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獺祭 発泡にごり酒スパークリング50の感想と評価

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獺祭 発泡にごり酒スパークリング50を飲んだのでレビューします。
獺祭純米大吟醸50より少し甘い。しかもスパークリングだから食前酒かというとそうでもない?
詳しくは後ほど。

<獺祭 発泡にごり酒スパークリング50の概要>

獺祭 発泡にごり酒スパークリング50は山口県の旭酒造が製造している日本酒です。

特徴は名前の通り、にごり酒と言うことと、炭酸が入っていることです。

スパークリングというと、澪やひめぜんのような女性向けの低アルコール酒をイメージしますが、獺祭スパークリングのアルコール度数は14%と普通の日本酒と同程度です。
ラベルはピンク色ですが、特に女性向けというわけではないと思います。

なお、このスパークリング50を含む獺祭13種類をまとめた記事も書きました。他の獺祭に興味があれば、是非御覧ください。

www.sakeganomitai.com

<実際に飲んでみました>

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ラベルに「要冷蔵-5℃~+2℃」と書いてあったので、まずは冷蔵庫に入れて、飲む30分前に冷凍庫に入れて更に冷やしました。

開封して、グラスに注ぐとスパークリングなので泡がシュワっと湧いてきます。
シャンパンみたいですが、にごり酒なので乳白色です。

炭酸が抜けたらダメなので、さっさと飲みます。

炭酸はそんなにキツくないです。微炭酸というレベルです。
なお、この炭酸は後から追加したのではなく、発酵中に自然に発生した炭酸だそうです。

にごり酒ということで若干甘いですが、酎ハイによくあるような甘味料的な甘さではなく、お米の自然な甘みです。

スタンダードの獺祭純米大吟醸50と飲み比べてみます。

大吟醸50に比べるとやはり甘いです。
しかし、フルーティーな香りは同じです。
スパークリングだろうがにごり酒だろうが、やっぱり獺祭だなと。

ただ、甘いということと、大吟醸50(アルコール度数16%)に比べると若干アルコール度数が低いということで、獺祭スパークリングのほうが飲みやすいと思います。

スパークリングで甘いお酒ということで、食前酒に向いているのかと思ってましたが、一緒に飲んでいた妻によると、食前酒には向かないらしいです。
アルコール度数が14度もあって、食前酒としては重すぎると。普段日本酒を飲みなれている女性ならいいかもしれないが、そうじゃない人にはキツい、とのことでした。

私としては、別に食前酒でもいいんじゃないかと思いましたが、たしかに日本酒を飲みなれてない人には向かないかもしれません。

では食中酒としてはどうか?

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ちょうど冷蔵庫にソーセージがあったので合わせてみました。

うーん、合わないことないですが、やっぱりちょっと甘いのが気になりますね。
一緒に純米大吟醸50も飲んでましたが、こちらの方が合うと思いました。

獺祭スパークリングは食後にスイーツなどと一緒に合わせるのがよいかと思います。
もしくは、食事に合わせることは考えず、それだけで飲むほうがいいでしょう。

獺祭スパークリングをおすすめする人ですが、どうでしょうか?
●甘いお酒が好きな人
●シャンパンのような炭酸の入ったお酒の好きな人
●かと言って、女性向けの澪やひめぜんは風味や飲みごたえが物足りないと思う人
●普通の獺祭を飲みたいけど、飲みにくいと感じる人

ぐらいでしょうか。

獺祭が好きな人は一度、この少し変わった獺祭も飲んでみると、より獺祭が好きになるかもしれませんね。

ピンクのラベル、甘口で微炭酸。

お子ちゃま向けかと思いきやアルコール度数は14%としっかり日本酒。

これは例えるなら童顔で未成年に間違えられるけど、実は結構歳いってるオネエさんみたいなお酒ですね。

<価格は?入手難度は?>

価格は180mlで486円、360mlで972円、720mlで1,944円です。大吟醸クラスの日本酒なのでこの値段は妥当だと思います(とはいえ、大吟醸50より少し高いです)。
なお、通販でもプレミア価格はついてなくて、普通に定価で買えます。

 獺祭正規取扱店なら置いている確率は高いですが、それ以外のリカーショップではあまり見かけないと商品だと思います。

もし近所に正規取扱店がなければ通販で購入するのもよいでしょう。

<どういうシーンに合うお酒か?>

甘く華やかなお酒ですし、女子会などに持っていくと喜ばれるかもしれません。

オッサンだけの宅飲み会には向かないかもしれません。。

一人で飲むのはどうでしょうか?

しみじみと物思いに耽りながら…、というシーンには全く合わないお酒ですね。

しかし、気分が沈んでいる時なら、こういう華やかなお酒は心を癒やしてくれるに違いありません。

あるいはさらにテンションがあげていきたい時に、このお酒を飲むと華やかを通り越して派手な気分になれるでしょう。

<獺祭 発泡にごり酒スパークリング50の特徴のまとめ>

●獺祭ブランドのスパークリング日本酒
●アルコール度数は普通
●甘くて飲みやすい
●入手難度:普通

以下は他の人の獺祭スパークリング体験談です。

初めての日本酒スパークリング(20代/男性)

少し前から耳にするようになった日本酒のスパークリング。
お酒自体が好きなので、日本酒も好き、シャンパン、スパークリングワインも好きだけど、日本酒がしゅわしゅわしているイメージがどうしても受け入れられないでいました。

そんな食わず嫌いを主張しいていたのですが、先日、誕生日ということで友人と地元のよく行く居酒屋さんに集合することになり、いつも通りのメンバーでいつも通り飲んでいると、お店側からのプレゼントで出てきたのが「獺祭 発泡にごり酒スパークリング50」。

少し高めのシャンパンのようなデザインで、ピンクのラベルに馴染みある「獺祭」の文字。
飲まずに避けてきましたが、お店からのご好意でいただいたものだったので断ることもできず、一口。美味しい。
今まで勝手なイメージで避けてきたことを本当に後悔しました。
私が想像してイメージとは全くかけ離れていて、獺祭本来の柔らかい口当たりや日本酒の甘い風味と発酵による酸味は残しつつ、そこに微炭酸のすっきり感がプラスされていて、味わい深く飲みやすい。気づけばあっという間に飲み干していました。

もともと獺祭は2種類ほど飲んだことがあり、山口県に住む友人からわざわざ送って頂いて、「獺祭 純米大吟醸 50」が自宅に置いてあります。ただ、どうしてもお酒のつまみに左右されることが多いので、和食の時には純米大吟醸を、洋食の時にはスパークリングでと飲み分けようと思っています。

ちなみにお店側には失礼な話ですが、飲み終わった後こっそり金額を調べてみたのですが、思っていたよりも断然リーズナブルで、お買い求めやすい金額です。
私個人としては、今回のような特別な日やお祝い事のプレゼント用にしていこうと思っています。
今までは飲んだことがなかったので、飲んだことがないものをプレゼントするわけにもいかず、敬遠していました。
それ以外でも日本酒が苦手で、普段あまり飲まない方には日本酒デビューのきっかけとしておすすめすることもできると思いますし、日本酒を好んで飲まれる方にもまた新しい日本酒のジャンルとしておすすめできると思います。

今回の「獺祭 発泡にごり酒スパークリング50」以外にも日本酒のスパークリングタイプはあると思うので、これからは率先して飲んでいこうと思っています。

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