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別撰熟成 桜島の感想と評価

別撰熟成 桜島の概説・評価は体験談の後にまとめています。

限られた場所でしか手に入らない幻の酒??別撰熟成 桜島(20代/男性)

 私は、普段、芋焼酎といえば、黒霧島ばかり飲んでいました。お店で、たまに伊佐美や富乃宝山に手をだすくらいで、それほどのこだわりは持っていませんでした。
 ある時、仕事の関係で鹿児島に出張に行った際、偶然にも、桜島の製造元である本坊酒造さんを訪れる機会がありました。焼酎にこだわりを持っていなかった私は、恥ずかしながら本坊酒造さんを訪れるまで「桜島」という焼酎を見たことも聞いたこともありませんでした。伺う道中、同行してくださった鹿児島の取引先の方に、「桜島は鹿児島ではスタンダードな焼酎だよ」と教えて頂き、はじめて存在を知りました。

 本坊酒造さんでお仕事を終え、鹿児島空港で飛行機に乗ろうとした時目についたのが、お土産コーナーの一角を占める桜島でした。せっかくなら、旅の思い出にしてやろうと、桜島を自分へのお土産にすることに決めました。
 霧島に赤や黒があるように、桜島にもいろいろのバリエーションがありますが、どうせなら良いものをと選んだのが、別撰熟成桜島でした。空港で目にした別撰熟成桜島は、ワインボトルのような瓶に入っており、他の焼酎とくらべてもいかにもプレミアム感がありました。お土産屋さんの謳い文句によると購入場所も限られており、ごく少数しか出回っていないお酒のようでした。多少値は張りましたが、出張の疲れを癒そうかと奮発し、東京の自宅まで持ち帰りました。
 
 翌日、自宅で早速開封し、晩酌のメインに頂きました。瓶のコルクを開けた時、焼酎らしからぬ、何とも甘い香りにまず驚かされました。
 一般的な芋焼酎は独特の芋臭さがあり、それが苦手で敬遠する方も多くいらっしゃると聞きます。しかし別撰熟成桜島に限っては、芋臭さはほとんど感じられず、アロマオイルのような良い香りが広がります。
 味も、焼酎ならではのガツンとした酒臭さがなく、辛口ワインのようにキリッとした飲みくちと、後味には、ほんのりとした甘みが残ります。焼酎ではなく、まるで高級なブランデーかなにかを頂いているような気持ちになります。
 初めて別撰熟成桜島を頂いた半年後、また仕事で鹿児島へ行く機会がありましたが、帰りの空港で、またあのワインボトルのような瓶を見かけ、リピートしたのは言うまでもありません。


<概説・評価>

「別撰熟成 桜島」は鹿児島県の本坊酒造が製造している芋焼酎です。本坊酒造では他に「さくらじま」「黒麹仕立て 桜島」などの商品を製造しています。

別撰熟成桜島は、黒麹仕立て桜島の原酒を熟成させた商品です。ふくよかな甘味とコクが特徴です。
年3回しか出荷しない限定商品です。

<価格は?入手難度は?>

価格は750mLで1300円ほどです。熟成酒としてはそれほど高くないと思います。

質はもちろん珍しい品なので、ギフトにも向いていると思います。

限定酒ということもありスーパーやリカーショップではあまり見かけないお酒だと思います。
確実に購入したいなら通販がよいでしょう。

<別撰熟成 桜島の特徴のまとめ>

●年3回出荷の限定焼酎
●ふくよかな甘味とコクが特徴
●ギフトにも良い
●入手難度:難

 

 

本坊酒造 別撰 熟成桜島25度750ml
 

 

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