WILD-SIDE 等外米無濾過生原酒袋吊り雫酒を飲んだのでレビューします。
日本酒飲み放題の店「天満の店」でいただきました。
インパクトはこれまで飲んだ日本酒の中でも最高クラス。
超個性的な味なので、好き嫌いは分かれるであろうお酒。
私はこの酒がす…。
続きは後ほど。
＜概説・評価＞
「WILD-SIDE 等外米無濾過生原酒袋吊り雫酒」は徳島県の三芳菊酒造が製造している日本酒です。
名前も変わってますが、女生徒がエレキギターを持った絵のラベルも個性的。
原料も等外米、そして袋吊りで醸すなど、これ以上ないぐらい規格外なお酒です。
なお、等外米を使っていますが、質の悪いお米ではなく形が不揃いなだけで品質には問題がありません。
等外米を使用しているので普通酒扱いですが、実際は純米酒相当です。
味はとにくフルーティーと評判。
これを日本酒と言って良いのか、と言われるぐらいです。
※原材料：米、米麹
精米歩合：65%
日本酒度:+1
＜実際に飲んでみました＞
冷蔵庫から取り出してすぐにいただきました。
まず気になったのはその色。
西日本の日本酒は総じて黄色っぽいですが、これほどまでに黄色いお酒も珍しいです。
飲んでみます。
酸味が強いです。これは独特。ちょっとお酢っぽいです。
風味も独特。なんて言ったらいのか、フルーティーというより漬物のような風味に感じます。
こんな個性的なお酒は飲んだことがありません。好き嫌いは別れるでしょうが、個人的にはあまりタイプではないですね。。
でも、ハマる人にはハマると思います。
今度は三芳菊さんの別のお酒も飲んでみたいと思いました。
＜価格は？入手難度は？＞
価格は1.8Lで3000円ほど(720mlだと1500円ほど)。
フルーティーな味わいなので、従来の日本酒が苦手な人にはギフトとしてよいでしょう。
また、変わった日本酒が飲みたいという人にもおすすめです。
この商品は普通のスーパー、リカーショップではほとんど見かけないと思います。
確実に入手したければ通販がよいでしょう。
＜どんなシーンに合うお酒か？＞
あまり一人でしみじみ飲みたいお酒ではありませんね。みんなで飲んで、感想を語り合いたいお酒です。ただ、飲み会ではこのお酒が合わなかった人のために別のお酒も用意しておいたほうがいいでしょう。
＜WILD-SIDE 等外米無濾過生原酒袋吊り雫酒の特徴のまとめ＞
●名前もラベルも原料も味もすべて個性的
●酸味が強い。風味も独特。
●好き嫌いがハッキリ別れるはず
●入手難度：難
以下は他の方の体験談です。
癖が強いけど嵌まる方には勧めたいお酒(30代/男性)
最近の日本酒といいますと色々な種類があり味も良いものが多くなり日本酒派には嬉しい限りですよね
ですが今回はあえて癖の強い(自分は大好き)日本酒を紹介したいと思います。
そのお酒とは三芳菊さんのWILD-SIDE袋吊り雫酒です。
名前からして違和感を覚える方もいるかもしれませんが自分も初めは偶然行きつけのお店で見かけましてその風貌に惹かれ
(この酒造さんはラベルも変わったものが多いですよ)購入していました。
いつものように自宅で飲んでみたのですが衝撃が走りました
え？これってジュースじゃないよね
そんな感想が出ていました、味として述べていきますととにかく甘味が強いです(フルーツの果汁の類かと思いましたが原材料はちゃんと酒米でした)その後に軽い酸も効いてきて後味は濃醇な果実のような風味が残ります。
香りは飲みくちそのままなトロピカルフルーツのような香りがします、特徴としましては開けた後数日冷蔵庫で置いておくと更に濃醇になります(どのお酒でも当てはまるかもしれませんが意外と変化しないお酒も多いです)
このお酒というか銘柄全般に出会ったことで自分は日本酒の概念が変わりました、理由としましてはどの銘柄でもこんなに癖があるのは今まで飲んだ中ではギリギリ後一銘柄くらいしか知りません(そちらは甘味ではなく独特の風味と後味でした)
一度飲んで以降自分は好きな銘柄リストにこのお酒を加えました
このお酒に限らずこの酒造さんは凄いお酒が多いので色々試しています、ですが常備するというなら常に売られているこのWILD-SIDE袋しぼり雫酒ですかね
あまり売られていないのが残念なところですがネット通販で購入が一番楽だと思います。
お値段も4合瓶で1400円程ですので(税込み)試すには手頃だと思いますよ。
ただ言えますのは人と料理を選びます。
この味は好きか嫌いか完全に別れると思います。
更に言うと食中酒には合わせづらいところもありますね(普通の日本酒で合う料理は全部合わない)
あえて外国の料理や癖の強い物に合わせるなどが良いのかもしれません。
ですが嵌まると唯一無二の魅力も秘めていますので正に諸刃の剣的なお酒だと思います。
自分としてはこのお酒に出会えて良かったと感じています。
日本酒に嵌り色々な銘柄を飲んでも飽きやすい自分が今でも日本酒が好きなのは常に新しい発見があるからでしょうね。
それくらいの衝撃を見せる日本酒の異端児、WILD-SIDE袋吊り雫酒を気になった方は是非お試し頂ければと思います
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