おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

赤猿のレビュー

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赤猿を飲んだのでレビューします。
前回、白猿を飲んで気に入ったので赤猿も買ってみました。
赤系の焼酎ってことで、赤霧島みたいな味が想像できますが…。

飲んでみると、

ライトな赤霧島という感じか。
まろやかで飲みやすくて一晩で半分空けてしまいました。
今ちょっと二日酔い気味。。

続きは後ほど。

<概要>

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赤猿は鹿児島県の小正酒造が製造している芋焼酎です。
赤、というからには赤芋が原料なのかと思いきや、農林56号という紫芋を使用しています。
だったら紫猿じゃん、と思いますが、ゴロが悪いからでしょうか、それとも紫色の猿のイメージが気色悪いからでしょうか、赤猿という名前です。まあ、美味かったら名前は何でもいいですが。

公式サイトには赤猿の説明としてこう書いてあります。

紫芋の王様とまで呼ばれる品種「農林56号」は数あるさつま芋の中でも希少種としてしられています。紫芋は白麹で優しく醸すことで、その柔らかな風味を存分に発揮します。希少なさつま芋「農林56号」の個性と、その特徴を余すことなく引き出す造り手の技。この2つの融合により生まれた焼酎こそ赤猿なのです。

スペックは以下の通りです。
原材料:さつま芋、米麹
アルコール分:25度

これ以上の説明は不要でしょう。
実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずはストレートで。
どうせ、赤霧島みたいなんだろう、という思い込みがありましたが、ちょっと違います。
ワインっぽい風味は共通ですが、赤霧島よりライトです。
よく言えば飲みやすい、悪く言えばパンチが足りません。
でも、個人的には好きですね。

次はロックで。
それほど風味は変わらない気がします。ちょっと甘くなったかな、という程度。
ロックもありですね。

次は水割り。
少々水で割っても香りはしっかりです。
美味いし飲みやすいし、こりゃいくらでも行けるわ~。

最後はお湯割り。
あまり風味は変わらない気がします。ほっこりして美味いです。

個人的には水割りがおすすめ。
がぶ飲みして気づけば瓶の半分(450ml)空けてしまいました。
飲み過ぎ注意です!

<価格は?入手難度は?>

価格は900mlで997円、1800mlで1,861円(税抜き)となっています。
なお、私は近所のスーパーで税抜き920円で購入しました。

赤霧島に比べると1割ほど安いですね。
品質を考えると、この値段はお買い得だと思います。

他の猿ブランドの白猿や黄猿に比べると見かけることが多いですが、どこでも売っているというほどではありません。よって入手難度は易よりの普通とします。

<赤猿の特徴のまとめ>

●ライトな赤霧島
●飲みやす過ぎて飲み過ぎる!
●入手難度:普通

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白猿のレビュー

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白猿を飲んだのでレビューします。
ちょっと変わった焼酎が飲みたくてセレクトしてみました。
ワイン酵母を使用した珍しい焼酎。

飲んでみると、

確かにワインのような風味がします。美味し。
芋と麦の違いはあるけど、赤霧島っぽい。
値段も高くないし、これはおすすめ。

続きは後ほど。

<概要>

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白猿は鹿児島県の小正酒造が製造している麦焼酎です。2016年9月発売開始。
小正酒造は小鶴ブランドが有名で、本サイトでも以前「小鶴初心者お断り」を紹介しました。
www.sakeganomitai.com

また、赤猿、黄猿、黒猿の猿ブランドも有名で、今回紹介する白猿もその一つです。
ただ、他の3つは芋焼酎ですが、白猿は麦焼酎です。

白猿の特徴はワイン酵母を使用していることです。ワイン酵母を使用すれば果実のような香りを生み出すと言われています。
なお、酵母とは糖類をアルコールに変える働きのある菌類です。

