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霧島「志比田工場原酒」の評判 味は?黒霧島との違いは?

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霧島「志比田工場原酒」を飲んだのでレビューします。

アルコール度数36%の割り水をしていない原酒です。 ストレートで飲むと、うわー濃い!香りがガツンと脳天に来ました。 しかし、水で薄めると、、こっ、これは黒霧島?

続きは後ほど。

<概要>

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霧島「志比田工場原酒」は宮崎県の霧島酒造が製造している芋焼酎です。 名前の通り、霧島酒造の志比田工場という所で製造されています。志比田工場は2006年に増設された工場で、黒霧島や白霧島を製造しています。また、工場見学もできます。

そして、原酒。 焼酎は通常だと蒸留の後にアルコール度数が25%や20%になるように水で薄めます。 その、水で薄める工程を省いて、そのまま出荷されるのが原酒です。

アルコール度数は当然高く、また風味も濃厚になります。

<実際に飲んでみました>

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36%のお酒なので水で割りたくなりますが、推奨の飲み方がストレートなのでまずはそのまま飲んでみました。

想像通り、濃い! 芋焼酎の甘さ、辛さ、苦さ、酸味、芋の香りがぎゅっと凝縮されています。 特に、芋の香りは口に含んだ瞬間、ガツンと頭の上の方へ抜けていく感じがしました。 インパクトは強烈です。

一方で、そこまで飲みにくくはないです。ギリギリストレートで飲める濃さだと思います。 とはいえ、ごくごく飲めるお酒じゃないので、ちびちび舐めるように飲みます。

次はロックで。 多少スッキリして飲みやすくなりました。 ストレートはキツすぎて飲めなかった人はお試しあれ。

次は水割り。 んっ、かなり印象の違うお酒になりました。 この味は…、黒霧島?? もしかして、このお酒は黒霧島の原酒?

実際に黒霧島と飲み比べてみました。 f:id:sakeganomitai:20180202121217j:plain

うん、やっぱり似ているというか同じ? 真偽は確認していませんが、私が飲んだかぎり、そう思わざるを得ません。

なお、黒霧島と同じなら別にいいやと思ったのでお湯割りは試しませんでした。

ところで、ボトルの首にかかっていたボトルキープ用の札には焼酎の雪についての説明がありますが、ロックにしても雪は降りませんでした。見てみたかったのに残念でした。 f:id:sakeganomitai:20180202121229j:plain

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は720mlで1,620円(税抜)です。 実質的には黒霧島の2倍ぐらいの値段です。芋焼酎のカテゴリーでは高級酒に分類されると思います。

箱入りでボトルもスタイリッシュ。高級感がありますし、贈り物にも向いていると思います。 ただ、ハードなお酒なので贈るなら焼酎愛好家限定ですね。

入手難度ですが、ほとんどのスーパー、リカーショップでは売ってないです。 とはいえ、レア物というほどではありません。大きめのスーパーを何軒か探せば見つかるレベルです。

<どんな時に飲むお酒か?>

これは一人でじっくり向き合いたいお酒です。 むしろ、このお酒でみんなでわいわいパーティをするというイメージは全く湧きません。 宅飲み会にこのお酒を持っていっても、ストレートで飲める人は5人に1人ぐらいではないでしょうか。机の上に置いといても確実に余ります。

さらに、濃すぎるので食中酒にも向きません。この強烈な香りと味に対抗できる料理って思い浮かびません。

<霧島「志比田工場原酒」の特徴のまとめ>

●風味濃厚、ガツンと来るお酒
●薄めると黒霧島に?
●入手難度:普通


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