おすすめ日本酒・焼酎を一人語りするブログ

酒好きアラフォーのおっさんが肝臓を犠牲にして書いてるリアルなレビューサイトです。

木挽BLUEの評価 味は?ノーマル木挽との違いは?

f:id:sakeganomitai:20180120102502j:plain

木挽Blueを飲んだのでレビューします。

2015年に販売開始と比較的新しい焼酎ですが、現在ではほとんどのスーパーで見かける人気商品となっています。
これまで何度か買って飲んだことはあったはずですが、ちょっと他の芋焼酎と味が違うな、というぐらいにしか記憶にありません。
漫然と飲んでいるからそういう浅い感想しか残らないわけで、今回は反省してじっくりと味わってみました。

続きは後ほど。

<概要>

f:id:sakeganomitai:20180120113050j:plain

f:id:sakeganomitai:20180120113104j:plain


「木挽BLUE」は宮崎県にある雲海酒造が製造している芋焼酎です。
雲海酒造はそば焼酎雲海で有名ですが、他に芋焼酎日向木挽や麦焼酎いいともも有名です。

木挽BLUEは酵母に日向灘で採取した「日向灘黒潮酵母」を使用していることが特徴です。

焼酎に黒とか白とか色の名前がつくことは珍しくありません。
例えば、黒霧島、白霧島、赤霧島などです。

しかしBlue=青
がつく焼酎は珍しいと思います。

黒は黒麹、白は白麹、赤は赤芋を意味することが多いですが、青って何?青麹?青芋?
ではなく、日向灘黒潮酵母から連想した海の色なのだと推測されます。

青を貴重としたパッケージはスーパーの棚でも目立ちますし、上手いネーミングだなと思います。

実際に売れているみたいで、どこのスーパーでも見かけます。
この数年に出された芋焼酎の中では最大のヒット商品ではないでしょうか。

それでは肝心の味は?
レビューするのが楽しみです。

<実際に飲んでみました>

f:id:sakeganomitai:20180120113139j:plain

まずはストレートで。

アルコール度数20%の商品なので、ストレートでも比較的飲みやすいです。

あまり芋焼酎っぽい香りはしないですね。
さつま白波みたいなスイートポテトっぽい風味もしません。
若干の苦味がありますが、苦くて飲めないというほどではありません。

なんというか、どことなくフルーティーな香りを感じます。このあたりは海童に近いかもしれません。ただ、全体的に海童より香りは穏やかです。

余韻はストレートで飲んでいることもあってか長く感じますが、さつま白波や海童ほどではありません。ただ、霧島よりは長いです。

風味や余韻などからして、木挽Blueは全体的にスッキリと飲める芋焼酎だと言えます。
このあたりは霧島と同じく宮崎芋焼酎の特徴だと思います。

なお、霧島(白・黒)とはまったく味が違います。
霧島は適度に香ばしく、また酸味が強くてキレがありますが、木挽Bleuはそういうところがありません。

次はロックで。
苦味が引いて香りが引き立ちます。
スッキリして飲みやすいです。おすすめ。

次は氷あり水割りです。
さらにスッキリして飲みやすいですが、香りも薄くなるので焼酎好きの人は水を加えずロックで飲んだほうがいいと思います。

最後はお湯割り。
ほっこりして美味いです。香りが飛ぶということもありません。
悪くない飲み方ですが、個人的にはロックのほうがおすすめです。

<ノーマルな木挽と飲み比べました>

f:id:sakeganomitai:20180120113202j:plain

木挽Blueとノーマルな木挽を飲み比べました。

うーん、似てる。
酵母が違うだけで原料芋や水は同じの焼酎です。よく似た風味になるのは当然かもしれません。
何度か飲み比べてようやく違いを言葉にすることができました。

まず、ノーマル木挽のほうが芋の香りが強いです。弱いですがスイートポテト系の風味がします。
そして、木挽Blueにあるフルーティーな?香りを感じません。

全体的には木挽Blueの方が美味しいと感じました。
ノーマル木挽も美味しいですが、ちょっと個性を感じないので印象が弱いです。

<価格は?入手難度は?>

1.8Lの紙パックの商品はスーパーで1500円程度で売っていることが多いです。
値段的には霧島と同程度です。
この味でこの値段はかなりコスパがいいです。
売れるのも当然だと思います。

どこのスーパーでも見かける商品なので入手は簡単と言えます。

<どんな時に飲むお酒か?>

安いので普段飲みでも使えますが、味は安酒ではないので、ちょっと気取ったシーンでも合う焼酎だと思います。

<木挽BLUEの特徴のまとめ>

●日向灘黒潮酵母使用の芋っぽくない芋焼酎
●スーパーで普通に売られている
●入手難度:易

スポンサードリンク

?

以下は他の方の木挽Blueの体験談です。

日向木挽BLUEを飲んだ感想(40代/女性)

最近、人気女優を使ったテレビCMを見かけるようになりましたが、私が飲んだのは半年以上前。無名の出演者を使った、ナレーションが強く印象を残すCMの頃です。
ブルー!ブルー!と連呼され、見た目に爽やかな青が芋焼酎のクサイ印象を吹き飛ばしていたので、なんとなく、試しに買ってみようと密かに考え、週末にいつも買い物に行くショッピングモールのリカーコーナーで現物を手にしました。

日向灘黒潮酵母使用。はて?黒潮から酵母って?そんなのから焼酎が出来るもんなんだぁ、と日頃気にもしない酵母やらの説明を舐めるように読んでいると、あら以外。他のカップルなのか夫婦なのか、木挽きブルーのコーナーに来た男女二人組のうち、女性が手に取る確率が高い!気になったのは私だけじゃなかったんだ。
この光景を見てすぐに私は、舐めまわすのをやめて安心してカゴに入れることが出来ました。
これには一緒に居た主人もビックリ。

何故ならば私は着るもの、行く場所、食べるもの、滅多に浮気しないんです。そんな私が自ら、しかも一回目でカゴに入れたのだから氷が降るんじゃないかと思ったそうで。
その後は、普段主人が好んでつまみにするサラミやナッツに加えて、私用にチーズも購入し、自宅に帰りました。
私が購入したのは瓶タイプの900ml。度数は20度のみでした。
最近はもっぱらマンゴーやピーチの100%ジュースしか口にしなくなっていたので、瓶の蓋をネジ切った時にはもう、香りで酔いが回るんじゃないかと思っていましたが、、、なんか爽やかー!
まずは水割りにしようと思っていたのに、裏切られました。
これはロックだねー、ってそんな軽さ。しかも香りだけでそう感じたのには脱帽でした。
後は、もうひたすらロックです。

サラダ食べて呑んで、唐揚げ食べて呑んで、チーズ皿に開けてサラミつまんでナッツに手を出して。
感想は、一口目は潮を感じました。名前で騙されたのかもしれません。日向灘黒潮酵母使用。でも、ホントに潮の香りを感じたんです。
芋っこ臭さは皆無。

これは危ないですねー、雲海さんヤバイの造りましたね。
九州でも芋の匂いに抵抗ある人、実は沢山いるんです。沢山の中の、半数は働き盛りの30代男女だと思います。
昔みたいに飲み行くぞーの号令にしたがってくれなくなった昨今、渋々でも参加した人達が、僕も(私も)芋呑めますって言えるようになりそうでちょっと嬉しくなりました。

スポンサードリンク

?