ワイン酵母を使用した焼酎は他に「白よかいち」「のんのこワイン酵母仕込」などがありますが、かなり珍しい部類に入ります。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずはストレートで。
香りは確かにワインぽいところはあります。
一口含むと、うん、ワインを思わせる風味があります。
若干甘くて、ストレートでも比較的飲みやすいです。
麦焼酎特有の麦っぽさはありません。
いいちこのようなすっきり系麦焼酎の風味とも違います。
これは、言われないと麦焼酎って分からないです。
むしろ、芋焼酎である、赤霧島に似た風味です。赤霧島はワイン酵母を使用していないと思われますが、なぜかワインっぽく、白猿と似ています。
ですが、白猿の方がよりすっきりしている印象です。

次はロックで。
より甘みが強く感じます。香りは落ちないのでロックもおすすめです。
しかし、今は冬なのであまりロックで飲みたくないかも。

次は水割り。
飲みやすいのですが、香りがかなり薄くなってしまいました。もったいない。
水で割るなら少しにしておきましょう。

最後はレンジでチン。
常温とそれほど風味は変わりませんが、若干苦くなった気がします。
悪くないですが、個人的には常温ストレートがベストな飲み方だと思いました。

<価格は?入手難度は?>

価格は900mlで997円、1800mlで1,861円(税抜き)となっています。
品質を考えると、この値段はお買い得だと思います。

普通のスーパーではあまり見かけないですが、大型スーパーやリカーショップなら見つかると思うので入手難度は普通とします。

<白猿の特徴のまとめ>

●ワイン風味の珍しい焼酎
●原料は全く違うが赤霧島に似ている
●入手難度:普通

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沢の鶴米だけの酒のレビュー

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沢の鶴米だけの酒を飲んだのでレビューします。

これは20年近く前、まだ私が若い頃よく飲んでいたお酒です。

あのときは、凄く美味いわけではないが値段の割には美味いコスパの良い酒、という評価でした。
一時期、よく飲んでいましたが、焼酎の方がコスパが良くて二日酔いしにくいことが分かったので、いつしか買わなくなりました。

今回、懐かしくなって久々に購入してみました。
昔付き合ってた彼女、他の女に目移りして自然消滅したけど、今どうしているのか?
そんな感じで、懐かしくなって買ってみました。

飲んでみると、

思い出の味より美味くなってる?
改良されたか、あるいは自分の舌が変わったか…。

続きは後ほど。

<概要>

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沢の鶴米だけの酒は沢の鶴が製造している日本酒です。

「米だけの酒」は沢の鶴だけでなく、白鶴や日本盛も出していますが、沢の鶴が元祖で、1998年発売開始です。

沢の鶴米だけの酒の精米歩合は麹米65%・掛米75%です。

2004年までは「純米酒」の基準は醸造アルコールを添加しないことだけでなく、精米歩合が70%以下という基準がありました。

なので、2004年までは沢の鶴米だけの酒は純米酒とは名乗れませんでした。
しかし、米だけで造っていることには間違いなく、米だけの酒、と名乗っていました。
純米酒と誤解がないように、パッケージに「純米酒の規格に該当しません」と書いてありました。

2004年以来、この70%以下という基準が撤廃されたので、沢の鶴米だけの酒も堂々と純米酒を名乗れるようになりました。パッケージにも堂々と赤字で純米酒と書いてあります。
ただ、商品名は馴染みのある「米だけの酒」という名称を使い続けています。当初は純米酒を名乗れない、苦し紛れの名称でしたが、今や立派なブランドですね。

そして、現在では15年連続純米酒売り上げNo.1だそうです。つまり基準が撤廃されてからずっとNo.1、凄いですね。
まあ、純米酒としては格段に安く、コスパもいいので当然でしょう。

さて、改めて沢の鶴米だけの酒のスペックをまとめます。

原材料:米、米こうじ
精米歩合:麹米65%・掛米75%
アルコール分:14.5%
日本酒度:+2
酸度:1.5
アミノ酸度:1.4

スペック的にはとりたてて気になるところはありません。
強いて言えば、日本酒度が+2なので、ちょっと甘いのかな、と思ったぐらいです。

では、実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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まずは常温(冬場なので15℃程度)で飲んでみました。
香りはあまりありませんが、飲んでみると若干フルーティーな風味がします。
やはり若干甘めですが、しつこくはありません。
全体的にすっきり、なめらかで、純米酒特有の重さは感じません。

