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大金の露(おおかねのつゆ)の感想と評価

大金の露の概説・評価は体験談の後にまとめています。

癖の少ないあっさり目の風味が自然と何杯も楽しめる強味に(40代/男性)

数年前の夏季休暇中、はるばる神奈川からロングドライブし、鹿児島県の大隅地方から宮崎県の都井岬周辺までをマイカーで巡り海釣りを楽しんだ折、志布志周辺に宿を取る機会がありました。その際近隣の酒屋で購入したのが地元酒造産でかなり評判高いと言われる薩摩焼酎、「大金の露」でした。
私の地元では酒屋やリカーショップを含め、あまり見掛けない銘柄。ただ私自身芋焼酎の独特のほんのり甘い香りが好きであり、せっかく芋焼酎の本場に訪れたのだから、と2本程購入して帰ったのです。

早速、お湯割りにして頂いてみたのですが、一番最初に受けた印象が、とても香りが濃いという事でした。身近に購入出来、普段から楽しんでいる芋焼酎のブランドは黒霧島を始め幾つかあるのですが、それらと比べても香りの濃さはかなり甘くて強く、その味わいを大いに期待させるものでした。
実際に口にしてみると、今度は意外にも風味はライトで、芋焼酎独特の癖のある甘味がマイルドに抑えられている感じ。あまりに風味が強いと1杯飲んだだけで「これでいいや」となってしまうのですが、このブランドは不思議と2杯、3杯といけてしまいます。

最初はお湯割りのお湯の量が多過ぎたかも知れない、という考えが頭をよぎったのですが、次に水を加えず、あえてロックでチビチビやってみると、やはり喉越し良く飲み易いという印象は変わらず、ちょっと悪い言い方をすれば、パンチ力がもうちょっとあった方がいいのかな? という、優等生っぽく纏め上げられたイメージを受けました。
ただ変に悪酔いせず手軽に何杯も味わえる、という特徴は、普段から芋焼酎に凝っている人にとって大きな武器になるに違いありません。

風味自体は大変上品。パンチ力に欠ける、と書きましたが、これは知人や友人から貰った他の鹿児島地元ブランドの芋焼酎と比べての話であり、私の住むエリアで気軽に買えるブランドと比べれば十分濃厚。

芋焼酎が苦手な人や焼酎自体が初めてという人への最初のプレゼントとしても最適でしょうし、それらの苦手意識や不安を無くす取っ掛かりとなってくれそうな印象を受けたものです。
2本を飲み干し、家族にも飲み易いと評判だった事もあり、追加購入出来ないかとネットで探したのですが、すぐに製造元の酒造店を含め通販サイトが幾つも見付かり、それ程間を置かず次の分を手配出来たのは幸いでした。

始めは濃厚さが足りない?という印象を受けたのが嘘の様に現在では気に入り、毎週末の晩酌に、ストレス解消も兼ねて香りと風味を堪能しています。

<概説・評価>

「大金の露」は鹿児島県の新平酒造が製造している芋焼酎です。新平酒造では他に「金計佐」などの商品を製造しています。

なめらかな味わいが特徴です。

癖が少ないので、焼酎初心者や芋焼酎がちょっと苦手、という人にはおすすめです。

<価格は?入手難度は?>

価格は1.8Lで2千円ほどです。焼酎としては普通ぐらいです。

珍しいとは言えませんが、スーパーなどでは見かけない商品です。
焼酎好きでも飲んだことがないという人も多いはずなので、ギフトにもいいと思います。

入手するには大きめのリカーショップへ行くか通販で購入するのがいいでしょう。

<大金の露の特徴のまとめ>

●なめらかな味わいが特徴
●癖が少ないので焼酎初心者に特におすすめ
●ギフトにも良い
●入手難度:普通

 

大金の露 芋焼酎 25度 900ml

大金の露 芋焼酎 25度 900ml

  • メーカー: 新平酒造
 

 

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