800mlで5,000円です(税抜き)。 大吟醸酒としては相場ぐらいの価格だと思います。 実際は定価より若干安く売られていることが多いようです。

このお酒の小瓶はスーパーでも普通に見かけます。

入手難度は易とします。

<どんな時に飲むお酒か?>

これほどおめでたい場面に合うお酒はないと思います。 お酒自体が上質というのもありますが、やはり金箔入りですからね。 お正月やお祝いの席に華を添えてくれること間違いなしです。 また、お歳暮やお世話になった人への贈り物にも喜ばれると思います。

<ゴールド賀茂鶴の特徴のまとめ>

●香り控え目だが旨味に特徴のある大吟醸
●金箔入り
●60年の歴史を持つロングセラー商品
●入手難度:易


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