昔の印象では、もっさりした味だったと思うのですが、今飲んだらむしろシャープな味わいに感じます。

これ、コスパ云々を別にしても、明らかに美味いですよ。
商品が改良されたのか、それとも自分の舌が変わったのか、とにかく昔より美味く感じます。
うーん、意外。
20年近く放置してごめんね。もっと早く飲んでおけばよかったよ。

次はレンジで温めました。
旨み、酸味が強くなりました。
純米酒らしく、温めた方が味に腰が出て、飲みごたえがあります。

どちらかといえば、温めた方が美味いです。

この、沢の鶴米だけの酒は純米酒としては最も値段の安い商品ですが、それでも名のある純米酒と比べても、そう味が劣るわけではありません。
紙パックのお酒ということで、軽く見られているかもしれませんが、これはかなり出来の良い商品です。

個人的日本酒ランキング安酒部門にランクインさせました。
www.sakeganomitai.com

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は180mlで152円、900mlで729円、1800mlで1,430円(税抜き)となっています。
私はイオンで900mlのを689円(税抜き)で購入しました。
基本的にこのお酒は希望小売価格より安売りされています。

品質を考えると、かなり安いと思います。おすすめです。

入手難度ですが、ほぼどこのスーパーでも置いてあるので易とします。

<沢の鶴米だけの酒の特徴のまとめ>

●売り上げNo.1の純米酒
●値段は安いが、味わいは高級な純米酒にもそう劣らない
●入手難度:易

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麒麟麦焼酎ピュアブルーのレビュー

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麒麟麦焼酎ピュアブルー(Pure Blue)を飲んだのでレビューします。
青いボトルのお酒ってなぜか美味そうに見えますよね?
そんな感じで雰囲気で買ってみました。

飲んでみると、

確かにピュア。すっきり系麦焼酎の極み。ストレートでも普通に飲めます。

続きは後ほど。

<概要>

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麒麟麦焼酎ピュアブルーはメルシャンが製造している麦焼酎です。
なお、メルシャンはキリンの子会社です。
焼酎乙類はその土地の原料と水を使い、熟練の職人によって造られていることが多いですが、ピュアブルーは麦の産地でもない神奈川県の工場で生産されています。
土地と人の香りのしない工業製品、という感じですが、一方で都会的な感じもします。

公式サイトを見る限り、ピュアブルーの特徴は以下の通りです。
●低温発酵
●ピュアな美味しさを取り出す独自の蒸留法
●熟成
●純水仕上げ

原酒を純水で割っている焼酎って珍しいんじゃないでしょうか。
純水はミネラルをほとんど含まないので味がありません。
確かにピュアな味を求めるなら純水を使うのはありですね。

では、実際に飲んでみます。

<実際に飲んでみました>

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まずはストレートで。
…。本当にピュア。ストレートでも引っかかるところがなく、するっと飲めます。
香りはいいちこ系。いいちこに似ていますが、いいちこより弱いです。当然、麦っぽい香ばしさは全然ありません。

次はロック。
ちょっと甘みが前に出てきました。
美味し。

次は水割り。
のんびりリラックスして飲むなら、やはり水割りですね。
しかし、あまり水の分量を多くすると香りを感じなくなるので、水は少なめにしておいた方が良いでしょう。

最後はレンジでチン。
苦みが出てきました。温めるのはおすすめしません。

それにしても、これほど飲みやすい麦焼酎は初めてです。
ストレートでも普通に飲めます。とてもアルコール分25%のお酒とは思えません。
焼酎初心者の人にはおすすめです。

