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福寿純米吟醸のレビュー

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福寿純米吟醸を飲んだのでレビューします。

最近、リカーショップなんかでよく見るお酒です。
調べてみると2008年以降ノーベル賞の晩餐会などで出されるお酒だそうな。
そういう晩餐会には縁遠い私ですが、どんなものか興味はあります。

飲んでみると

おっ、口当たりは軽やか、桃のようにジューシーでフルティーな風味。当世流行りの日本酒ですね。
個人的にはこういう系統のお酒は大好きです。
純米吟醸というカテゴリーでは一番美味いかも。

続きは後ほど。

<概要>

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福寿純米吟醸は兵庫県にある神戸酒心館が製造している日本酒です。
酒蔵にしては珍しい感じの名前なので、最近できた蔵なのかと思いきや、1751年創業の伝統ある蔵でした。

福寿には本醸造から純米大吟醸までのラインナップがありますが、一番の主力はノーベル賞の晩餐会にも出される純米吟醸のようです。

福寿純米吟醸のスペックは以下のとおりです。
原材料:米、米麹
精米歩合:60%
アルコール分:15度
日本酒度:+2.0
酸度:1.4

スペック的には特に変わった点は見当たりません。

まあ、飲んでみましょう。

<実際に飲んでみました>

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まずは冷温で。
口当たりは軽やかで滑らか。大吟醸クラスですね。
甘い、ベタベタな甘さではなく、フルーツのような自然な甘さ、そして桃を思わせる吟醸香。
余韻は長め。まあこれだけ香りが強ければ当然か。

うーん、これは美味い。
純米吟醸というカテゴリーではこれまで飲んだ中で一番美味いかもしれません。

次は常温で。
ちょっと重たくなりますが、風味は冷温とそれほど変わりません。とはいえ、ちょっとぼやけてる感じはあります。
個人的には冷温のほうがシャープで香りがはっきり分かって美味いと思います。

この手のお酒は冷温が定番ですが、一応ぬる燗程度に温めて飲んでみました。
酸味が強く香りは弱まりました。
ギリギリ飲めなくもないですが、あまりおすすめはしません。

なお、公式サイトによれば、「すずきや平目の造り」「車海老の天ぷら」などがおすすめのフードペアリングだそうですが、個人的はこのような派手で自己主張の強いお酒は食中酒としてよりはそのままで味わったほうがいいと思います。

<価格は?入手難度は?>

720mlで1,620円、1800mlで3,240円(税込み)です。

味も大吟醸クラスですが、値段も大吟醸クラスです。
ただ、その価値は十分にあるお酒です。

大阪では比較的見つけやすいお酒ですが、全国的にはどうなのでしょうか?とりあえず入手難度は普通とします。

<どんな時に飲むお酒か?>

ノーベル賞受賞とまではいいませんが、かなりいい時に飲むお酒だと思います。
贈り物にもよいでしょう。

<福寿純米吟醸の特徴のまとめ>

●ノーベル賞の晩餐会でも提供される日本酒
●飲みやすくて甘くてフルティー
●入手難度:普通


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