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男山 純米大吟醸の感想と評価

男山 純米大吟醸 1800ml [北海道]

男山 純米大吟醸の概説・評価は体験談の後にまとめています。

私の初めての日本酒「男山 純米大吟醸」(40代/女性)

父がお酒を全く飲めないのに、私はお酒が大好きで、お酒が飲める年齢になると、外で飲むようになりました。とはいえ、飲むものといえば、ビールやサワー、時々、ちょっと背伸びをしてカクテルやワインを飲むくらいでした。

そんな時に、若かった私にはかなり年上に思えた男性と出会いました。その人が日本人なら日本酒を飲まないと、と言いました。しかし、私がお酒を飲むのは楽しむためであって、味を楽しんだり、ましてや日本人だからなんていう意識はなかったので、面倒くさい人と知り合ったなと思いながら、話を合わせていました。

すると、ある時、連絡が来て、日本酒を飲ませたいから出ておいでと言われました。正直、まいったなと思いましたが、色々、教えていただくこともある方だったので、お誘いに乗ることにしました。そこで紹介されたのが「男山 純米大吟醸」です。

これなら日本酒初心者の君も美味しいと思えるはずと言われ、お店の方が升に溢れんばかりについだ「男山」を勧められました。どうやって飲んだら良いか分からないでいると、初めはすすっていいというので、口を升に近づけてすすりました。

その瞬間です。洗練された、でもどこか甘い香りが口全体に広がりました。そして、飲み込むととろみが喉をゆっくり広がり、落ちていきました。それから顔を上げて一息つくと、口から鼻に香りが抜けるのが分かりました。

暑い時にビールを飲むとその直後に美味しいと声が出ます。しかし、この時の美味しさはうわぁと目が大きくなるような感じで、すぐには声が出ませんでした。間があってから、うーん、美味しいという声が体の奥から出ました。そして、もし熟成されたお米のワインというものがあったら、こんな感じなのかなと思いました。

初めて飲んでから20年くらいたった今でも、「男山」を初めて飲んだ時の感動を忘れることができません。正直、あれから色々な日本酒を飲みましたが、これは力強すぎというものもあったような、なかったようなです。その点、「男山」は日本酒らしさを持ちつつも、程よく軽みもあって、日本酒初心者さん、女性の方にはちょうど良いかと思います。

ちなみに、気になるお値段ですが小さめのもので5000円ほど、大きめのもので13000円ほどです。安いか、高いかと聞かれたら、高いかもしれませんが、雑に飲む感じではなく、きちんとおつまみを用意して飲むお酒と考えれば、高くはないです。

<概説・評価>

男山 純米大吟醸は北海道旭川市の男山株式会社が製造している日本酒です。

男山は北海道を代表する有名銘柄で、特に「男山 純米大吟醸」は1977年、日本酒で世界初となるモンドセレクション金賞を受賞するなど男山の代表する商品となっています。

※原材料:米、米麹
精米歩合:38%

兵庫県産の山田錦を38%まで磨いた、淡麗辛口の日本酒です。

<価格は?入手難度は?>

メーカー希望小売価格は900mlで5,400円、1800mlで12,960円です。
いくら大吟醸と言っても、かなり値の張る商品です。

私の近所のリカーショップなどでは見たことがありませんが、通販でもプレミア価格はついてませんし、入手は難しくないと思います。

<どういうシーンに合うお酒か?>

かなり高級なお酒なので、普段に飲むのではなく、めでたい時に一人でちびちび飲むか、大勢でパッと飲むお酒だと思います。 また、よく知られた高級酒なので贈り物としてもよいでしょう。

<男山 純米大吟醸の特徴のまとめ>

●北海道を代表する銘酒男山の看板商品
●日本酒の中でも特に価格は高い高級酒
●知名度:普通
●入手難度:普通

 

 

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