ただ、よく言えば飲みやすい、クセのない焼酎ですが、悪く言えば香りが薄く個性も目立ちません。
神奈川県の工場で生産されているだけあって、いかにも都会的な焼酎だと思いました。

なお、ピュアブルーは個人的には好きな方です。

<価格は?入手難度は?>

700ml瓶で税込み1,004円で購入しました。
正直、ちょっと高いかな、と思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします。

<麒麟麦焼酎ピュアブルーの特徴のまとめ>

●ストレートでも普通に飲める
●すっきり系麦焼酎の極み。初心者にもおすすめ。
●入手難度:易

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東光純米吟醸原酒のレビュー

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東光純米吟醸原酒を飲んだのでレビューします。
購入したのはスーパーで何度も見かけたからです。そろそろ無視するのも何なので買ってみました。

原酒と言うからにはキツいのだろうか、でもアルコール分16度は普通だし。
いろいろ考えながら飲んでみると、

アルコールはキツくないけど、味が濃い。こんな濃い酒、珍しい。

続きは後ほど。

<概要>

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東光純米吟醸原酒は山形県にある小嶋総本店が製造している日本酒です。
小嶋総本店は1597年創業という非常に伝統のある酒蔵です。

東光ブランドの商品は純米、吟醸、純米吟醸、大吟醸など多くのラインナップがありますが、最も人気なのは今回レビューする東光純米吟醸原酒のようです。
公式サイトにはこうあります。

熟した果実を噛み締めたかのような豊かな香りと甘味とともに、旨味のボリューム感が感じられます。原酒ながらアルコール度数が16度であるため、満足感とともに疲れにくい仕上がりです。コストパフォーマンスが良く、東光の中でも抜群の人気を誇ります。

スペックは以下の通りです。
原材料:米(山形県産)、米こうじ
アルコール分:16度
精米歩合:55%
日本酒度:-4

原酒といいますが、アルコール分は普通の日本酒レベルです。
日本酒度はマイナスと、最近では珍しい甘口のお酒のようです。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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冬場の常温(多分10℃ちょっと)で飲みました。

色はほぼ無色。
香りはフルーティー。
爽やかというよりはよく熟れた果実のような濃密な香りです。

飲んでみると、濃い!
まずは甘さ。さすが日本酒度がマイナスなだけあって甘口です。
ただ、甘みより旨みのインパクトの方が大きいです。米の旨みがどっしり来ます。純米でもここまで重いのはあまりないと思います。
飲み干すと、ほんのりした酸味が口に残ります。これがいいアクセントになっています。
味が濃い分、後味は長い方。キレはあまりよくないですね。

香りも熟れたマンゴーみたいで濃厚。

味も香りも重量級、飲みにくいとはまでいいませんが、気軽に気晴らしで飲めるお酒じゃないかも。
個性がかなり強く、類似のお酒が思い浮かびません。
既存の日本酒に飽きた人にはおすすめできます。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は720mlで1,200円、1.8Lで2,400円(税別)です。
個人的に、この品質であれば高くはないと思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします(地域や時期にもよるかもしれませんが)。

<東光純米吟醸原酒の特徴のまとめ>

●味わいも香りも非常に濃い
●原酒であるがアルコール分は普通レベル
●入手難度:易

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白雪淡麗辛口STRONGのレビュー

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白雪淡麗辛口STRONGを飲んだのでレビューします。
購入した理由ですが、ワンカップサイズなので味見するにはちょうどいいと思ったからです。
味にはそれほど期待はしていませんが、良い意味で裏切ってほしいとは思っていました。

飲んでみると、

まあ、悪くない。
というか、悪い部分がない。
しかし、ストロングかというと…。

続きは後ほど。

<概要>

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白雪淡麗辛口STRONGは兵庫県にある小西酒造が製造している日本酒です。2018年6月発売開始。

