上善如水を飲んだのでレビューします。
とにかく、よく見かける日本酒です。
吟醸酒なので、結構上位ランクの日本酒ですが、コンビニやスーパーでもよく置いてます。
また、飲みやすい日本酒としても定評があり、飲んだことがある人も多いと思います。
今回はスーパーで買った300mlで578円の商品を購入して飲んでみました。
<実際に飲んでみました!>
水の如し、とあるので本当に水みたいに味がないのか、と思いましたが、結構しっかりコメの味はします。ここは純米酒らしいですね。
辛口のお酒とされますが、案外甘く感じました。少なくとも舌がピリピリするような辛さはないです。当然飲み口は優しく、スルッと入ってきます。
香りはほのかに吟醸香がします。流石に大吟醸みたいにブワッとくる感じではありませんが、品のいい香りはスーパーの隣の棚においてあるパックのお酒とは一線を画します。
このお酒の一番の特徴と思えるのが、後味の余韻のなさです。
味も香りも、飲み干せば口の中から一瞬で消え失せます。
これは確かに水の如しです。
スルッと入ってスルッと消える。そんなさっぱりしたお酒です。
飲みやすいと評判なのも分かります。
日本酒が得意でない人にもオススメできると思います。
料理にも、あまりに味が濃い料理以外には合うと思います。
<吟醸酒を振ると大吟醸酒に化ける??>
上善如水を勢い良くシェイク!
とある本で、日本酒を振ると味や香りが良くなると書いてありました。それはもう吟醸酒が大吟醸になるレベルらしいです。
振ることにより水分子の塊がバラバラになって風味が丸くなるかららしいです。
理屈はよく分かりませんが、ちょうど上善如水は吟醸酒で、しかもシェイクし易い300ml瓶だったので、実験してみました。
振ってない普通の上善如水も比較のため飲み比べました。
…うーん、たしかに少し香りが良くなっている気がしますが、大吟醸酒とまではいかないかな。でも違いは感じるので、効果はあったと思います。
やってみるのは無料なので、皆さんも一度試してみてはどうでしょうか。
<概説・評価>
「上善如水」は酒処・新潟県の白瀧酒造が製造している日本酒です。上善如水は幾つものラインナップがありますが、基本は「上善如水純米吟醸」です。その他、上位商品の大吟醸や、変わり種のスパークリングの商品もあります。
上善如水は日本酒の中でも知名度の高いお酒で、特にサラッと飲みやすい日本酒として有名です。
吟醸酒なので高級日本酒に分類されますが、値段はそれほど高くはなく、コスパも優れています。
※原材料:米、米麹
精米歩合:60%
日本酒度:+5
酸度:1.3
とにかく、水のようにスッキリ飲めるお酒であると定評があります。
飲みやすいので日本酒初心者に最もおすすめできる商品です。
ただし、このような飲みやすい日本酒は飲みすぎて二日酔いになりやすいので注意です。
<価格は?ギフトには?>
価格は1.8L3千円弱です。
高級酒の中では買いやすい値段だと思います。
ギフトにも向いていますが、日本酒好きなら誰でも知っている商品なので、日本酒通の人に贈るならもう少しマイナーな商品が良いかもしれません。
高級酒ではありますが、比較的見つけやすいお酒で、コンビニでも売っている場合があります。
ただし、近所のスーパーやリカーショップで見つからなければ通販で注文しましょう。
<上善如水の特徴のまとめ>
●とにかく飲みやすい
●日本酒初心者に最もおすすめ
●料理に合う
●高級酒であるがコスパは高い
●知名度:高い(日本酒通なら誰でも知ってる)
●入手難度:易(案外どこにでも売っている)
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以下は他の人の体験談です。
「上善如水」はその名のごとくお水のようにすっと飲めます(30代/女性)
学生時代に友人たちと数人でスキー旅行に行ったときに、夜の飲み会で友人が持ってきたのが「上善如水」でした。学生ということもあって、普段はビールや安い焼酎を飲むことが多かった私たちにとって、「上善如水」はちょっと味わって飲むいいお酒といった感じでした。いいお酒といっても、学生でも手の届くくらいのお手頃なお値段です。でもこのお酒でお酒を味わって飲むということを覚えました。
「上善如水」というだけあって、くせがなくお水のようにすっと飲むことができます。それまで私はあまり日本酒を口にすることがありませんでした。たまに口にした日本酒は口にふくんだとたんむせかえるようなカッとする感じがあって日本酒は苦手だと自分で思っていましたが、「上善如水」はそんな私の日本酒に対するイメージを変えてくれました。
「上善如水」は口にふくんだ時に口の中に日本酒の香りが広がりますが、それは上品で洗練されていてさりげない、やさしい感じ。日本酒になじみのなかった私も楽しめました。そしてさらっとくせがないので、すっとからだにしみていく感じです。くせがないので、ビールやワイン、洋酒などが並んだ飲み会でも、他のお酒の合間に楽しむことができます。いつまでも香りや味がしつこく口の中に残るということがないので、他のお酒に切り替えても、味が邪魔をするということがありません。
学生ならではの倹約したスキー旅行だったので、夕食は自分たちで鍋をしたのですが、やっぱり鍋には日本酒です。日本酒好きならキリっとした辛口が好きとか甘口が好きだったりと好みがわかれます。グループで飲むときには、個々のそんな好みに合わせるのが難しいのですが、「上善如水」ならくせがなく万人受けする味なので安心してチョイスできます。また私のように日本酒に馴染みのない人でも、すっと飲めるし楽しめるお酒だと思います。
