<チャミスルとチャミスルフレッシュの違い>
チャミスルとチャミスルフレッシュは韓国の眞露社が製造しています。 眞露社では日本では他にJINROも販売しています。
なお、チャミスルとJINROの関係についてはこちらにまとめています。 www.sakeganomitai.com
日本で販売されているチャミスルブランドの商品は「チャミスル」「チャミスルフレッシュ」「チャミスルマスカット」「チャミスルグレープフルーツ」があります。 「チャミスルマスカット」「チャミスルグレープフルーツ」は「チャミスルフレッシュ」の派生商品なので、ここでは詳しく書きません。
チャミスルとチャミスルフレッシュは名前は似ていますが、明確な違いがあります。 チャミスルは日本人の好みに合うように米焼酎などを加えて風味をスッキリさせるなどした日本向け商品です。
チャミスルフレッシュは本場韓国で飲まれているチャミスルと同じ商品です。 なので韓国でチャミスルというと日本で言うチャミスルフレッシュになります。
ややっこしいのですが本ページでは、 本場韓国チャミスル=チャミスルフレッシュ 日本チャミスル=チャミスル の意味で使っています。
チャミスルとチャミスルフレッシュの共通点は濾過に竹炭を使っていることがあげられます。 竹炭濾過は効率が高く、なおかつそれを複数回繰り返すことにより、不純物の大部分が除去され、スッキリとしたきれいな飲みくちのお酒になります。
チャミスルとチャミスルフレッシュの違いについては表にまとめます。
チャミスル | チャミスルフレッシュ | |
---|---|---|
アルコール度数 | 20%or22% | 17.8%or20.1% |
添加物 | 酸味料 | 酸味料・甘味料・調味料 |
容量 | 700ml | 360ml |
定価(税抜き) | 818円(22%) | 310円(17.8%) |
酒類分類 | 焼酎甲類 | リキュール類 |
特徴 | 日本人向け商品。スッキリした味わい。 | 本場韓国のチャミスルと同じ味。甘い。 |
<チャミスルとチャミスルフレッシュの飲み方>
チャミスルの飲み方ですが、公式サイトではロックが推奨されています。 意外にもカクテルベースとしての紹介はありませんでした。 何かで割るのではなくそのまま飲んで欲しいということでしょうか。
チャミスルフレッシュは公式サイトでは特に飲み方について記載はありませんが、本場韓国では冷やしてストレートで飲むのが一般的です。
ということで、チャミスルとチャミスルフレッシュはまず冷蔵庫で冷やしてストレートで飲んでみました。 その後はロック、ホット、ソーダ割り、レモン果汁割りで飲んでみました。
★冷やしストレート チャミスル 甘さ控えめ。アルコール度数は高いですが、すっきりして飲みやすいです。
チャミスルフレッシュ 王道の飲み方です。飲みやすいので何杯でもいけそうです。
★ロック チャミスル 冷よりさらに甘さ控えめ。多少薄まる分、さらにスッキリして飲みやすい。おすすめ。
チャミスルフレッシュ 本場韓国ではあまりロックで飲まれることはないようですが、冷やしストレートよりロックの方が飲みやすいです。
ホットストレート チャミスル 甘さ倍増です。推奨されている飲み方ではありませんが、悪くないです。変な味もしないし、これはこれでありだと思います。
チャミスルフレッシュ 元々甘いのに更に甘くなります。甘いのが好きな人はいいでしょう。
★ソーダ割り
チャミスル うーん、悪くはないですが、特にソーダ割りすることによる相乗効果は感じません。
チャミスルフレッシュ 炭酸ラムネ飲料みたいで美味いです。おすすめ。
★レモン果汁割り
チャミスル 普通に美味しいです。チャミスルは元々あっさりしたお酒なのでカクテルベースとしても使えますね。
チャミスルフレッシュ 甘いレモンチューハイみたいです。甘いのが好きな人はおすすめ。
チャミスルもチャミスルフレッシュも、どんな飲み方をしても悪くはないので、お好みで飲めば良いと思います。 個人的にはチャミスルもチャミスルフレッシュもロックで飲むのが好みです。
<料理と合わせる>
チャミスルとチャミスルフレッシュですが、食中酒としてはどうでしょうか?
★韓国料理代表:キムチ
チャミスルはあっさりしすぎて、キムチの強烈な風味に負けてしまってます。 悪くはないですが、辛い韓国料理にはあまり合わない気がします。 チャミスルフレッシュは甘さがキムチの辛さを打ち消して、いい感じに調和していると感じました。 やはり韓国料理には本場韓国のお酒が合いますね。
★和食代表:寄せ鍋
チャミスルの風味は控えめなので、寄せ鍋の柔らかい味を壊しません。合うと思います。 チャミスルフレッシュは、その独特の甘さが寄せ鍋まったくマッチしていません。全然合わないです。
ある意味予想通りでしたが、韓国料理にはチャミスルフレッシュが、和食にはチャミスルが合います。 ただ、チャミスルのほうが癖がないので、和食以外の洋食や中華でも、料理全般に合わせやすいと思います。 チャミスルフレッシュは甘くて癖が強いので、辛い料理以外はあまり食中酒には向いてないと思います。
<まとめ>
今回は日本人向け商品であるチャミスルと本場韓国と同じ味のチャミスルフレッシュを様々な飲み方で飲んでみました。 基本、ロックや冷ストレートで飲むお酒ですが、実際に色々試してみるとどんな飲み方でも飲める守備範囲の広いお酒でした。 料理に関しては、韓国料理にはチャミスルフレッシュ、それ以外の料理ならチャミスルが合うと思います。
チャミスルもチャミスルフレッシュもリーズナブルなお酒ですし、スーパーでも普通に売っている商品で、興味があったらすぐに入手できるはずです。 普段、日本酒や焼酎しか飲まない人も、たまには韓国焼酎も手に取ってみてはどうでしょうか。新しい発見があるかもです。
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