亀泉純米吟醸原酒cel-24を飲んだのでレビューします。
日本酒飲み放題の店「天満の店」でいただきました。
名前もラベルも変わってますが、味も変わったお酒でした。
続きは後ほど。
<概説・評価>
「亀泉純米吟醸原酒cel-24」は高知県の亀泉酒造が製造している日本酒です。
亀泉ブランドでは他に本醸造酒や大吟醸のラインナップもあります。
亀泉純米吟醸原酒cel-24はかなり甘口のお酒で、酸度も他のお酒ではあまりないほど高いです。
他に類似の日本酒がほどんどない個性的な商品と言えます。
名前も個性的ですが、cel-24というのは高知県で開発された酵母の名前です。
甘みと酸味が強いのでジュースみたいと感じる人も多いようですが、果汁は入っていません。
フルーティーは風味は、まるで質の良い白ワインのような味わいと評判です。
※原材料:米、米麹
精米歩合:50%
日本酒度:-12~-5
酸度:約2.0
甘くてフルーティー、という点では一ノ蔵すず音、タカラ酒造澪などと似ていますが、低アルコールではなく亀泉純米吟醸原酒cel-24はアルコール度は約14度と、普通の日本酒です。
飲みやすいからのガブガブ飲んだらすぐに酔っ払うでしょう。
<実際に飲んでみました>
飲んですぐに香りがギュンときます。普通は味を感じて、その一瞬あとから香りが広がってくるのですが、このお酒はいきなり香りがきます。甘口ですが、そんなにめちゃくちゃ甘くはないです。
また、酸味が強く、独特の風味もあります。例えるならぬか漬け?でも不味くないです。
全体的に、かなり個性的はお酒であることは間違いありません。好みも分かれるでしょうが、個人的には好きです。
インパクトの強いお酒ですが、飲みやすいし初心者でもとっつきやすいと思います。
<価格は?入手難度は?>
価格は1.8Lで3500円ほど(720mlだと1700円ほど)。純米吟醸酒としては普通ぐらいの価格です。
甘口でフルーティーなので、女性に対してのギフトとしてよいでしょう。
また、変わった日本酒が飲みたいという人にもおすすめです。
この商品は普通のスーパー、リカーショップではほとんど見かけないと思います。
確実に入手したければ通販がよいでしょう。
<どんなシーンに合うお酒か?>
一人でじっくり飲むより、誰かと一緒に飲んで感想を言いあいたいお酒です。どちらかと言えば女性が相手の方が良いかもしれません。
<亀泉純米吟醸原酒cel-24の特徴のまとめ>
●甘口で酸度も高い個性的な日本酒
●いきなり香りがギュンとくる
●個性的だが飲みやすい
●入手難度:普通
以下は他の方の体験談です。
亀泉純米吟醸原酒cel-24 毎年必ず飲むお気に入りのお酒(30代/男性)
私には毎年必ず飲むお気に入りの日本酒があります。
銘柄は亀泉cel-24という少し変わった名前の高知のお酒です。
飲み始める切っ掛けになりましたのは当時は色々なお酒屋を周るのを趣味にしていまして(お酒にハマりたてだった)その時に行ったお酒屋の一つの店主さんにおすすめを聞いたところこのお酒を勧められました。
その後自宅で飲んでみたら味にびっくりしました、簡単に言うと日本酒じゃないみたいという表現です。
もっと細かく言いますと酸が先に来ますがそれらを甘味がまとめていき後味はすっきりとしつつも余韻を残すとてもジューシで洋酒というよりはジュースやカクテルかと思う感じです。
香りも果実味を思わせる爽やかな香りです、特徴としましては誰にでも特に日本酒に慣れていない方や女性におすすめするのが良いお酒だと言えますね(それくらい飲みやすいです)
個人的には発泡の日本酒以外ですと他の銘柄を含めてもここまで飲みやすいのは数種しか知りません(他の銘柄は入手が難しいやお値段が高いなどで毎年は飲めない場合もあって総合的に一番はこのお酒ですね)
元々あまり見かけなかったお酒でしたが(当時はまだ日本酒が流行っていませんでした)
ここ最近ではある程度の専門店(ネット通販でも)入手もしやすくなってきていまして自分的には嬉しい事ですね。(マイナーな銘柄好きとしては複雑とも言えますが)
ただ一つ言えるのは季節によっては飲めませんので(作られていない)それだけはどうしようもないですので店頭に並び始める初夏あたりを飲み始めてからは楽しみになっていますね。
お値段的にも一応純米吟醸クラスなので安いとは言えませんが
1500円台(税抜き)ですのでたまの楽しみと考えれば手が出ないということも無いと思えるお酒です。
身近な人には大体勧めて飲んでもらっても軒並み好評で上手く日本酒派に取り込みたい時に頑張ってもらっていますね(世間の日本酒への先入観は未だに厳しいものがありますよね)
自分は最近でも色々な銘柄を飲んでいますが日本酒ブームが来た後と来る前だと明らかに傾向が変わった気がします
(例えば昔は辛口やキレの良い日本酒が好まれましたが今は芳醇系等が好まれるなど)
そういった流れも感じやすく楽しめる銘柄としても自分は亀泉cel-24を気に入っているのかもしれませんね。
このお酒と東北の方の歴史がある銘柄を一緒に飲み比べてみても趣があって楽しいかもしれませんね(勿論どちらも美味しいですので)
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