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大信州 純米吟醸 夏のサラサラの感想と評価

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※大信州 純米吟醸 夏のサラサラの概説・評価は体験談の後にまとめています。

甘口だけどベタ付かずサラサラ(30代/男性)

私は飲食店を経営しているので、日本酒は全国から買い付けてきていたりして、かなりの数を飲んできていますが、その中でも常温で飲んであぁ美味しいなぁと思った日本酒は長野県の[大信州 純米吟醸 夏のサラサラ]です。

味は軽めで初めに甘さがきます。しかし、その甘さの引きが早い。スーッと甘さが引いていくので嫌味がないです。喉に引っかかるような印象もなくスッと胃まで落ちていきます。嫌なところは一切なくクイクイと飲める日本酒ですね。

香りは控えめなフルーティー。鳳凰美田のようなはっきりとしたフルーティーさではなく、ほのかにフルーティーな感じですね。マスカット香よりは林檎の香りのが近いと思います。麹香は一切ないので、THE日本酒!が好きな方には物足りないかもしれませんが、初心者の方やちょっと日本酒に苦手意識があるような方には取っつきやすい香りだと言えるでしょう。
味、香り共に嫌なところが全くない非常にクオリティーが高い日本酒だと思います。一点特化型よりは平均点をかなり高い位置で取ってくる優等生タイプだと思います。ただ、喉越しと
ライトなんだけれど軽くないところがこのお酒の最も特記すべき特徴であると思います。

長野県といえば[真澄]や[明鏡止水]が有名ですが、どちらにも近いといえば近いし、近くないといえば近くない印象です。香りはどれもフルーティーですが、真澄はある程度の飲みごたえのある銘柄が多いですし、明鏡止水も大信州ほどサラッとはしていないイメージです。そういった意味でも割とオリジナリティのあるお酒だと思いますね。

価格も一升で3000円程度なので、かなりコストパフォーマンスは高いと思います。近くで買えるなら常飲したいレベルで私は好きです。本当に飲み疲れが全くないお酒なので飲んでいて楽なんです。味が濃いお酒はどうしても飲み疲れがありますからね。

以上の点から鑑みても、他人に進めるのは大いにあり!だと思います。ただ、味の好みは人それぞれですから、麹香漂う飲み口のクッと来るものが好みの方には甘すぎるかも知れません。逆に日本酒が苦手な人や日本酒に苦手意識のある方、初めて日本酒を飲むなんて方にはバッチリハマる一本だとは思います。全体的に万人ウケする日本酒だと思います。

<概説・評価>

「大信州 純米吟醸 夏のサラサラ」は長野県の大信州酒造が製造している日本酒です。大信州ブランドでは他に、別囲い大吟醸や、超辛口純米吟醸など多くの商品があります。

※原材料:米・米こうじ
精米歩合:49%
日本酒度:+6
酸度:1.4

夏季限定商品で、冷で飲む日本酒です。
暑い夏でも飲みやすいようにさらっとした飲み口が特徴です。
飲みやすいので日本酒初心者の方にもおすすめです。

<価格は?入手難度は?>

「大信州 純米吟醸 夏のサラサラ」は3000円程度です。
夏季限定商品なのでお歳暮などのギフトにも向いているでしょう。

夏季以外の季節では販売されていません。
Amazonや楽天にも販売されていません。

<大信州 純米吟醸 夏のサラサラのまとめ>

●暑い夏に冷で飲むお酒
●さらっと飲めるので初心者にもおすすめ
●夏季限定商品
●入手難度:難(季節限定商品)

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