アルコール分は16%。
日本酒としては普通だと思うので、ストロングというほどストロングではない気がします。

まあ、廉価なパック酒だとアルコール分13%ぐらいが普通なのでそれに比べるとストロングと言えなくもないです。

スペックは以下の通りです。

原材料:米、米こうじ、醸造アルコール
アルコール分:16%
日本酒度:+2

糖類や酸味料を使っていないのは好印象です。
日本酒度は+2なので、やや甘口なんじゃないかと思います。
淡麗辛口と銘打っていますが、さて…。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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室温で飲んでみました。
蓋を開けると…、色は黄色っぽいです。
香りはあまり感じません。

飲んでみると、ふむ、淡麗と書いてありますが、やや芳醇系じゃないかと感じました。黄色っぽいお酒って大体そんな感じですよね。
辛口とは思いませんが、それほど甘くもありません。旨みはやや強いか。淡麗辛口ではなく中口芳醇あるいか旨口のお酒に感じます。

全体的に味わいはやや濃いお酒です。そのせいか、アルコール分の高さはあまり感じません。
従来のパック酒に比べると飲みごたえはあるので、まあ印象的には一応ストロングと言ってもいいかな、と思います。

その一方で、キレはいいです。食中酒としても使えそうです。

凄く美味い、というお酒ではないですが、特に欠点も見当たりません。
値段を考えるとよく出来たお酒だと思います。

<価格は?入手難度は?>

希望小売価格は180mlのカップで170円、1.8Lパックで1,080円(税別)です。
しかし、実際はこの価格より安売りされています。
品質から考えるとコスパの良いお酒だと思います。

入手難度ですが、普通にスーパーで売っているので易とします。

<白雪淡麗辛口STRONGの特徴のまとめ>

●アルコール分16%のストロング系日本酒
●味わいは比較的濃く、飲みごたえがある。
●欠点らしい欠点は見当たらない出来の良いお酒。
●入手難度:易

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浪花正宗特別純米酒のレビュー

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浪花正宗特別純米酒を飲んだのでレビューします。
地元大阪のお酒ですが、初めて見たので購入してみました。

飲んでみると、

甘み、旨み、酸味が調和して美味い。
これまで飲んだ純米系のお酒でもトップクラスの美味さかも。

続きは後ほど。

<概要>

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浪花正宗特別純米酒は大阪府阪南市にある浪花酒造が製造している日本酒です。
創業300年を誇る大阪で最も古い酒蔵です。

しかし、調べてみると2013年にラベル不正表示が発覚した黒い過去がありました…。
ja.wikipedia.org

うーん、そりゃだめでしょう。自社だけでなく日本酒業界全体の信用が下がります。
とはいえ、昔のことなので今は反省して正直に酒造りをやってると信じるしかありません。

浪花正宗特別純米酒のスペックは以下の通りです。

原材料:米、米こうじ
精米歩合:60%
アルコール分:16-17度

なにげにアルコール分は高く、ストロング系と言えるかもしれません。

では実際に飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは室温(10度ぐらい)で飲んでみました。
色は黄色っぽいです。
香りは甘く、極わずかですが吟醸香を感じました。
口に含むと、純米酒らしくずっしりきます。味わいは甘みが優勢ですが、旨みも感じます。
キレはいいです。味わいは濃いめですが、すっと消えます。

次は温めて飲みました。
うんうん、やっぱり純米系は温めて飲むに限ります。
甘み、旨み、それに酸味が調和して美味いです。
味わいは濃いですが棘がなく、すいすい飲めます。

これはおすすめ。過去の不祥事ももういいや、と思いました。

<価格は?入手難度は?>

私は300mlの商品を370円(税抜き)で購入しました。
特別純米酒としては標準的な価格だと思います。
他に720mlの商品もあります。

浪花酒造のお酒は基本的に大阪府の一部のお店にしか置いてありません。
しかし、通販なら購入できるので入手難度は普通とします。

浪速正宗 特別純米 720ml ×12本

浪速正宗 特別純米 720ml ×12本

<浪花正宗特別純米酒の特徴のまとめ>

●甘み、旨み、酸味が調和して美味い
●過去の不祥事はもう許そう
●入手難度:易

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