今では瓶もおしゃれになっているし、お値段も手ごろなので、お酒好きな人へのちょっとしたお礼替わりに、プレゼントにと活躍しています。男性にも女性にも、初心者にもお酒好きにもおすすめできる、万能選手な日本酒だと思います。
私はこの「上善如水」のおいしさを知ってから、日本酒に目覚めて、他の日本酒も試すようになりました。
日本酒「上善如水」について(40代/男性)
大学生の時、部活動の集まりで大学の部室で飲んだのが初めてです。当時「美味しんぼ」というマンガが人気があり日本酒の良さを紹介する話を読んで感化された友達が、たまたま見つけて飲んだ「上善如水」が美味しいと皆にすすめたのがきっかけでした。
このお酒の特徴は名前の通り水のような飲み口にあります。ほんのり香りがあるくらいで、飲んでみるとさらさらとしていてとにかく飲みやすいです。当時日本酒が苦手でしたがこれなら美味しいと思って飲める!と感激したのをおぼえています。
当時大学の正門のすぐ隣にあるファミリーマートでお酒を購入していたのですが、日本酒のラインナップは「剣菱」と「月桂冠」の900mlか1.8リットルの瓶でした。今ではこの2つも十分に美味しいと思えますが、当時はなかなかこの2つの日本酒のいわゆる「ザ・お酒」といった味がどうしてもダメでした。その中で冷蔵室にビールなどと混じって「上善如水」が720mlで売っていて、日本酒に興味を持っていた仲間が買って飲んでみたら美味しかったとのことでした。日本酒はどれも同じだろうと思っていたので皆半信半疑でしたが、飲んでみたらその飲みやすさにびっくりしました。その味のとおりの上手な名前をつけたものだと感心したほどで、日本酒への見方が変わるきっかけとなったお酒です。
値段ですが、当時720mlで1400円くらだったと思います。私が現在時々飲む月桂冠の「月」の紙パック3リットル入りはだいたい1400円前後で買えますので、量からすると約4倍の値段がすることになります。コストパフォーマンスは良いとはいえませんが、量を飲まない人やちょっとした集まりでいいお酒をという人には手頃でいいのではと思います。
安い日本酒はたしかに販売されていて、私が大学生だった頃はちょっと粗雑な感じのするものもあり日本酒が嫌いになってしまった人もいました。日本酒は美味しくないものという印象を最初に飲んだもので持ってしまうと、その後なかなか日本酒を飲もうという気持ちになりにくいと思います。「上善如水」は過去に飲んだ日本酒に苦手意識がある人やダメだと思っている人におすすめしたいです。クセがなくサラサラしていて飲みやすく、なぜか美味しいというお酒です。他にも名酒といわれるものはたくさんあるようですが、私が日本酒を好きになったきっかけのお酒としておすすめします。
人に薦めたいオイシイ冷酒をお教えします(50代/女性)
私は今はアルコールをやめているのですが、去年までは酒豪でした。主にビール党だったのですが特に好きだった日本酒をご紹介します。
それは上善如水という冷酒です。よく飲みに行っていたお店の大将に「まぁ、美味しいから飲んでみな」「のんだら分かる」と薦めてくれたのがきっかけで飲んでみたのですが、とにかく飲みやすい冷酒です。名前の通り水のようにゴクゴクのめる冷酒で私はファンになりました。
それから、そのお店に行くたびに上善如水を飲んでいたのですが、ある日コンビニで上善如水を発見しました。金額は高いのですが、あの爽やかな味と飲みやすさを考えてみると高くても飲みたい方の気持ちが強かったので買って飲んでいました。
私は普通の日本酒は苦手な方です。口に含んだ瞬間の飲み口が苦手でお正月の時にしか飲みませんでした。普通に販売している松竹梅とかを飲んでみたら二日酔いにあってキツかった体験があるので日本酒は飲まなかったのですが上善如水は冷酒だからと飲んでみたのですが、とても美味しかったです。日本酒を飲まない私が気に行っている冷酒と聞いて友達、従兄に薦めてみたら、みんなファンになってくれました。
それから自宅飲みをする時には、上善如水を何本か買っておいてビールを飲んで飽きてきたら上善如水を飲むという楽しみ方をしていました。一人よりも皆で飲んだ方が美味しくて楽しかったので、つい飲みすぎる事が多くなりました。酔ってワイワイ楽しんで、飲んでいたら飲み過ぎでフラフラになってしまいました。家飲みだから、そのまま寝てしまったりしたら大変です。酔って寝ていたら気分が悪くなって戻してしまいました。冷酒の怖い所はつい飲みすぎる所と分かっていても美味しいから飲み過ぎて、つい、という状態が増えてきました。美味しい水のような軽い飲み口から飲み過ぎてしまい自分の飲める範囲をついオーバーしてしまう事が多くなってしまいました。当然二日酔いもやってきます。私の苦手な日本酒独特の気持ち悪い状態のなってしまいました。友達も同じ状態になっていたので、みんなで飲める量を把握して飲むようにしました。
そんな体験をへて自分達の飲める量で上善如水を楽しめるようになりました。なので贅沢なのですが今年のお正月の時、上善如水を一本買って少し飲んで楽しんで、残った分は料理に使ってしまいました。断酒しているから しょうがないのですが、そんな状態でも飲んで楽しめる冷酒、日本酒です。
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